テーマ:たわごと(26740)
カテゴリ:私のつぶやき
知らず知らずのうちに集まった”風呂敷”や”手拭い”。 贈り物として頂いたモノ、自分で買い求めたモノ、 それぞれ半分ずつと言ったところかな。 手拭いなら「かまわぬ」のモノが、 風呂敷なら「板谷なおみ」さんの作品が個人的に大好きです。 和柄って本当に美しい~。そして不思議と癒される・・・。 2ヶ月前くらいだったろうか。。。 久しぶりに他州に住む義理の妹家族と会う機会があり、 楽しい週末を過ごして来た。 朝食後にコーヒーを飲みながら、あれこれと他愛のない話をしていた中で 会話の流れから来年の大統領選挙の話題になり。。。 ”歴代の大統領はスピーチの後に必ず、 「God Bless America」って言葉で〆るけれど、 これがもしもクリスチャンじゃなくて 別の宗教の信者だったらどうするんだろう? それでもやはりあのキメ言葉を言わなければいけないんだろうか?” と、いつもちょっとだけ疑問に感じていた私は 政治と宗教の関わりは何とな~く、全く無関係ではないような 印象を持っている・・・・けれど、どんなものなのでしょう?! その後、話題は宗教の方に流れ、義理の妹から 「日本の大方の信仰する宗派は何?」と聞かれた。 ・・・はて、ここで私の頭の中に浮かんだのが”仏教”と”神道”。 ただ、残念ながらこの二つの違いを 義妹にはっきり明確に説明する事ができなかった・・・・。 これまでちゃんと考えてみた事も、疑問に感じたこともなかったし、 ちゃんとした違いを区別する事が私には難しかった。 そこで義妹はまた聞く。 「キリスト教ではジーザスという神がいるけれど、 日本の宗教でもそういう存在の人がいるの? つまり私達の信仰するのは唯一無二の神だけど、日本では複数いるの?」 お釈迦様のような気もするし、でもお墓参りに行けば 先祖に手を合わせるし、神社でも拝んだりする・・・ う~~ん、よく分からない。 仏教だけでも宗派はたくさんあるし。 日本では、何百年も生きている大木には命が宿っているため、 むやみやたらに切り倒しちゃいけないとか、 山に入る時は”山の神様”を拝んでから入山するとか、 地鎮祭はその土地の神様を鎮めるために新築の際に行われているし、 森の神様、海の神様、山の神様という”自然崇拝”の心があり、 そういった義妹にはきっと簡単には理解できないような 考え方があることは確かだと思う。 お盆には亡くなった魂が還って来る日だから家族皆でそれを迎えたり、 虫や動物にも前世があるとか、あるいは蛍は亡くなった人の魂が 乗り移ったものだから大切に扱うべきだとか、 ”祖先崇拝”の心も普通に受け入れられている。 それを聞いた義妹は、とても不思議そうな、興味深そうな顔をしていた。 時々、「あなたの信仰する宗教は何?」と こちらで聞かれることがあるけれど、答えに詰まってしまう。 仏教でも神道と言ってもいいところだけれど、でもクリスチャンのように 意識的に教会へ通い、熱心な宗教活動をしているわけでもないし。 ほぼ”無宗教”と言ってもいいほどでは?!と思ったりもする。 ちなみに私の友人で、クリスチャンになり洗礼を受けた人がいるが、 それ以来、実家のお盆のお墓参りも一切しなくなったと言っていた。 だから神社やお寺にも行かない。 相異なる神が自分の中で争う事に耐えられず、 強く信仰する方への忠誠を誓うため、徹底した行動をしたわけだが、 さすがに家族からの理解はなかなか得られていないと苦笑いをしていた。 さて、話を戻して。。。。 調べてみたら、私の疑問を解決すべく(?) こんな分かりやすい説明を見つけた。 ******************* 正月は神社に行けば貴方は神道派です。 お盆に寺・墓参りをすれば仏教派です。 でも多くの家では神棚と仏壇が何の矛盾もなく置かれてます。 (神棚は仏壇より上にある)日本人は宗教人として 寺社に参拝するのでしょうか? 祖先の墓参り、神明神社での結婚式、正月の寺社めぐり、 七福神めぐりと外国人から見ればまるで不可解な行動です。 でも日本人はこれらの行動に全く矛盾を感じてません。 これが日本の本地垂迹(神と仏を同時に祀る)。 日本は多神教で西洋の一神教との違いです。 一神教では絶対神で神は一つでしかないのです。 日本での神仏習合はありえない事です。 日本の神道と仏教が単に習合でなく本地垂迹の文化なのです。 ********************* ・・・なるほど~。 全くもって勉強不足でした(大汗) あやふやな知識や情報だけで、あれこれと推測しながら話すのは 本当に冷や汗もの。 お義母さんが常にモットーにしていること、 「他人とは政治と宗教のことは話題にしない」。 ・・・この言葉、私も肝に銘じておこう(苦笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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