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LEIBSTANDARTE MITUKI HAYASE

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2024.03.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類
3月5日から6日にかけて、1泊2日で京都へ旅行してきました。
切っ掛けは母親がTVで観たという『京の冬の旅』、私も母親もこの数年は京都には全然行っていませんでしたので、この機会に久し振りに行ってみようという事になりました。
先月の防府と同じく、今回は私は母親のガイド役としてプランを作成。
ややシーズンオフで寒いのは覚悟していたのですが・・・天候も生憎の雨模様。
ただ2日目の方は回復してくるという予報に期待をかけて出発です。


コロナ以前にはよく来ていた京都ですが、本当に久々ですね。
広島駅では穴子の駅弁を買って食べたりして久し振りの山陽新幹線の旅を楽しみました。
実は広島駅で向かいのホームでキティ仕様の新幹線を目撃していたのですが、久し振りの電車旅という事でマスクをしていたりしてスマホのカメラを上手く起動させられずに見送ったのは少し残念な出来事でした。
いや、まさかそんな列車が来るとは思っていませんでしたから。


京都駅ではそのまま在来線に乗って山科駅へ移動。
今回の最初の目的地は母が前々から行って見てみたいと言っていた醍醐寺です。
山科駅からは地下鉄で醍醐駅・・・の筈が地下道を歩くのが母がきつそうでしたのでタクシーに切り替え。
これを皮切りに、今回の旅路はタクシーを使いまくりの贅沢旅となりました。
醍醐寺には予定通りにお昼前に到着。


まずは入ってすぐ左にある醍醐寺の塔頭である三宝院へ。


秀吉が作らせた庭園だけあって素晴らしい景観でした。
その中にある『天下人の石』と呼ばれる藤戸石もちゃんと拝見出来ました。

建物も国宝なんですよね、三宝院。
雨は相変わらずでしたがそのまま醍醐寺へと歩いて行きます。
醍醐寺の方も国宝建築が沢山ありますよね。


国宝の金堂にお参りしてまっすぐ進んで観音堂にて御朱印を頂きました。
御朱印を書いて頂く間、目の前の弁天堂に掛かる橋と池を眺めていました。


醍醐寺といえば五重塔。
これも国宝建築物で京都府で一番古い塔だとか。
建立は平安時代で951年なので、今やっている「光る君へ」の少し前の時代ですね。
桜の花こそ見る事は出来ませんでしたが歴史ある伽藍の建物や仏像の数々を観る事が出来て、母も満足のようでした。
少し遅めの昼食をと寺内にあるカフェにて薬膳カレーなるものを食べて、京都駅へのバスの出発時間を調整して小休憩。
一度バスで京都駅へ戻った後、再びタクシーで泉涌寺へと向かいます。


まずは塔頭である今熊野観音寺へ。
醍醐寺と同じく西国三十三観音霊場の御朱印を頂きました。
そういえば今年の大河ドラマを観て気付きましたが、西国三十三観音を復興させたのってあの花山法皇なんでしたね。
今まであまり気にした事のない天皇でしたが、あのドラマのお陰で忘れられない天皇になりましたね。花山天皇。


今熊野観音から歩いて、泉涌寺へ。


入ってすぐ左にある楊貴妃観音にお参りして仏殿へ。
運慶作の三尊仏にご挨拶して仏殿の更に奥にある舎利殿へ向かいました。
この舎利殿がこちらでの特別拝観場所で、天井に描かれている鳴龍を眺める事が出来ました。
こちらの鳴龍は『西の鳴龍』だそうで、日光東照宮にある『東の鳴龍』と比べられるものだそうです。
今年は辰年ならではの特別拝観でした。


その後に泉涌寺の御座所なども見学させて頂きました。
天皇が来られた時に使われる玉座の間などがあり、母も興味深そうに見ていました。
この日は時間的にも体力的にもこちらが限界だったようで、再びタクシーを拾って京都駅へと戻りました。
駅の南側に予約していたホテルにチェックインをして少し休んだ後に京都駅に隣接する伊勢丹へ夕食を食べに行く事にしました。


と、移動の最中に見つけた京都駅構内にあった京アニショップ!?


中には京アニの作品のグッズが沢山売られていましたが、ユーフォの楽器の実物もいくつか展示してありました。


ユーフォニアムは観ていなかったのであまり詳しくないのでざっと見るに済ませたのですが、こういうお店があるのも京都らしくていいなと思いました。
期間限定らしいですが、あるのを知らなかったので出会えてラッキーでした。
折角なのでグッズをとも思いましたが、アクリルスタンドとか高いなぁと思ってしまって結局何も買わなかったのですが。


今回の夕食は母が京都らしい豆腐料理を食べたいと言っていたので、豆腐のお店になりました。
湯豆腐や湯葉など、色々な豆腐や揚げを使った料理を堪能しました。


生麩も美味しかったですね♪


最後にデザートと一緒に抹茶が出ました。
スタッフの方が目の前でお茶を点ててくれて、京都らしいサービスで素敵でした。


2日目の最初は東寺からスタート。
曇り空ではありますが、雨は止んでくれたので前日よりは歩き易かったです。


こちらでも梅の花が咲いていました。




メインの目的は特別拝観の五重塔の内部公開。
私は以前に1度入って見ているのですが何故かあまり記憶に残っておらず、今回見た彩色が多く残っている壁画や金色の仏像の数々に強い印象を受けました。
勿論その後は金堂の薬師三尊や講堂の中の立体曼荼羅も見て堪能しましたよ。


最後にもう1度、五重塔を振り返って東寺を後にしました。
ここからバスに乗って四条大宮まで移動したのですが、そこからは結局タクシーに乗り換えて今度は仁和寺を目指します。


仁和寺に到着。
11時になっていたので後の事を考えて門前のお店でニシン蕎麦を食べました。
蕎麦はいまいちでしたがニシンは美味しかったです。
先に食事をしたのは正解で、後から次々に観光客がやって来て外で待つ人も居ましたね。


仁和寺に入って驚いたのが、入口から真っすぐ伸びる道の先にある筈の山門が工事中だった事。
これは知りませんでした。


覆いがされた山門を潜って見えたのが、こちらでも五重塔。


醍醐寺や東寺とは違いこちらは重文なのですが、重厚感ある趣のある風情な塔でやはり立派に見えました。
意図はしていませんでしたが、3か所の五重塔を見比べる事が出来た旅でしたね。


更に奥に金堂があるので向かいます。


こちらは国宝の金堂。
今回仁和寺を訪れた目的は金堂内部の本尊らの裏に描かれた特別拝観中の五大明王の壁画。
とはいえ金堂の中に入って本尊である阿弥陀妙来さまを見るのも今回が2人共に初めてだったので何から何までが楽しみでした。


阿弥陀三尊を中心に左右にずらりと並ぶ仏像の数々はとても見応えがありました。
そして壁画の明王さま達は昨日描かれたかと思うくらいに色鮮やかに描かれていて、こちらも素敵でしたね。
尚、特別拝観の明王さまの御朱印は1体につき700円・・・勿論5体分を纏めて貰います、しかも私と母とで2人分ですよ。
こちらに限らず今回の旅では限定御朱印や切り絵の御朱印などを各所で頂いていたので、御朱印代だけでも結構な金額に膨らみました。


仁和寺前でタクシーを拾って向かったのは北野天満宮。


母はこちらも初めてだったので連れてきたのですが、


随所で梅の花を見てきていたので、京都で梅だとここだろうと来てみました。


思惑通り、梅は見ごろを迎えていてとても綺麗でした。
これで晴天だったらもっと映えたのだろうなぁと、欲も出てしまいますが。




花見をした醍醐寺と、茶会を開いた北野天満宮。
秀吉繋がりの場所でもありました。


天満宮から東へ向かい、晴明神社へ。
「光る君へ」でもよく登場する安倍晴明をお祀りする神社ですよね。
私は社会人になってからの初めての京都旅で来た場所の一つでしたが、母はこちらも初めてというので連れてきました。


一条戻橋。
現在のは平成7年に架けられたものがあるのですが、それ以前に使われていた橋を神社の境内に移築して再現していました。


お参りした後に御朱印も頂きました。


晴明像。
丁度ドラマ内で花山天皇退位の辺りをやっていて晴明が暗躍していたりしたので再訪してみたかったのですよ。
映画の魔法使いのような晴明よりも、ドラマの官僚的な晴明が面白かったので。
大河ネタだと時間があれば花山寺とかも行ってみたかったのですが、足腰の悪い母を連れての旅でしたので行くところを絞って巡ってきた2日でした。


という訳で、今回の旅の終着点は蘆山寺。
「まひろ」さんの邸宅址です。


『世界の偉人 紫式部邸宅址』


こちらも私は2回目の再訪、母は初めての訪問。
但し以前に来た時はここでお参りして御朱印を書いて貰って終わりでした。
今回は『京の冬の旅』の特別拝観の一つになっていて、内部や庭園を観る事が出来るようになっていました。


紫式部と娘の大弐三位の歌碑。
親子で百人一首に選ばれているのですよね。
紫式部よりも恋愛上手だったと言われる大弐三位こと賢子さん、一説によるとあの道兼の息子と結婚したという話があるのですがドラマではどうなるのかがずっと気になっています。


玄関の受付の目の前には紫式部の像がありました。
こちらが『京の冬の旅』に選ばれたのは、勿論大河ネタなんでしょうね。




庭には邸宅址の石碑。
紫式部が住んだ家の跡地なので、ついドラマのあのセットがここにあったのかと思い出してしまいます。
蘆山寺では他に明智光秀の念持仏だったとされる地蔵菩薩・不動明王・毘沙門天が入った厨子も拝見する事が出来ました。
光秀というと『麒麟がくる』がありましたね。
そういえば蘆山寺を調べている内に知ったのですが、ここから南に少し行った所には新島八重夫妻の家があるそうです。
『八重の桜』のヒロインと『光る君へ』のヒロインの家が御近所だったとはと、ちょっと楽しく思いました。


母の足が限界だったので蘆山寺近くでタクシーに乗って京都駅へと戻ってきました。
タクシーを降りた近くに羅城門の模型があったので京都タワーと絡めて京都らしい写真を最後に撮りました。


新幹線に乗る前に昼食兼夕食を食べようと地下街を歩きます。
と、そこにはアニメ調なキャラクターの壁画がありました。


京都の地下鉄や市バスのPRキャラクター達らしいです。
以前からポスターなどでちらほらとは見ていましたが、このように一同に会する壁画アートだと見応えがありますね。
京アニだけじゃない、京都のアニメ・漫画文化の顔を最後に見る事が出来ました。


地下街でいつものお店で京都らしいお弁当を食べた後、新幹線に乗って広島へと戻りました。
1日目は雨風が強くてあまり晴れ間もなかったのが残念でしたが、久し振りの京都とあって私も母も楽しんだ旅でした。
天気もあってか思っていた以上に観光客の数は少なくて、タクシーもすぐに捕まえることが出来たのは良かったです。
特別拝観もそれ程人が込み入った所では無かったので、素晴らしい文化財を近くでゆっくりと拝見出来ましたね。
コロナ前から人が多いと聞いて少し避けていた京都でしたが、やはり見応えのある場所でした。
折を見てまた再訪したいですね。
今回思ったけれど、まだまだ行っていない京都の古刹も沢山ありますからね。





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最終更新日  2024.03.24 04:45:06
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