テーマ:フィギュアスケート(3613)
カテゴリ:フィギュアスケート
「0.17」
スゴいですね。この点差。ジャッジが意識して出来るような差じゃないですね。 鈴木が滑ったあと、あの点数が出るまで、出たときの心境は、特別ファンでは無い僕でも想像できるぐらい痺れる場面でした。 何点以上なら、というのはコーチ辺りは分かっていたでしょうが、あそこまで僅差だと即座に計算出来なかったでしょうね。 まぁ、勢いというのでは無いかもしれませんが、ピークがこの時期に来たというのが鈴木の努力の賜物であり、運のよさでもありますね。 だからと言って中野が努力をしなかったって事じゃありません。ただ、不運だった事は間違いないですね。 それは中野が今の強い日本フィギュアスケート女子の中にいたこと、そしてそのポジション。 爆発的な強さがあるわけではないが、安定した成績を残せ、浅田・安藤に次ぐ3番手。それ以上でもそれ以下でもないポジション。 ところが、その3番手を追い詰める選手がいなかった。結果的にはいたんですが、少なくとも今シーズンが始まるまではいなかった。 そこへ急に鈴木という選手が出てきた。昨年から実力者として名前こそ出ていたけれど、まだ脅かすほどの選手ではなかった。 その鈴木に昨シーズンまで安泰だったポジションを脅かされ、グランプリシリーズでは先を越され、最後には逃げ切られた。 スポーツの世界、勝負の世界では良くあることではありますが、今回もその一つの例です。 もし今日2位だったら代表になれたかどうかはわかりませんが、中野がベストの滑りをしていれば浅田に迫るぐらいの点は出たでしょう。 でも、それが今日の試合で出なかった。グランプリシリーズでも出なかった。これが彼女の今の実力であり、運命なんでしょう。 4年前の一件からして、中野に五輪に行かせてあげたいという気持ちもあるのですが、これが勝負ですからね。 強いのに、実力があるのに五輪に縁の無い選手っているんですが、彼女もその一人になりました。 鈴木には中野の想いも背負ってバンクーバーで戦って来てもらいたいと思いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2009年の世界選手権には浅田選手、安藤選手、村主選手が出場しました。
ですから残念ながら中野選手は出場していませんので3枠獲得に直接的には関わっていません。 しかし、2009年の世界選手権の3枠は2008年の世界選手権で浅田選手と中野選手の二人が頑張ってとったものですので、この3枠があったから3人が出場でき、オリンピックの3枠を獲得することができたと考えれば間接的には貢献していることになるのかもしれません。 中野選手は世界選手権の代表に選ばれていましたのでそちらのほうで頑張っていただきたいと思います。 それにしても、今年は素晴らしい全日本選手権でした。 (2009/12/28 10:46:38 PM)
スケートファンさん
大変申し訳ございません。てっきり中野が出場していたものと勘違いしておりました。先ほどご指摘の部分に修正を加えさせていただきました。こんなブログですがよろしければまた見ていただければと思います。失礼いたしました。 (2009/12/29 10:17:38 PM) |
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