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今月読んだ本は「フランス戦艦入門」でした。
書店で見かけて少し捲ってみて、面白そうだったので買ってみました。 独日英米の海軍のと比べるとフランスの戦艦の事は名前くらいしか知らなかったので、それを知るに丁度良さそうと思ったので。 内容は第1次大戦直前の旧式戦艦から第2次大戦時のダンケルク級とリシュリュー級についてといった内容。 主にダンケルクとストラスブール、リシュリューとジャン・バールの4隻について記述が割かれているのですが、早々にフランスが降伏しているのでその4隻の動向もかなり限られた物となっていて逆に読み易かったですね。 ヴィシーフランス政権下でアフリカの植民地領に逃げ込んでいた仏戦艦と、英米の砲撃戦の事は多少は知っていましたがそれらについても詳しく書かれていたので読んでいて面白かったです。 リシュリューの場合は連合国側に移った後にインド洋へと回されて対日戦に従事していた時の事も書かれていて、興味深く読ませて貰いました。 雑誌掲載の文章を纏めた本らしく、その掲載時に描かれていた緻密な鉛筆画も沢山掲載されていて読解するのに役立ってくれていたのですが、一方でこの手の書籍ではよく見かける基本的な船体図が載っていなかったりして、今一つダンケルクもリシュリューも全体像があやふやな私には想像が付き難い所もあって、そこは残念に思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.11.26 21:34:27
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