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2007年04月22日
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カテゴリ:朝倉遺跡あれこれ

南陽寺跡庭園 南陽寺跡の糸桜

朝倉氏最後の当主、第5代義景は、永禄11年(1568)の春、足利義秋(義昭)を南陽寺に招き、爛漫と咲き誇る糸桜の下で歌会を催したと伝えられ、君が代の 時にあひあう 糸桜 いともかしこき けふのことの葉 という和歌を詠んでさすらいの義秋(義昭)を慰めたという。

南陽寺は、朝倉一族により創建され、3代貞景が再興したと伝えられる尼寺です。その跡は義景館跡から200m東北の山麓高台にあり、そこに残る当時の遺構、南陽寺跡庭園は国の特別名勝に指定されています。同庭園も義景館跡庭園と同様に、足利義秋(義昭)の御成りに備えて急きょ造られたと考えられているようです。

同庭園は敷地の東南山裾に造られており、立石を中心とした石組は湯殿跡庭園に近いとも。一方では石の積み方が諏訪館跡庭園に酷似しているともいわれ、滝添石に挟まれた3段の滝石組など、全体として力強い石組に特徴があるようです。また、滝石組の付近が周辺の地面より高くなっており、水を引くのが難しいとみられることから、もともと庭池は枯池だったと考えられています。

昨年の秋、朝倉遺跡の秋を撮ったときに、南陽寺跡にも行こうと思っていたのですが、熊に注意という看板が出ていたので、糸桜の咲く春まで待つことにしました。写真は今年(2007)3月末に同遺跡へ行った時に撮ったものです。






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最終更新日  2007年04月22日 21時49分11秒
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