JOGADOR HABILIDOSO

今年の桜は花持ちがよくて、開花から三週間経ってもまだ楽しめる。むしろ若葉の黄緑と残った花びらのピンクが半々で、落ちた花びらが地面にピンクのカーペットを敷き、風が吹けばはらはらと花びらが舞い散る今のほうが美しい。

しかも桜の根元には黄色い菜の花が咲いてて、それらは自然が描いた一枚の「絵画」のよう。人工的に作られた「絵の具」とも違う美しい色彩と、その空間の広がりはまさに地球が生んだ芸術品。思わず記念に一枚となった。

ちょっと歩いて遠出しただけで、いろんな感動に逢えるもんだ。車で移動してたらきっと見過ごしてしまうような光景、同じ道でも季節によって変える表情。別にわざわざ金や時間を掛けて旅行なんてしなくても、身近にたくさん「スポット」がある。

ただ、やっぱ最近近所でネコを見かけなくなったのが寂しい…。元気にしているんだろうか。