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(続きから)
弓張岳から車を走らせて佐世保湾の西側へ、 目指すのは九十九島がよく見えるという展海峰という展望台です。 佐世保の街から思った以上に近くて、あっさりと付いてしまいました。 展望台へ登って、いざ見晴します。 目の前には青い海と緑で覆われた大小様々な沢山の島々が広がっていました。 懸念だった天候は、上手い具合にこちらでは晴れ間が見えてくれました。 お陰で、遠くに平戸や佐世保富士とも呼ばれる烏帽子岳も見る事が出来ました。 さて、こちらの場所も・・・ 「ブレイブウイッチーズ」の1話に出てくる場所なんですよね。 実際の風景とアニメの景色が全く同じです。 視点を東側に移すと・・・ 宿泊して少し前まで居た、弓張岳や、 少し遠いですが、佐世保港の艦艇も眺める事が出来ました。 ホテルを出る時は小雨も覚悟していたので、意外に晴れ間が出てくれて素敵な景観を楽しむ事が出来ました。 折角なので、展海峰の少し先にあった九十九島観光公園の方にも立ち寄ってみました。 こちらからも綺麗な海と島々の風景を見る事が出来ましたよ。 この後の目的地は針尾送信所だったりするのですが、その前に旅行前の下準備の時に少し気になっていた場所へ行く事にしました。 来た道を戻って、佐世保市街の北西へ。 道の駅、させぼっくす99. 護衛艦「くらま」の鐘が目立つ場所に設置されていました。 お店の前には、佐世保競輪の萌えキャラユニットの1人である、九十九島凪海というキャラがコスプレしているパネルが3枚置かれていました。 そういえばこの近くでは、水陸機動団が所属している陸上自衛隊の基地の前も通りましたね。 道の駅に寄ったのは、こちらでもハンバーガーやカレーを食べれるというのもあったのですが、まだお昼には早い時間だったので、佐世保のお土産をいくつか物色して購入する事にしました。 道の駅近くにある高速道路から、一度佐世保を離れて長崎方面へ向かう道へ。 針尾送信所跡と、それが見える西海橋公園へと移動するのですが、一度道を間違えてハウステンボスの近くへと入ってしまいました。 ハウステンボスへは今回の行程では全く考慮していなかったのですが、長崎・佐世保といえばハウステンボスは超メジャーな場所なので、入口の外観だけでも見れたのは結果的に良い思い出になりましたね。 何もないような田舎風景の先に、突然巨大な洋風建築が見えたのは、少し驚きましたから。 大周りとなりましたが、無事に西海橋公園に到着して、2つある橋の内の新西海橋へ。 橋が掛かる場所は針尾瀬戸という場所で渦潮が見られる観光スポットらしいです。 この時は渦は見れなかったのですが、それを見る為に新西海橋には車道の下に歩行者用の通路が作られていて、そこを歩いて行きます。 橋の近くからは、針尾送信所の巨大な3本の電信柱を見る事が出来ました。 天気の方は・・・少し前から小雨が降り出していて、どんよりとした雰囲気になってしまっています。 遊歩道を歩いていきます。 南側には西海橋が見えますが、私の目的は反対側の、 針尾送信所、そして針尾瀬戸に浮かぶ小島。 弁天島灯台。 こちらも「ブレイブウィッチーズ」の劇中に登場しているんですよね。 試験飛行中にひかりが競争相手の三隅と衝突して墜落する場面。 劇中では雨が降る荒れた天候でしたので、逆にここで小雨が降るのも有る意味リアリティのある聖地巡礼気分を味わえました。 遊歩道を降りて車に戻る途中、上空を通過していくヘリに遭遇しました。 形状からして自衛隊機かな?と思って撮影。 西海橋から国道202号線を少し北上して針尾送信所跡へ向う途中、 一度地図を再確認しようと車を停車させていると、再び上空にヘリがやってくる音が聞こえたので外へ。 飛んでいたのは海上自衛隊の哨戒ヘリ、SH-60Jでしょうか? 機首の方に99と描かれていました。 暫く車を走らせるて、針尾送信所跡に到着。 3本の電波塔の内、内部が公開されている3号塔へ。 内部には錆付いた機械の名残らしき物が。 そして高く伸びる柱のような物と梯子がありました。 その上部へは、遥かなる高みにも感じました。 3号塔の横からは、針尾瀬戸を挟んで先程まで居た新西海橋と、 弁天島を見る事も出来ました。 3号塔の側にあったこれは、見張代の跡だとか。 それにしても、本当に見上げると高いコンクリートの塔ですね。 作られたのは大正時代だそうで、戦前の物では日本一の高さとか。 向こうには1号塔、 その手前(3本の塔の中心)には、現在の送信所。 海上自衛隊と海上保安庁が管理しているそうです。 その先にかつての送信所跡が残されていました。 こちらも「ブレイブウィッチーズ」に登場して、ひかりのお父さんの勤務先になっていましたね。 現在、見えているのはかつての2階部分で1階部分は埋められてしまっているので、アニメの劇中とは少し違った雰囲気。 1階部分には別の入口からほんの少しだけ入って見学する事が出来ました。 ただ何も無い、本当に廃墟な雰囲気でしたが。 さっと送信所跡を見学して国道へ戻る途中に見かけた景色。 本当に巨大な無線塔が3本生えているので、付近からは何処に居ても良く見えますね。 国道近くの道で、これも「ブレイブウィッチーズ」の背景の元ネタらしい場所へ。 確かに電線が左右違うだけで、小道と遠くに見える電波塔の位置関係がそっくりでした。 ひかりがお父さんへお弁当を届ける為にこの道を走っていったと思うと胸熱ですね。 これで想定していた「ブレイブウィッチーズ」聖地巡礼は終了。 近くには、ひかりが海渡りをした入江や神社らしき場所もあるそうなのですが、どうも土地勘の無い人間が行くには難易度が高そうなのと、神社(祠?)の形状が劇中とは結構違っているのが気になったのでスルーしました。 この段階で時刻は12時を過ぎた所。 このまま広島まで戻るのは少し勿体無いなぁと思い、佐世保市街で前日に行かなかった場所をいくつか回る事にしました。 佐世保駅から程近い場所にある、福石観音清岩寺。 こちらにお参りして今回の旅の成功への感謝の念を伝えました。 そして長崎初のお寺の御朱印も頂きました♪ 尚、こちらの裏手の山には平戸八景の一つである五百羅漢像が洞窟にあるそうなのですが、途中の道の整備状態があまりよく無く、道もはっきりと判らなかったので途中で行くのを断念しました・・・ お昼ご飯は前日のでは少し物足りなかったので、再び海自カレーにしようと決めて、佐世保港近くの駐車場へと移動。 佐世保港に朝入港して国際ターミナルに停泊している船を見てびっくり、 何処の船かと思いきや、飛鳥IIではありませんか!? ひゅうが型護衛艦や強襲揚陸艦「アメリカ」よりも遥かに大きい船体は、近くで見るとより迫力を感じました。 しかも何かの偶然なのかこの船、帰ってから同僚に聞いて知ったのですが前日の寄港地は岩国だったとか。 横浜→和歌山→神戸→岩国→佐世保→高知→横浜、というコースだったそうです(但し台風の影響でいくつかの寄港地はカットされたらしい) しかし個人的興味は圧倒的に軍艦なので、3度目となる倉島岸壁を見に移動。 前日には練習艦2隻、護衛艦2隻、掃海艇2隻だったのですが・・・ 今回は護衛艦と掃海艇が1隻づつになっていました。 私が佐世保近郊をあちこち巡っている内に、「かしま」「しまかぜ」の練習艦隊は出港してしまったようです。 残っているのはDD-108護衛艦「あけぼの」と、 MSC602掃海艇「やくしま」 「やくしま」が居るという事は、ホテルから見た出航したのは「たかしま」だったのですね。 この後は佐世保駅の方へと戻って、 肉バル「にはち」にて、補給艦「おうみ」のカレー、 更に少し歩いて「JIGGERBAR ANCHOR CLUB」というバーにて、護衛艦「すずつき」のカレーを頂きました。 どちらも大きめのお肉が入っていて美味しかったです。 これで前日の「いせ」、この日の「おうみ」「すずつき」と、今回の旅路で見かけた艦船の中でも印象に残った船のカレーを3隻分食べました。 カレーを2軒はしごしてお腹を満たしたので、港に戻ってきたのは15時半、 すっかり見慣れてしまったこの景色とも、そろそろお別れです。 最後に、やはりイージス護衛艦の姿を目に焼き付けて、佐世保を後にしました。 今回のお土産は、佐世保アーケード街の艦これパネルのあったお店と道の駅「させぼっくす99」で購入。 レトルトカレーや長崎のお酒を持ち帰りました。 あ、長崎といえばカステラも外せないなぁと思い、文明堂のカステラも自宅用にと買いましたね。 という訳で、1泊2日の佐世保ドライブ旅行でした。 私的に4カ所目の海上自衛隊の基地として、ずっと前からいつか行こうと思っていましたが、逆にいつでも行けるという思いもあってなかなか実現しませんでした。 でもコロナ渦で電車を使った旅はまだ避けたかったのと、今年夏に舞鶴を再訪した事に後押しされてついに佐世保巡りを楽しむ事が出来ました。 日程的には深く考えずに、とりあえず軍港クルーズが運行している日だけという条件でしたが、結果的には佐世保配備の艦艇の他にも「ひゅうが」や「かしま」も見れてお得でした。 岩国で遠目に眺めていたF-35Bを運用する「アメリカ」をじっくりと眺められたのも良かったですね。 そういう意味では、宿泊したホテルは旅の目的とマッチして素晴らしい部屋を安く取れたと思いました。 そして、これも長年の悲願であった「ブレイブウィッチーズ」の聖地巡礼も行きたい・見たい所は巡れて本当に楽しい旅でした。 長崎県は長崎や平戸、五島列島などにも行ってみたいのですが、佐世保もまたいつか再訪したいですね。 また横須賀にも、最新の配備された自衛隊の艦艇群を見に行きたいとも思うのですが・・・そろそろコロナも終わってくれると良いのですけれどねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.10.17 03:33:42
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