テーマ:ニュース(99716)
カテゴリ:悠々徒然
楽天さんのメンテも終了?
オイラも自力整体のあと、 たらふくベーコントマトスープパスタを喰らい、 確りメンテ(惰眠?)完了。 さてさて。 ここバンクーバーでは、 一月前に起こった空港でのRCMP(カナダ連邦警察=Royal Canadian Mounted Police)の、 テーザー銃発砲事件(←是非とも一読を!)が、 取りざたされているのだ。 当初言われていた(RCMPと空港セキュリティー側の)お話しと、 現在明らかにされつつあるその事情に、 大きな違いを認めるにつれ、 やり場のない怒りと、 悲しみが沸き起こるのである。 警察内部のこの手の事件は、 有耶無耶になってしまう事夥しいのは、 彼の国においても同様だろう。 今回、 このビデオ(←Youtubeにアップされた動画)を撮影された方が、 勇気を出してクレームしてくださったからこそ、 こうやって実態を知ることが出来たのだよね。 殺されたロバートさんは、 お母さんが移民として呼び寄せてくれて、 このカナダで第二の人生を生きようとしていた矢先、 無念にもその生を閉ざされてしまった。 言葉も良く分からず。 お母さんが「荷物の出る所で待っていてね」の言葉どおりに、 延々と・・・十時間以上も待っていたらしい。 然しながら、 入国の際、 バゲージエリアはセキュリティー内にある。 お母さんがこのことに気づかなかった(知らなかった)事を誰が責められるか?! 遥々ポーランドからやって来た長旅の疲れと、 言葉が分からない事から来る多大なストレス、 そして不安。 その時の彼のココロをキモチを想像するのは難くない。 他人事なんかでは済まされない。 正直、 上にリンクしてある動画もすべては観られないんだよ。 何故なら、 もう胸が痛くて、 涙が止まらなくなってしまうから。 移民になるくらいだったら何故「英語」が出来ないの? そんな声も聞かれる。 カナダは「移民」事情も色々とあり、 場合によって言葉は斟酌されず移民権がおろされる国なのだ。 したがって、 この場合の疑問点は、 全く持って必要ならざるものである。 まして。 国際空港である。 通訳サービス(ソレも多くの言語の)があって然るべきだし、 実際存在しているのだが、 この時には全く機能されなかったようだ。 これで本当に「オリンピック開催都市」と言えるんだろうか? 私にとって、 いや・・・すべてのカナダに住む者にとっては、 RCMPはカナダの文化の象徴のひとつとして誇りに思っているはずだ。 それが・・・ 「法と秩序を守る」精神はどこへ行っちまったんだよ! なんてこった。 9・11以降。 この種の悲劇がいっそう増えている気がしてならぬ。 私が知っている「カナダ」は・・・? いままで、 たくさんの・・・ 本当にたくさんの有形無形の恩恵を受けてきた。 カナダのオヒトタチには、 公共機関の方だけではなく、 あらゆる人々から助けられてきた。 自分もまた、 少しでもお返ししたいと・・・ かつての仕事柄、 空港や港等に関わってきたが、 職務以外の時でも、 出来る限りの事は(ささやかな手助けだとしても)やってきた。 これは私だけではなかったはずだ・・・ 今回。 誰一人として、 ゲートの外で待っているお母さんを手助けしてくれたヒトがなかったと聞き、 愕然としてしまった。 なんなんだ、これは? 本当にカナダの、 バンクーバー空港で起こった事件なの?! ・・・疑いたくもなるが、 事実は事実だ。 そこから目を背ける訳には行かない。 確りと究明して欲しい。 こんな悲劇は二度と御免だ。 闇に葬ってはいけない事ってのは、 「ある」んだ。 だから、 みんなにもちょっとこの話を知っておいて貰いたかったんだ。 ロバートさんのご冥福をココロより申し上げるとともに、 お母さんはじめご遺族の心中慮る次第だ。 カナダに住む者は、 ファーストネーションズの方々を除いて、 誰も彼もが元を辿れば、 みな移民の「娘」であり「息子」なのだ。 その事を確りと胸に刻んでおきたい。 忘れないでいる・・・・事を忘れないでいようと強く強く!想うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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