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とんぼ玉工房「MASUMI」ますみのとんぼ玉日記

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2011年09月30日
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2011.9.30blog1.jpg

今回の記事は、今日一緒に書いている記事と連動していますので、宜しければコチラの記事もご覧ください。

またまた、アスペルガー症候群を採り上げている本のご紹介です。
今回、アスペルガー症候群の本人が書いている本です。

『アスペルガー症候群だっていいじゃない』。
このタイトルも、わたしはいろいろな捉え方をしました。

『○○でもいい』ってことは、この障害の人は、やはり社会から煙たがられてる。
よく思われていない。

しかしそれでも、当事者なりの優しさを感じられました。
一番、今までではわたしが納得出来たのが、この本です。

わたしは、発達障害の人は幸せにならないのかな……と嘆いています。
そんな気持ちや当事者にしか分からない嘆き、でも前を向いている心情が、ここにちゃんと書かれています。
このような内容は、やはり、当事者にしか書けません。

発達障害を知ってるつもりで何気に傷つけるような、どこかの専門家や周囲の人が書いてる本とは、全く違います。
まあ、大半はそんなつもりはないでしょうが。

2011.9.30blog2.jpg

やはり当事者の書く本です。
この本は当事者の方に特に強くおすすめします。
もちろん、周囲の方々にもおすすめです。

ただしAmazonを見ると、否定的な意見もあります。
字が細かすぎるとか……。
わたしはそれほど気になりませんが。

実はこの本は、元々はブログです。
しーたさんが書いている、
『私はアスペルガー症候群でしーた』
上記のブログが本になったというモノなのです。(現在は移転しているようです)

この本の記事の中で、印象深かった記事を挙げます。
アスペルガー症候群の人と、普通の人との違いを、イソップ物語で有名な『ウサギとカメ』で、分かりやすく例えたものです。

アスペルガー症候群のわたしは、カメ。
定型発達(いわゆる、普通の人たち)の人たちは、ウサギ。
カメのわたしは、いつでもウサギに馬鹿にされていた。
わたしは必死に努力して、怠けずにがんばった。

でも、実はわたしは、『ウミガメ』だった。

ウミガメは、海の中では泳ぐのが取っても速くて。
ウサギは海ではおぼれてしまう。

気が付けば、周りのウサギたちは海でおぼれていた。
でもわたしは、サボっているように見えて、ウサギを速く泳げとけなしていた。
それは心無いことだったと反省した。

たとえカメでも、海の中(得意分野)なら、速く泳ぐことが出来る。
でも、ウサギは陸上で走ることを、カメに強要することが多い。
それがキツい。

どうでしょうか。
うまく例えていらっしゃいますよね!
しーたさんは、他にも分かりやすい例え話をしています。
わたしは少なくとも、この記事で自身を持てたというか、希望が少し湧いてくると思いました。

特に、左と右が分かりにくいというのも、電話で話を聞き漏らすというのも、とても共通すると思いました。

でも、それほど共通しない部分もありました。
しーたさんは、
「車の運転はとんでもない!
怖い、嫌い!
突然いろいろ飛び出すし、何が起こるのかわからない!
でも、電車はその点、同じところを走るし、いきなり人が飛び出すことはまずないし、予定外がない。
駅弁も美味しいし安全♪(*^_^*)」
と、そう言っています。

でもこれ、わたしはけっこう違います。
上記のしーたさんの意見は、納得できる部分も多いけど……。

いえいえ、電車、予定外だらけよ?
まず、電車は、遅延がありますからね!(-_-;)
わたしのお世話になってる、京浜東北線と埼京線なんて、しょっちゅう遅延です。
武蔵野線なんて、ちょっとしたことで運転を見合わせます。

特に秋葉原駅のホームでは、とつぜん
「プオ~~~~!!!」
と、大きな音を出してビクッとしてしまいます。(>_<)

電車は、大地震では止まってしまうでしょう。
でも父は、3月12日に車で、わたしを会社まで迎えに来てくれたんですよ。
これって車だから融通が利くのですよ。
車って、すごい乗り物だと思います。

でも確かに、わたしも車運転は好きでも、黄色信号がどうも苦手だし、右折のタイミングが分からないし、同じ道にこだわるし、工事していると混乱するし。
確かにって感じです。

どうですか。
やはり、発達障害の人は、みんな違います。

今は、このようなアスペルガー症候群の本は、たくさん存在します。
わたしが2010年1月にアスペルガーと診断を受けた直後と現在を比べても、大人のアスペルガー症候群の本も、ずいぶんと多くなりました。

でも同時に、
『アスペルガーの人というのは、こういうものだ』
(例えばいつも空気が読めないとか)と、見られてしまう危険度が高まってきたというのがあります。
悪いところばかりしか、注目されなくなってしまう。
これは、わたしのような当事者には苦しいことです。

「(空気を)読めるときもあるのに、なんでそういう風にしか見てくれないのかな」
という、憤りを感じることが出てきたのです。
これは、人それぞれで、中にはいつも読めないような感じの人も、いるかもしれませんが。

本の情報は、あくまでも『目安である』。
そう考えなければ、本人も周りの人も辛いと思います。

わたしの場合は、特に当事者なので、いろいろ調べましたが、そのうちこのような本を読むのが嫌になってきました。

やはり、アスペルガー症候群の当事者は、先ずは当事者の書いた本を読むのが一番ではないかと思います。
というのも、当事者ではない人が書いている本ですと、どうも障害の悪いところしか挙げていない内容ばかりで、段々、読んでいると嫌になってくるのです。(T_T)
周囲の人は、周囲の人が書いた本を読むとか。

ですから、今回のこの本は、今までのアスペルガー症候群の本の中で、わたしにとって一番希望が持てて、前向きになれた本です。

他の当事者の方にも、大いにお勧めします!(*^。^*)
何しろ、嘘がありませんからね。
ぜひ、読んでみてください!

では次回、こうご期待!

 

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最終更新日  2011年10月01日 00時21分11秒
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