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'07年09月



平林真友未 with 齋藤敬司(A.Gt, E.Gt & Vo. )&Shun (Electronics)
@豊橋・HOUSE of CRAZY

2007年9月2日(日)9:00pm~

<演奏曲目>
1. Umi~2007 
2. 魂の記憶(ピアノ弾き語り)  
3. This Masquerade 
4. Moon butterfly 
5. Sunny day   
6. 風が渡る、愛になるfeaturing 齋藤敬司




新生・平林真友未

今年3月初めて、ライブハウス・HOUSE of CRAZYを訪れてから、
速いもので半年が経とうとしています。
いや…まだ半年?!
そう、ここで流れる時間は、私にとって素晴らしく濃厚で、充実したものなのです。そしてここでの出逢いから私が学んだこと、気づいたことは、はかり知れない。

今、本当に幸せ。

CRAZY-1
Photo by Shun

音楽は私にとって、自分の表現手段、メッセージする方法であるだけでなく、自分と向き合う鏡になったり、ある時は自分の分身になったり、ある時は永遠の恋人になったり、エネルギーの源泉になったり、生きる上で欠かせないものであることは確かなのだけれど、時として、何か得体の知れない怪物のように思うこともしばしばでした。
だってそうでしょ?
音楽の持つ魔力は、時に私を幸せにするけれど、苦しめることだってある。『音楽さえ、この世に存在しなければ、もっと楽に生きられるのに。どうして愛してしまったんだろう。でも、あなたなしでは生きていけない』…?まるで、浮気な恋人に囁くような台詞。

そんな音楽と、やっと…ちょっと良い関係を築いていけそうな、そんな予感なのです。

CRAZY-2
Photo by ぴろみ

It's NEW!?、Sheila、chaka-chaka、Mayumi…今まで色々名前を変えながら、活動を進めて来たけれど、今年私は改めて『平林真友未』の名前で活動しています。

そう…新生・平林真友未。
今までピアノ弾き語りをベースに色々試行錯誤を積み重ねてきて、
沢山の出逢いの中で、多くの刺激を得て、育まれて。自分が発信したいメッセージや世界観を育てていく中で、自分自身の成長もあったんだなぁって感じています。そして、発信したい音・作品が、より鮮明に、より確実になって来ています。

CRAZY-5
Photo by ぴろみ

今までやって来た活動ひとつひとつが、全部栄養になって、今の音に「うまみ成分」として凝縮されている。(笑)そんな気分です。


CRAZY-3
Photo by ぴろみ

この日、以前から何度か一緒に演奏していたElectronics(Shun)に、新しくギターの齋藤敬司さんがジョイン。

CRAZY-4
Photo by ぴろみ

とてもリラックスした温かいムードの中で、新生・平林真友未の音を届けることができたように思います。共演した齋藤さん、Shunに感謝感謝♪そしてこの日、聴いて下さった皆様、本当にありがとう。

CRAZY-6
Photo by ぴろみ



今回のステージで一番楽しかったのは、齋藤敬司さんのアコースティック・ギターの伴奏で、「風が渡る、愛になる」を歌ったこと。普段ピアノ弾き語りをしている私は、立って歌うことは殆どありませんが、この曲は本当に気持良かった。

CRAZY-7
Photo by ぴろみちゃん

あとから、リスナーの方に「聴いてるこちらは、もっと気持良かったですよ」と言ってもらえて、嬉しかったなぁ…。

「風が渡る、愛になる」は、私自身とても気に入っている歌なのですが、ピアノで歌うと、何かが違う…って思っていました。「私じゃなくて、他のひとに歌ってもらったほうがいいのあかぁ…」と、密かに悩んだりして(苦笑)今回、齋藤さんの申し出で、アコースティック・ギターで歌う機会を得たのですが、自分が描きたかったのは、これだ!って。歌った瞬間に思いました。この曲の持つ世界観を、自分の声で、無理なく自然に描けたことが、喜びでした。
長く大切に歌っていきたい1曲です。

CRAZY-8
Photo by ぴろみちゃん

そして、もう一つ気づいたこと。風を表現するのって、ピアノではなく、ギターなんだなって。インスピレーションを与えてくれた齋藤さん、感謝しています♪

今回のステージは、これからの私の音楽活動のターニングポイントになったように思います。
House of Crazyの松崎さん、そして共演してくれた齋藤さん、Shun,
そしてこの日、同じ時間を共有して下さった皆さん、どうもありがとう!



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