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宮崎県での動物愛護活動記録 その1

宮崎県での動物愛護活動記録 その1

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2007.04.01
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カテゴリ:日々の活動

昨日は、月末の慌しさも終わり、お昼に会社でのんびり掃除をしていたら

会員さんから「SOS」のメールが入りました。

「道路で事故にあった猫を発見しました、

後ろ足が折れていて歩けないのに、保護しようとしたら、逃げてしまいました。

保護したいと思いますのでお手伝いできたらお願いします」

場所が私の会社からは4~50分もある佐土原町なので

近くの会員さんにお電話してお手伝いをお願いしました。

快く駆けつけてくださいました会員さんに感謝感謝です。 

私が遅れて現場に着くと、事故にあった猫ちゃんは

無人の会社内の排水溝の中に潜り込んでしまっていました雫 

幸い水はないのですが、人の手が入らない奥深くにいます。

何とか、排水溝にバスタオルとダンボール箱などを詰めこんで、

動かない猫ちゃんを反対側まで押し出し 1時間かけて保護、

無断侵入で、排水溝の鉄蓋を外す私達は、最近流行の鉄泥棒のようでした・・・。

 

保護した猫ちゃんはその風貌と激しい威嚇からノラ猫ちゃんのようです。

土曜の夕方ですが、幸いにもお世話になっている動物病院が診察してくださることに、

威嚇が激しいノラ猫は、正直診察して下さる病院探しも難しい場合があるのです。 

 

麻酔が効くまでの間も、猫ちゃんの激しい威嚇が続きます・・・、

仕方ないですよね、大怪我して、怖い人間に無理やり捕獲され、

この数時間は猫ちゃんにとって、恐怖の連続だったと想像できます。 

 

レントゲンを撮る前に先生と治療について話し合いました。

もし、足だけでなく、腰椎や内臓に損傷があれば「安楽死」も考えることを・・・。

DSCF0647.JPG

レントゲンの結果、怪我は両足の3ヶ所が骨折していました。

治療費のこと、2箇所はポッキリ折れているので手術が必要なこと、その方法、

ノラ猫なので、手術が終ってトイレなどのケアー、治療をさせてくれるかなど

先生と会員さんと時間を掛けて相談しました。

その中には、「安楽死」の選択も入っていました。

この活動をしていれば、いつかは経験する「安楽死」、

私はまだ、経験が浅いので、なかなか選択することが出来ません涙ぽろり

でも、保護した自分達がケアー出来ないのなら、

現実問題としてそれも選択しないといけない場合があるのですよね・・・。

 

それでも、この仔が自分の猫だったら・・・と考えてしまうのです、

この仔も好きでノラ猫をしているのではないのに・・・と。 

 

今回は、発見した会員さんの

「治療費は自分で払いますのでお願いします!」の決断で 

手術、治療をすることにしました。

治療を引き受けて下さった先生とスタッフさんに本当に感謝です。

 

今月は、トラバサミに鋏まれた黒猫ちゃん、

この事故の猫ちゃんと大きな治療費が掛かります。

会員さん個人の負担では金額が大きいので少しでも寄付にて補えればと思います。

そして、これからの時期はたくさんの子猫たちが保護されます。

ひとつでも多くの命を救うために

少しでも皆様のご協力と寄付金を頂けますと助かります。

寄付金のお振込みは、ホームページこちらからからお願いいたします。

トラバサミの猫ちゃんと交通事故の猫ちゃん宛ての寄付金は、

振込用紙の通信欄に「事故の猫たちへ」と記入ください。

通常の寄付金とは分けて、この猫ちゃん達の治療費に充てさせて頂きます。 

 

30日に読んだ、Wan lifeの島田さんのブログ

最近、ずっと私も考えていた事が書かれていて感動したので

ご紹介させて頂きます。

 

-島田さんのブログより-

「目の前の1頭を助けられずに後の100頭は助けられない」

 

もちろん目先の事ばかりにとらわれて「かわいそう

だけでは何も変わりません

先の事も考えて行動を起こさないといけません

ある先生が言ってた言葉ですが

お風呂の湯ぶねを想像してください

蛇口からお水が出ています

湯ぶねに入りきらない水は溢れます

この溢れた水が「処分される動物です」

蛇口をひねってお水を止めないといつまで経ってもお水は溢れます

このお話をしてくれた先生は蛇口をひねる活動をしています

私は溢れたお水をすくいながら蛇口をひねろうと思います

 

処分は最後の最後の本当に最後の手段です

動物達は

「こんなに酷い事をされるなら死にたい」

と思う事はありません

生きようとしています

 

諦めたらそこで終わりです

 

 

私たちも溢れた水をすくいながら蛇口をひねろうとしています。

でも、無理な姿勢でも頑張っていると

一緒に蛇口をしめようとたくさんの方が協力してくれるようになります。

 

ひとりでは、何も出来ません。

昨日は、私も会員さんもとてもそれを実感した1日でした。

駆けつけて下さった会員さん、病院の皆さんありがとうございました。

そして、いつも会を支えてくださる皆様に感謝申し上げます。

 






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Last updated  2007.05.20 20:46:28
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