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2006年12月11日
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カテゴリ:朝倉遺跡あれこれ

義景館跡庭園 最古の花壇のある中庭を取り囲むように配置された接客施設跡
義景館跡庭園(正面)      最古の庭園(中央)、常御殿(右)
                  主殿(上)、会所(左)、数奇屋(右下)
                  枯山水平庭(数奇屋上)、園池(左下)


永禄10年(1567)の足利義秋(義昭)の御成りに備えて、急きょ造られたといわれる義景館跡庭園は、館内の東南斜面を背景に造られ、山裾の園地を中心とした部分と、それから西の方に続く中庭で構成されています。園地は小規模で浅く、底には平らな川石がびっしりと敷き詰められており、池水は同斜面高地からつづら折りに流れ落ちる導水路を通じて取り込んでいます。池のまわりは大小さまざまの庭石で護岸されていますが、その中の一部は建物の礎石を兼用していることから、数奇屋(茶室)や会所と一緒に造られたと考えられています。

中庭は、館内最大の建物で城主の日常生活施設である常御殿をはじめ、主殿や会所、数奇屋の接待用各施設に囲まれ、取り外し可能な塀の仕切りを境に、枯山水平庭部と花壇部に分かれています。枯山水平庭は横7.8m、幅3.75m、数奇屋座敷から西側に縁を介して造られており、小砂利が敷かれ、伏石がバランスよく配置されています。

さらにその西側には、取り外し可能な塀の仕切りを境に、日本最古とされる花壇があります。その花壇は常御殿に平行に横長に配置されていることから、主として常御殿からの観賞目的に造られたと考えられています。花壇は幅9・8m、奥行き2.8m、その中には、自然石を2個並べた幅45cmほどの管理用通路が設けられています。そこには戦国時代、キク科やユリ科、アブラナ科の植物の花が咲いていたそうです。

晩秋に撮った朝倉遺跡の写真50枚をフリーページで紹介しています。これからは福井県ゆかりの新田義貞、 継体天皇に加えて朝倉遺跡のことも少しづつ日記で紹介していく考えです。また、今公開している朝倉遺跡のムービーも近く一新する予定です。朝倉遺跡は有名なのでご存知の方も多いと思うのですが、またお時間のある時にご覧頂ければ幸いです。






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最終更新日  2006年12月11日 13時52分32秒
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