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午前、民報「新石川」の編集会議を、編集責任者として主宰。
夜、「しんぶん赤旗」の読みどころをメールで紹介する「よみどこ通信」を送信(復刊)。メールマガジンとまではいきませんが、私の独断と偏見で記事をチョイス。実は、数日前に「復刊します」との予告メールを送っていたものの、できずじまいでした。2人の青年党員から、「佐藤さんまだメールきませんね」「早く送ってください」と思わぬ反応もありました。 いくつか記事を紹介しましたが、文字通り私の独断と偏見で選んだのは、23日から「しんぶん赤旗」日刊紙で連載がはじまった「少子化 いまと明日」の24日の記事。連載第2回のこの記事は、「晩婚化 一生独身とは思わないが」の見出し。民報「新石川」の編集やビラ作成、このサイトの日記の見出しにも苦労していますので、記事の見出しには記事とともに注目しています。見出しにひかれ、大事な内容だと思い、「よみどこ通信」の中にいれました。「しんぶん赤旗」ご購読のいざないとでもいいましょうか、そのさわりを紹介させてください。 ―お正月に帰省した29歳の女性が、母親から「“負け犬“なんていわれるんだから。だれでもいいから結婚して、子どもを産んじゃえばいいじゃない。私も早く孫を見たいわ」といわれたことが耳を離れない、とはじまる記事。 ―「母は私を思っていっているのはよくわかります。私だって一生独身でと思っているわけではない」と彼女。つきあっている男性と「いずれは結婚を」と話すこともあるそうです。 ―「仕事が楽しいし、ずっと続けたい」と話す彼女は、「結婚式まではあこがれるけれど、そのあと続く家庭生活を考えてしまう。なんか女性は損するなあって…。子どもができれば、やっぱり女性の私が残業や出張を断ったり、仕事を休んだりしなくちゃいけませんよね」。 ―結婚相談に25年関わってきた日本青年館結婚相談所長さんのコメント=「適齢期だからとか、女性が親から迫られて何が何でも結婚した時代から見たら、いまの若い人は、自分に手ごたえのある生き方や、信頼と愛情にもとづいた結婚を、自分で納得できなければしないという健康さがあると思います。問題は、恋愛する自由な時間や空間のない働き方や、結婚が個人の自己実現と矛盾するような慣習や制度を解決していくことが必要ではないでしょうか」。 ―次に続くのは、国連・女子差別撤廃委員会の2003年7月の指摘=「日本において、家庭や社会における男女の役割と責任に関し、根深く、硬直的な固定観念が持続し、労働市場における女性の状況、教育の選択、政治・公的分野への参画の低さに反映されている」。 共感とともに、男性の私からすれば、私自身のなかに「根深く、硬直的な固定観念」がないのかどうか、ということも問われているな、とも思います。 後日、二十代前半の青年党員(男性)から、「佐藤さん。あの記事読みましたよ」と声がかかりました。時間がなかったので、どんな感想をもったのか聞けずじまいでしたが、彼はどんな思いでこの記事を読んだのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月02日 17時34分33秒
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