小田急電鉄 60000形MSE:特急「あさぎり」
小田急電鉄 60000形MSE:特急「あさぎり」前記事と同じような題名ですが、今回は単独で走る正規の特急「あさぎり」です。国鉄が民営化後の平成3年3月ダイヤ改正において、老朽化したSSEの引退に伴い、「あさぎり」は沼津まで運転区間を延伸した上で、JR線内を特急列車に格上げすることになります。特急列車化に際し、小田急電鉄では新型の20000形RSEを用意するとともに、JR東海でも共通性能を持つ371系電車を導入することになりました。さらに、平成24年3月のダイヤ改正において、バリアフリー法の犠牲となったRSEや371系が引退することになったため、現在のMSE60000形に変更されています。なお、この改正で沼津まで到達していた運転区間が新宿~御殿場に戻ってしまいました。そして、平成30年3月の改正において改名されることになり、ロマンスカー「あさぎり」の歴史に終止符が打たれることになります。平成30年2月17日 豪徳寺駅にて 「あさぎり2号」「あさぎり」は基本的に併結がないため6両編成で運転され、新宿方は付属編成のない貫通型の顔となります。平成30年2月17日 梅ヶ丘駅にて 「あさぎり3号」RSEの引退以来、小田急線への撮影は行っていなかったため、MSEの「あさぎり」は全く撮ったことがありませんでした。あまり縁のない小田急ですが、「あさぎり」ではSSE連絡急行時代に撮影したこともあり、帰りに乗車しています。また、RSE時代にも往きにお別れ乗車を兼ね、1日撮影に興じたこともありました。そんな過去もあり、「あさぎり」最後の形式を記録しないのも勿体ないと思い、1日だけ撮影に出掛けたのがこの2枚の写真です。前記事の『小田急電鉄 60000形MSE:特急「あさぎり/えのしま」』も同じ日のものです。列車そのものが無くなったわけではありませんが、「はこね」と負けないくらいに歴史のある名前でもあり、消滅してしまうのはやはり寂しいものです。しかも、外国人受けな名称であるため、なんか馴染まない感じがしてなりません。小田急電鉄 60000形MSE:特急「あさぎり/えのしま」小田急電鉄 20000形RSE車:特急「あさぎり」小田急電鉄 20000形RSE車:特急「あさぎり」(乗車編)セイコー 小田急線開業95周年記念 特急ロマンスカーMSE ウオッチ 数量限定5,000点