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2006年12月01日
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カテゴリ:朝倉遺跡あれこれ

晩秋の諏訪館跡庭園 諏訪館庭園上段の小規模な岩石組
諏訪館跡庭園                   上段の滝石組

一乗谷の中で規模が最も大きく豪壮華麗な庭園といわれる諏訪館跡庭園は、朝倉義景の側室「小少将」の館跡と伝えられる諏訪館跡にあります。朝倉遺跡の湯殿跡、南陽寺跡、義景館跡の3庭園とともに、「一乗谷朝倉氏庭園」の名称で国の特別名勝に昇格指定(平成3年5月)されています。

同庭園は立体的な庭石組を主体に山裾に造られた林泉式庭園です。上段と下段があり、上段は東側にある低い土塁状の斜面を背に、小規模な滝石組と銀閣寺庭園(京都)上段の湧泉石組に似通った石組で構成されています。導水路を通じて取り入れられた谷川の水が上段の滝石組を通り、さらに下段の落差3mの滝石組に勢いよく流れ落ちるように造られています。また、下段中央の滝副石に4m余の巨石を配するなど、全体として豪壮な石組は戦国大名の気風をよく表しており、石組や配石を重視した室町時代末期の庭園様式をよく伝えているという。

一方この庭園は、専門の庭師が当時流布していた作庭書に基づき作庭したといわれており、作庭時期は義景が小少将を側室にした永禄11年(1568)頃と考えられています。諏訪館跡庭園の写真は晩秋に撮りましたが、紅葉だけでなく、付近に咲くサンザンカも綺麗だったのが印象的です。

晩秋に撮った朝倉遺跡の写真50枚をフリーページで紹介しています。これからは福井県ゆかりの新田義貞、 継体天皇に加えて朝倉遺跡のことも少しづつ日記で紹介していく考えです。また、今公開している朝倉遺跡のムービーも近く一新する予定です。朝倉遺跡は有名なのでご存知の方も多いと思うのですが、またお時間のある時にご覧頂ければ幸いです。






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最終更新日  2006年12月01日 13時55分51秒
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