DE103505牽引:城端線 二塚貨物
DE103505牽引:城端線 二塚貨物JR貨物富山機関区に新鋭DD200が配置となり、富山~速星間に設定されていたDE10牽引による貨物列車が令和2年3月14日をもって置換えられ、富山地区からDE10が完全撤退となったそうです。守備範囲ではない遠い地域でのことなので、まったく眼中にありませんでした。自分も「トワイライトエクスプレス」の最後を撮りに行った際、偶然にもDE10牽引の貨物列車を撮ったことを思い出したのですが、「速星って、高山本線?じゃ、私が撮った列車は何?」ということで、記録を掘り起こしてみると城端線乗り入れの通称「二塚貨物」であることを改めて思い出しました。DE10牽引の最後となった通称「速星貨物」ということは・・・「二塚貨物」ってどうなったんだけ?調べてみたら、とっくに廃止になっていたそうです。全然気にも留めていたかったです。※撮影は、平成27年1月24日、小杉~越中大門間にて。DE103505牽引 二塚行 貨物列車バックに立山連峰が写せる場所で特急「北越」などを撮るため、この区間で撮影していました。ちょうど時間が合って二塚貨物を撮影することができました。DE103505牽引 富山貨物ターミナル行 貨物列車比較的に長い時間滞在していたため、返しの列車も撮ることができました。牽引機は往路と同じカマです。持っていたダイヤより早い時間の通過だったので、危なく撮り逃すところでした。この時は、この列車の撮影目的ではなく、数々の列車を本線で撮影しなければならなかったため、城端線まで足を運ぶ余裕はありませんでした。しかし、もはや本線をDEが牽引する貨物列車もかなり少なくなっている現状で、記録できたことは本当に良かったと思います。今回のダイヤ改正がきっかけで調べたところ、この写真を撮影した平成27年9月末をもって二塚貨物はトラック輸送に切り替わり、運転休止となったそうです。そしてそのまま復活することはなく、平成29年4月1日に正式に廃止にとなったらしく、このことは全く認識していませんでした。残念ながら、非電化区間での記録は叶わなかったわけですが、この行程で偶然にも記録することができて良かったです。DE15改造の3500番台の写真も今のところこれだけですから。同機は元JR東日本DE151523で、平成21年に廃車後、同年から翌年に掛けてJR貨物が譲受、DE103505として復活したそうで、改造自体はJR東日本秋田総合車両センターで施行させたそうです。その後、令和3年3月までに廃車となり、翌4年6月に解体されたということです。