テーマ:ひとり言・・?(17662)
カテゴリ:想々徒然
ハロウィンの朝だったろうか・・・
今季初の氷点下(マイナス3℃だった!)を示したのは。 明らかに「秋」ではない外気。 骨の髄までジイ~ンとくる寒気。 今日は雨。 暫く続くらしい。 バンクーバーの雨季が始まるんだよ、これで。 少なくとも・・・・4ヶ月は、これさ。 季節性鬱症=Seasonal Affective Disorder [SAD] 北米では、シアトル(アメリカ)やバンクーバー(カナダ)での発生率が高いようだ。 日照時間が少なく、雨が多い冬期によく見られるってので、 『冬期性鬱病』とも呼ばれている。 なんでも北米における自殺者の数ではシアトル&バンクーバーで1,2を争うとか何とか・・・ どうも、このSADが関係してるんぢゃなかろうか?って事なんだけどね。 いやぁ。 ワカル気がするわ。 だって、ホント。 ジメジメシンシンジトジト・・・だからねぇ。 ココロもともに濡れそぼって、 挙句の果てに凍りつくって感じ。 寒い・・・ってのぢゃなくってね。 お天道様の偉大さを感じるよなぁ。 その点。 ロッキーはさぁ~ 確かに寒いことで言っちゃー、あなた!マイナス40℃とか平気でなっちまうし。 よくヒトが住めるねえ~とか、 同じカナダのおヒトたちにも笑い話にされちまったりするけど、 青空が望めるからなぁ。 晴れ上がった空が拝める日はとりわけ寒いんだけどね。 それから、雨と違って「雪」ってのは~ 音を吸収するでしょ? ソレがなんともいえず好いンだ。 吹雪の様子を・・・「家の中」から、 というカッコつきで眺めるなんてのは、 中々オツなモンなんだよ。 雪の降り方にも色々あるし。 満月の夜の雪明りは、本当に綺麗だよ。 ぁぁ。ぅぅ。 郷愁・・・ バンクーバーは好きな街だ。 だけど・・・ココの冬はねぇ。 そんな話をすると。 だったら「アルバータ(州)」に移れ(帰れ)ば?! そう言ってくるおヒトもいる。 やっぱりここで生まれ育ったヒトからすれば、 愛着があるだろうからねぇ。 だからめったに生粋の「ロコ」にはそんなことは言わないようにしている。 まだ船乗りだったころ。 この時期にサインオフとなり、 とある港町からバンクーバーへ舞い戻った。 6ヶ月ぶりの「陸」(おか)だ。 楽しみぢゃないワケぢゃなかった。 なのに・・・実際はと言うと、 日が経つにつれ、 カラダからどんどん「気」が失われていく様な・・・ 気がつくと、何日も外に出てない。 食べたくない。 寝ても寝ても眠たい。 ・・・他にも色んな症状が出た。 実は、帰ってきて真っ先に聞いたのが・・・ 公私共々お世話になっていたとても親しい方の「死」だった。 乗務している時に知らせるのも、と友人たちは判断したらしい。 その事と、 バンクーバーの「冬」と、 重なり合っちまったというか・・・・・・。 今思い返しても、ぞ~っとなる。 あの「感覚」を今も、覚えている。 まさに「空」「空っぽ」・・・エンプティーなんだよ。 感情のスイッチがどっかへ行っちまったかのような。 「なんだかねぇ、とっても気になるの。 Marsworldちゃんに色々話を聞いて欲しいの。 一人でそこに居ないで、 とにかく、今すぐ!今!今よ! バスに乗ってでもいいからいらっしゃい!」 そう声をかけて呼び寄せてくださったのが・・・ バンフのSおぢのパートナー=このママだった。 不思議なのは、 こちらから何も言ってない、ってコト。 (気だるさだとか・・・「欝っぽい」症状のことに関して) なのに・・・・どうして? アレはかなり無理矢理だったなぁ。 ありがたいことだ。 16時間かけて、バスに揺られ・・・ 山を、谷を、峠を越え、 朝方・・・ぼやけた眼に広がって見えたロッキーの山々。 涙がこぼれた。 それから・・・結構長い期間おぢさんとこのママの所にお世話になった。 少しづつ・・・自分が戻ってきた。 仲間たちと動物たち、何よりも「自然」が癒してくれたんだろうなぁ。 あれ以来。 本当にこの季節が苦手に・・・怖くなったよね。 いや、「季節」っての・・・でもないな。 例の9・11後遺症?もあったし。 ホンのチョッとのバランスの変化・変動で、 ヒトってのは「揺らぐ」モンだ。 どうやって折り合いをつけていくか。 「癖」を知るのもひとつの「手」だし。 リリースさせてあげる方法を、 幾通りか手の内に持つならばシメタモノダ。 弱さ、と言ってしまったらそれまでだけど。 そのお陰で、 大切なコト・モノに気づくことが出来たよぅにも思える。 忘れそうになったら・・・やって来るのかも知れんなぁ~ (やっぱ、怖い!) さ。 いよいよ始まるこの季節。 ・・・どんなんなるンざんしょ?! ニャハ☆ 計画は・・・立ててあるんだ。 ウシシ♪ ともあれ、 「ハタラクヒト」でいられるうちは大丈夫だ! ね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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