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前日の続きです。
まずは、子どもたちを教育し、このような場所に近づけない ことが最も重要です。そして、近所の落書きをすぐに消したり 、放置自転車やゴミはすぐ片付ける。防犯ステッカーなどを貼 り、町ぐるみで活動し、犯罪を許さないという住民の意識をア ピールする。樹木などを切り、見通しを良くして、死角を作ら ない。など、誰かがやってくれるのを待つのではなく、自ら行 動することが必要です。 安全マップなどを作成するPTAなどが全国的に増えていま す。ある調査によると、大人が作成した安全マップを子どもに 見せるだけだと、子どもの記憶には一割しか残らないそうです 。ですから、どんな場所が犯人にとって都合の良い場所なのか を学ばせ、実際に自分達の足を使って地域を回り、インタビュ ーなどしてマップを作成し、さらに下級生に教えたり、発表し たりすると9割が記憶に残るそうです。 また、防犯ブザーは犯人に、近づいたら鳴らすぞ、と持って いることを見せるものです。必ず人の目に付くところにつけ、 ブザーの存在をアピールするのが正しい使い方です。事件に巻 き込まれた時、子どもは冷静にブザーを鳴らすことはできませ ん。たとえ、鳴らしても誰かが近くにいるとは限らないし、人 が駆けつけてくれるとは限りません。さらに、鳴らすことで犯 人を逆上させ、もう殺すしかない、と心理的に追い詰めてしま う可能性があります。実際に奈良の事件では、犯人は手をかま れて逆上し、殺害にいたっています。犯人は、小さい子なら反 抗しないだろうと近づいてくるので、抵抗することが逆効果に なることもあります。 逆にGPSやICタグは隠し持つものです。犯人はGPSを 見つけたら壊すか投げ捨ててしまいます。つまり、ブザーは目 立たせ、GPSは隠し持つのが正しい使い方です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.01 15:16:58
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