久々のファミコン改造
つい最近になって知ったことなんですが、 ファミコンとスーファミのコントローラには 同じ型番のICが使われているので、 ボタン数の違いはあるものの「互換性」があるとのこと。 なので、乱暴な話、ファミコンのコントローラのケーブルを ぶった切って、そこにスーファミのコントローラを繋いだら、 そのままそのファミコンのコントローラとして機能するそうです。 しかも、信号変換などの面倒な改造も一切必要なし。 ちなみに、十字キー・セレクト・スタートはそっくりそのまま、 ファミコンのB・Aボタンは、それぞれスーファミコントローラの Y・Bボタンに対応しているため、操作の際のボタン配置も 全く問題ないとのこと。 スーファミのコントローラは、中古品やジャンク品として 安価で結構出回っているのですが、ファミコンのコントローラは もともと本体に接続されたままのモノですから、単品では なかなかお目にかかれません。 だから、スーファミのコントローラがファミコンに 使えるようになるというのは、コントローラが老朽化してきても すぐに取り替えることができたりなどメリットも多く、 結構有難いことなんですよね。 というワケで・・・早速今日、その改造にチャレンジしてみました!まずは、スーファミコントローラの「メス端子」をゲットするべく、近所の「ハードオフ」へ。メス端子はジャンクのスーファミ本体からも取れますが、ケースを切ったり削ったりする加工作業が結構面倒なので、スーファミの「マルチタップ」を使用することに。価格は315円ナリ。メス端子をゲットしたら、早速作業開始!マルチタップには4つのメス端子があるのでどこを使用してもいいのですが、今回は左から2番目の端子を使用することにしました。ファミコンの1Pのコントローラケーブルをちょん切ると5色(茶・赤・橙・黄・白)のコードが出てくるので、それらをマルチタップ内にあるメス端子の基板にハンダ付けします(ハンダ付けする位置は以下のとおり)。この際、他の信号が干渉してしまうとうまく動作しないので、ハンダ付けした部分が基板上の他の回路につながらないよう、基板上のパターンをカッターナイフで切断して独立させます。作業はコレだけで終了!さて、スーファミのコントローラを実際に挿してプレイしてみると・・・。もともとスーファミのコントローラは結構操作しやすいものですから、コレがまた予想以上の「ハマり具合」で、嬉しさのあまり手持ちのソフトを色々引っ張り出してきては、すっかり熱中してしまいました。また、今日実際にハードオフにて、スーファミのコントローラが数十個(!)も売られているのを目にしたので、コントローラの交換についても心配する必要がなくなったのも、嬉しいですね。コレで私のファミコンも、AV出力は付いたし、コントローラもスーファミのが使えるようになったということで、見た目以外はNEWファミコンに並んだと言ってもイイでしょう(笑)。NEWファミコンのコントローラはスーファミのに似ていますからね。ただし、もし興味を持って改造に挑戦される際は、 あくまでも「自己責任」でお願いいたしますね。まぁ、そのような方はあまりいないとは思いますが(笑)。ちなみに、今回の改造は以下のサイトを参考に行いました。http://www.h3.dion.ne.jp/~kuboken/famicom/fccont2.html人気blogランキング、よろしければクリックを!