|
テーマ:ゲーム日記(30370)
カテゴリ:ゲームレビュー
タイトーメモリーズ・個別レビュー、第2弾。 今回は「スペースインベーダー・パート2」 「スペースインベーダー・パート2」は、 そのものズバリ、「スペースインベーダー」の第2弾。 基本的なゲームシステムは前作と同じだが、 「新たな要素」が追加され、ゲームをさらに盛り上げる。 (1)「点滅UFO」を撃破すると、500点。 (2)UFOがインベーダーを「補充」することも。 (3)撃つと、2匹に分裂するインベーダーがいる。 (4)10点インベーダーを最後の1匹にしてクリアすると 「レインボーボーナス」ポイントが加算。 などなど。 どれも、「ちょっとした工夫」なのだが、 元のスペースインベーダーが「単純でいて完璧」な作品なので、 その雰囲気を壊すことなく、よりゲームを面白くしている。 1つ気になった所は、オリジナルとの「音のちがい」である。 UFOの飛来音が若干ちがう感じがするし、 ラウンド間のデモも、本来は音がなるべき所なのに、無音だったり。 非常に細かいことで恐縮なのだが、「メモリーズ」とつくからには、 どうしても「オリジナルの再現性」が気になるもの。 あえて書かせてもらった。 なお、ゲームセレクト画面でこのゲームにカーソルを合わせると、 紹介文中に「テレビゲームの著作権を、国内で最初に認められた 記念碑的作品」という一文が出てくる。 これは、インベーダーブーム時に大量に出回った不正複製ゲームの メーカーをタイトーが訴え、その判決が1982年に東京地裁で下された際、 その対象となっていたのが、この 「スペースインベーダー・パート2」だったのである。 この判決は、国内で初めて「ゲームプログラムは著作物である」と 認めた大変画期的で重要なものであり、その後の著作権法改正にも 大きな影響を与えている。 ちなみに、「初代スペースインベーダー」については、 翌年の1983年に横浜地裁で同様の判決が下されている。 判決が下りたのが「パート2」の方が先だったため、こちらが 「記念碑的作品」となったわけである。 「タイトーメモリーズ下巻」 [メーカー]タイトー [機種]プレイステーション2 [発売日]2005年8月25日 人気blogランキング、よろしければクリックを! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ゲームレビュー] カテゴリの最新記事
|