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Raising kids with English is so much fun!

[どんぐり倶楽部] カテゴリの記事

全40件 (40件中 1-40件目)

寺子屋はじめました

すっかりご無沙汰していました。あっという間に4ヶ月近くたっているわ…。Ryouもあと一週間で5ヶ月になります。さて、寺子屋を始めました。きっかけはSuzuのお迎えにいくようになり年長さんのママたちとおしゃべりする中で小学校での学習へ向けての準備が話題になることが多くなったためです。字をちゃんと書けるようにした方がいいのかしら？数に強くなるためにそろばん塾に行った方がいいかも…うちはなにもお稽古事やっていないけど…やっぱり暗記力が大事よね。何かさせたがいいのかな？みんなに共通する悩みです。そういう話題の中で「えっと～ぉ、ちょっとやってみたいことがあってね…寺子屋やりたいな～っておもってんだけど…」と、口からするっと出ちゃった（笑）Suzuのクラスは7人しかいないので全員に声をかけたら全員が来ることに。Suzuに寺子屋をしようと思うことを伝えると「やった！みんなでどんぐり問題やるのね！たのしそう！めっちゃうれしい～！！」次の日「あのね、うちでね、どんぐり問題するけん！お勉強でね、ぜったい　消しゴム　使ったらいかんとばい！」と、全員に参加するように説得？強制？トーク。宣伝部長まかせたらすごいかも…ママたちにはゆっくり、じっくり、ていねいに育てたい「絶対学力」について簡単に話し、興味のある人には糸山先生の本も手渡しました。Rくんママは「これ見てパパも大絶賛。寺子屋見に来ていい？」って言ってくれました。Suzuの幼稚園は子供がのびのび自由に遊ぶことを重視した幼稚園です。だから子供たちはめいっぱい毎日幼稚園で遊んできます。だから「おべんきょう」という響きが、とてもとてもすてきに聞こえるらしくみんな目をきらきらさせて「おべんきょうたのしみ！」って言ってくれます。そこで寺子屋どんぐりセット作ってみました。問題集（B5版）ファイルにとじる穴を開けた白紙（A4）ポケットファイルバインダーにホワイトボードを貼り付けたもの（下敷き＆デンタ君用）ホワイトボードマーカーどんぐり問題ファイル（終わった問題を綴る）お宝帳ファイル（わからない問題を綴る）シール帳寺子屋用専用バッグ（男の子はカーズの絵のバッグ）全部100円ショップでそろえて一人600円なり。シール帳は子供たちの取り組みの足跡を残すためとやる気を応援するため先日見学させてもらった学習塾　koiku　さんが作られていたカードを見て　アイディアを頂きました。ありがとうございます～シールを貼るシステムは○問題にとりくんで絵を描いて考えたら　1回につき　お花シール○問題が解けたら　★シール○どう考えてもわからない。お宝帳に入れたら　キンキラシールで、１０ポイントたまったら　プチごほうびご褒美の内容はおうちの人と話し合って決めます。宿題は寺子屋でやる問題をおうちの人といっしょに選んでくること。もちろん、家で自主的に問題をやってもいいです。10月７日木曜、初めての寺子屋の日わくわく、キラキラした目をして得意げにバッグを提げてみんなやってきました。この日は6人参加。最初に体感計算をやります。指を広げていろんな数を作ったり目を閉じて「何本のばしている？」って質問したりゲーム感覚で大盛り上がり。そして初めてなので問題の切り取りと貼り付け方をいっしょにしてまずはみんなで0mx00のカタツムリの問題に取り組みました。男の子とのお母さんたちからは「うちの子、全然絵を描きたがらないのよ。大丈夫かしら？」と、言っていましたが、みんな楽しそうにオリジナルの絵を描いていました。「この公園はね、葉っぱの上にあってね～」「あはは、目玉のほうがカタツムリの殻より大きい変なカタツムリ～！！」私は「おばちゃんがね～」って自分のことを言っているのにみんな「先生！ここに貼るんですか？」って「先生」とうれしそうに呼びます。いつもは「Suzuちゃんのお母さん～」なのにね（笑）子どもたちの絵です。Anちゃん　カタツムリたちのお話がたのしそうです。kouちゃん葉っぱはリュックサックに入れるそうです。友達のリュックに入れてもらっているカタツムリもいます。Rくん葉っぱの形が独特です。Suzuの絵です。カタツムリそれぞれの部屋を書いてそこに葉っぱを書いています。takuちゃんshouくん楽しそうだな～♪って鳥も見に来たそうです。まず初日は楽しく書いて終わりました。終わったらおやつタイム月謝は、毎回一人一つのおやつ。みんなでいろんなおやつを持ち寄るので子どもたちも、目の前に並ぶいろんなおやつに興奮！その後はお迎えまでのびのび遊んでいました。ママたちがお迎えに来たら子どもたちの様子家出できる体感計算のやり方などをお話ししました。次の日幼稚園にSuzuを送っていくと子どもたちが私を見つけて寄ってきて「あ、昨日はありがとうございました！また、来週もお願いします！」と、深々とお辞儀してくれて超かわいい♪ママたちも「昨日は帰ったらバタンキューだったよ。頭使って、思い切り遊んで、エネルギー使い果たしたんだろうね（笑）」って言ってくれました。さあ、次からはそれぞれの問題を持ってきます。「わからない」がいっぱい出てくるでしょう。7人の子どもたちに対応できるか？楽しみです。あ、そうだ　寺子屋の名前は「寺子屋　どんぐり」にしました。あはは、そのまんま。ほかにいい名前を思いつかなかったのとどんぐり広めるためにはこれがいいかな～っておもって。

2010.10.15

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本当の学力をつけるために　１Meeの宿題

私傷病休暇をいただいてお休みしているところですが、あっという間に一ヶ月がだちました。一様膜一絨毛膜の双子もすくすくと大きくなり、今６ヶ月ですがMeeを妊娠していたときの８ヶ月の復位があります。ちょっとパタパタと動くと動悸がしてお腹も張っていたくなるので、ゆっくり、ゆっくり、やることは最小限に過ごしています。そんな中いつもはしいばあちゃんやグランマにお任せっぱなしの幼稚園、学校帰りの子どもたちと過ごす時間を楽しんでいるところです。(お昼寝していてほったらかしのことも多いけど）最近糸山先生が「思考の臨界期」を気前よくブログにばんばん投稿してくださっているのであらためてゆっくり読み直しているところです。本当に改めてどんぐり倶楽部と出会ってよかったなあ～と思っているところです。特に小学校や幼稚園入学で不安になっているママ・パパには読んでほしいなあ～suzuには月に２，３回しまじろう、子どもチャレンジのダイレクトメールが来ます。suzuは喜んでそのお試し絵本をさっさとやっていますが、親向けの漫画はものすごい…「いまからやっとかないと手遅れですよ…」というメッセージが満載。きちんと最初から正しい書き方を教えないと鏡文字が癖になるとか…ちゃんと座って勉強する習慣をつけさせナイトとか…時計も読めるようにしようとかまあ、私もMeeのときはそれに扇動されて買っちゃいましたけど…年長さんの時に一緒にワークをする時間を作って習慣づけようと頑張りましたっけ…どんぐり倶楽部と出会ってああ、それはしちゃいけないんだもっとしなきゃならない大切なことがあるんだって気づかされてすぱっとやめました。大事なことは「思考の臨界期」に書いてあるので是非ゆっくり丁寧に読んでみてください。＊Meeの宿題のようす宿題についても「思考の臨界期」に書いてありますがMeeの宿題も「お粗末三点セット」にばっちり当てはまります。プラスして毎日九九を１の段から９の段まで５回暗唱するっていう宿題もあるから４点セットかな。漢字の練習も一番上にお手本の漢字が一字書いてあって下に空白のマスが１０マスぐらいあります。こんなに書くのは無駄なので、私が半分以上は書いてイメージフィクス法で練習した後に３回ぐらい書き込ませます。「ゆっくりじっくり、お母さんが書いたとばれないようにお母さんが書いた以上に丁寧に書いてね～。」音読カードは図書館から借りた本、家にある英語の本をMeeがよんだり私が読んだり、交代で読んだり。読み聞かせを毎日やっているかの私のチェックシートになっています(笑)九九はもう暗唱はばっちり覚えているので聾学校の子どもたちに使っていたカードこのトライアングルカードを「ちゃんと見ながら唱える」または一つのマスが空白になっているこのカードを５枚だけやるそれで１～９の段まで５回機械的に暗唱するよりずっといい勉強をしていると、Meeと話してカードには◎５回と記入しています。学校から帰ってきてすぐに宿題をします。大親友のｓちゃんは家に帰って着替えて宿題を持って遊びに来ます。上に二人のお兄ちゃんがいるsちゃんはさっさっさ～とやってしまうタイプ。Meeが宿題を鞄から取り出して、１枚目の表が終わる頃にすべてのプリントをやってしまっているような女の子です。テンポは明らかに違うんだけど大親友なんですよね～さっさと終わったsちゃんは、終わったら黙って読書して待っていたり「Meeちゃん、私外で遊んでいるからね～」と、決してMeeをせき立てたり、遅いことをとがめたりしません。私もどんぐり倶楽部と出会っているのでそんなスローペースのMeeのようすを「これはとってもいいことなんだ」って(正直イライラすることもありますがそんな自分が間違っているとわかるので）見守ることができます。あまりに時間が足りなくて遊べなくなるようなときは「はい、ここまで、後はあなたには十分な時間が必要だからあそんでおいで～」と言います。学校はとてもとても楽しいそうです。朝から「ああ、早く学校に行きたい！」と言います。「何がそんなに楽しみなの？」ときくと、「勉強が楽しい！授業が楽しみ！とくに最近はMee頭がよくなってきたから楽しい！」と言います。それを聞いて私とパパは？？？？なにをもって頭がよくなったと実感しているか分からないけどでもなあ、私は楽しみと言えば給食か体育の授業だったけどな～お粗末三点セットの宿題は出るけど今の担任の先生のこと、Meeは大好きなようです。Meeを伸び伸び育ててくれています。持って帰るプリントの漢字テストは１００点だったり６０点だったり、８０点だったり。よかったからと言ってみせるわけでもなく悪かったからと言って隠すわけでもなく時々「忘れることは大事。漢字テストで間違うことはラッキーだよ、思い出す練習ができるからね。」という話をしています。あ、これも「思考の臨界期」のなかで忘れることが大事ってお話がありますよ。

2010.02.03

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授業参観　考える授業

またまたお久しぶりです。ずいぶんつわりも和らぎ、やっとちょっと仕事以外でパソコンに向かおうかな～と言う気分に。さてさて、ひさしぶりにMeeの授業参観に行ってきました。算数の授業だったんだけど「あのね、どんぐりを拾ったんだけど…」とまず最初に下のような絵を先生が提示されて●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●あっ、もう数えている人がいるね～一つ一つ数えるのもいい方法だけど今日はせっかくだからこれまでならったかけ算を使って●の数を数えてみましょう～と言う問題１問でした。私はああ、３×５＝１５、３×３＝９　１５＋９＝２４または　２×３＝６、３×６＝１８　６＋１８＝２４という分解して考える方法、または５×６＝３０　３０－６＝２４　という全体から無いところの部分を引くやり方を習得させるんだろうな～とおもって授業を見ていました。すると、先生はドン！と１００枚ぐらい上の絵を一つ印刷したＢ５の紙を机上において、「これまでみたいに絵を見て考えてね～。一つの考えができた人はほかの考えがないかどんどん考えよう！」と指示されると、我先にといろんな方法を考える子どもたちすごく強引に線で囲み７×３＝２１　２１＋３＝２４とか４×６＝２４ってのも　色々な囲み方があって、後でみんないろんな方法を発表したんだけど同じ４×６＝２４の囲み方もちがうところにめをつけて先生は一つ一つ丁寧に取り上げて、ある女の子が「２が１２あると発見しました。でも、２×１２はできないから…でも、２×９は１８と知っているから、２×９＝１８で、のこり、２のかたまりが３こあるから　２×３＝６１８と６を足して２４です。」と説明したときには、みんな「おお～っっっっ、そうか～」と歓声が。大人的には２が１２こなんてかえって数えるの面倒じゃん…と思ってしまうのですが…とにかくこの１問を議論し尽くして１時間終わりました。多い子は１０枚ぐらいとってやっていたような～Meeはゆっくりマイペースに３まい。先生に当てられて大きな紙に自分の考えを書いていたから枚数は少ないですが、しっかり考えているようです。こんな感じ私が考えたオーソドックスなやり方を発表した子もいたけど、たぶんそれが一番シンプルで速いやり方だし教科書にも載っている方法だと思うけど、それを先生は「一番よい」とか評価することもなく…いろんな奇抜なアイディアたちの中では、かえってあまり光らない(笑)最後に先生が、「みんなからでなかったからこんな方法もあるって紹介するね。」と、５×６＝３０　３０－６＝２４　という内部分をあると仮定して、全体を求めそれから無いところの部分を引くやり方に触れられました。最後の五分で出された応用問題。こんな授業の後なのでこれまたいろんな方法で子どもたちは解いていました。Meeはこんな風に解いていました。壁に貼ってある掲示を見るとこれまで九九を先生と子どもたちで考えてきた足跡がしっかりと見えました。ふつう教科書では８×６は　８を６回足して４８と答えを求めそれを暗記していく方向に力を入れるのですが、８×６と書いてあるところには●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●という絵が描いてあって、これをいろんな形に線で囲みながら４×６＝２４４×６＝２４２４＋２４＝４８とか２×６＝１２６×６＝３６とか７×６＝４２４２＋６＝４８などなどいろんな考えが書き込んでありました。もちろん家では九九の暗唱は宿題となっていましたしすらすら言えるようにMeeも練習していましたが宿題もドリル的な「じゃらじゃら問題」も結構ありますが…こういうことがきちんと授業で保障されているとちがうな～と感心したところでした。ドリル問題は宿題で結構やっているけど最近久しぶりに再会して一週間に１～２かいのペースでやり出したどんぐりも鼻歌交じりにちゃんと楽しみながら絵を描いています。今は２年生問題に取り組んでいます。この間コロコロとゴロゴロの１００センチメートル競走の問題に取り組みました。ボールのコロコロとゴロゴロは１００ｃｍ転がりっこ競争で、今日のお掃除当番を決めることにしました。コロコロは１０分で２ｃｍ、ゴロゴロは１５分で２５ｃｍ進みます。どちらが何分早くゴールできるでしょう？私だったらまっすぐの１００センチの線を書くんだけどMeeは「競争するんだ～」と４ページにわたってくねくね曲がった道を書いて考えました。そしてゴールには勝った方には優勝トロフィー負けた方にはぞうきんが用意してあります(笑)でもさあ、４ページにわたるこのくねくね道…「そりゃあ～考えにくかろう…」と、「こうかいたほうがいいよ…」と、のど元まででかかったのを必死に押さえてみていました。すると、ちゃあんと２０センチずつ足して進んでいます。進み具合は均等ではありませんが…「こうしたほうがいい」って気づくのは自分で気づくのが一番ぐっと言葉を飲み込んで見守っています。そうしているうちに「あれ？これかけ算？２０×５？」と、つぶやきました。「そうなのよ！これは実はね～」と、教えそうになるのを我慢していると「ああ～でも、ちがうかな？うう～ん、わからんけん足し算しよう～っと」と、地道に足していきました。そして答えを５０分と６０分と出してお楽しみのこ・た・えこのこ　た　えの字を工夫して書くことが何とも楽しいらしい…

2009.12.12

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糸山先生10時間講演行ってきました

夏休みになりましたねえ～でも今年はめいっぱい研修が入りかなり忙しい夏休みになりそうです。え～、学校の先生は夏休みけっこぉ忙しいんです。夏休み中休んでいると思われがちですけど…でもでも、その合間を縫って、springさんちにお泊まりと～鹿児島にキャンプとぉ～、8月末にはグランマ、ホーリーと一緒に宮島、広島の旅を計画しております。夏休みが始まって18日（土）朝からフラ　午後からMeeはJB、夕方からフラの仲間＆ＲｉｎさんとBBQパーティ19日（日）グランマと大分の白水の滝を見に行く。夜は職場の避暑別れ飲み会で12時ぐらいまで飲んでいたそして20日（月）海の日！待ちに待った糸山先生10時間講演！職場の同僚の先生二人も参加してくださいました。いつも講演会を聞くたび、もっと聞きたいな～と思っていた私は無防備にも１～四部までを希望。三部の後半はさすがに頭がウニウニしていました。何度もあくびをしていてすみません、糸山先生。ペコリ。だって限界だったんだも～ん。まあ～、それにしても。糸山先生、消して楽ではない体調なんでしょうけど…楽しそうにしゃべるしゃべる。とまんない。なんかその生き生きとした姿に元気をたくさんもらいました。先生の話は本当に分かりやすいです。すうっと見えるように入ってきます。しかし…話されたことの内容をまとめるのは…大量すぎて…むりっす。でも、聞いてよかったっす。改めてもっと勉強しなきゃ。板書計画をもっと緻密に立てなくちゃ。それから、四部の受験の話を聞いて受験の全容がよく分かると小学校の間慌てなくていいことがよく分かりました。まずは敵を知ることって本当に大事だなと思います。子どもが幸せに生きることとはどういうことか、「大学受験」「高校受験」という子どもたちが出会っていく敵をよく知らないで不安に駆られて、「少しでも早く始めた方が楽だから」と幼児早期教育に躍起になっている親が多いのではないでしょうか。私もその一人でした。でも今、あらためてMeeのテンポを守っていくことが今はとても大事だと焦る必要はないも無い、と、確信できました。先日Meeの小学校で個人面談があり、二期制の我が市では「学びのステップ」なるテストの平均点と、子どもの自己評価が記入されたものが手渡されました。何よりうれしかったのはMeeの自己評価すべて最高の◎！！！！忘れ物を多少しようが、すべてよく頑張った◎！！！最高じゃないですか。学校ではみんなに信頼される存在だそうです。先生曰く「水泳ができるとか、竹馬、一輪車がよくできるとか、そういう一目置かれるところもあるんですけど、いつも安定していて穏やかだし、だれにでも変わらず接するから信頼されているようです。3年生の○○くん（同級生のお兄ちゃん）は、七夕の願い事に『Meeちゃんとけっこんできますように』って書いたらしいですよ。ほかの学年のことも仲良くしているようです。」ということでした。「がんばりたいこと」に「100マス計算を速くできるようにがんばる」と書いてあったので、「ここなんですけど…」と先生に話をしようとしたら「あ、すみません、これ、100マス計算大会のすぐ後に書かせたからこんな風に書いたみたいです。すみませんねえ～。Meeちゃんはそのままでいいです。大丈夫です。」と、先生が言われました。「Meeには　百マス計算はゆっくり、時間が足りないくらいゆっくり丁寧にやってね。って言っています。彼女のテンポを守って、ゆっくり、じっくり丁寧に取り組む力をつけたいと思っているんです。」と、再度話しておきました。その部分は先生もOKなようです。今回の10時間講演で分かると言うこと、考えると言うこと、そういった基本的なことがだいぶすっきりと自分の中にとらえることができました。そして考える＝絵を動かすっていう話で先日suzuが描いた絵を思い出しました。絵を動かしているんですね。恐竜が魚を食べて、食道をとおって、胃にたどり着いています。細部を見ると、ほら、ちゃんと恐竜が魚を加えてその次に食道をその魚が通っていっている。そして、なんと、おなかの中にはシェフがいて食べやすいように切り身にしてくれています（笑）足も、最初は陸にいて立っていたからまっすぐで、曲がっているのは泳いでいるときの足だそうです。このしっぽの形はとても気に入っているらしいです。なぜかまだまだ恐竜熱が冷めないsuzu。紙で人形も作って遊んでいます。ロボットも大好きです。遊びの中にたくさんの思考力を使っているんだなあとうれしくなります。子どもは誰でもふつうに天才糸山先生の言葉に深く頷いている今日この頃です。

2009.07.20

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どんぐり福岡オフ会

どんぐり、福岡オフ会がありました。東京のどんぐりママが福岡に帰ってくると言うことであおうか～？久しぶりに～ってことで。講演会で先日会ったけど、子どもたちは十分遊べていないからね。久しぶりにspringさんとこのデコちゃんと会えるのでMeeは一週間前から大興奮。（大雨でいけなかったらどうしよう…）という心配をよそに、なんとすばらしい晴天となりました。Meeはデコちゃんにプレゼントするんだと学校で拾った宝石（と信じている石）ペイントした石ペイントした松ぼっくりを大事に、それは大事に箱にラッピングしてプレゼントを作っていました。yahooドームに集合しました。どんぐりで集まるときって子どもたちを安心して遊ばせられる気がします。すっと溶け込んでいつの間にか仲良くなるしグループ作って仲間はずれする子はいないしそういうのみたらちゃんと声をかけてくれるママたちだし…ツアー開始まで子どもたちは鬼ごっこをしてあせびっしょり。久しぶりにあったteaさんところのZackくんも、すら～っとなって男前になっていてびっくり。私が言う冗談、ちゃんと受けてくれて久しぶりに楽しくはなせました。まずはドームのバックヤードツアー子ども400円（4歳以上）大人800円でお手頃価格ですがまったく野球に興味のない私でもすご～くおもしろかったです。なかなか立てないグラウンドの人工芝の上にも立てたしね。ユニフォームを着て写真撮影したり、ロッカールームに入ったり。ランチにはこれまた久しぶりのケイちゃんとナナちゃんとの再会suzuはケイちゃんとの再会をとっても楽しみにしていました。ご飯を一緒に食べてケイちゃんの作った絵あわせカードで一緒に遊んで楽しそうでした。でもちょっとぜんそくが出ていて苦しそう～細いケイちゃんが咳き込むとなんか折れてしまいそうで…suzuの横にすわっているとその対比が…ナナちゃんはもりもり食べてにこにこ笑ってお話ししてsuzuのところまで早くいらっしゃ～いお待ちしています（笑）ご飯も食べてしばらくするとじっとしているのが苦痛な子どもたちその様子を見てみんなで海に繰り出しました。ここに来るときに海をみた子どもたちは「いつうみにいくの？」と、そればっかり聞いていたので［ビーチに行きませんか？］と、皆さんに聞いてみたら「行こう、行こう」といってくださって助かりました。ドームから歩いて10分もしないうちに素敵なビーチがありました。ビーチについて、15分後にはあれあれこうなっていました（汗）「おかあさん、suzuはイヨちゃんと遊びたい！」と言いにきて、「じゃあ、しっかり手をつないで遊んでね。海の深いところに連れて行かないようにね」というと、イヨちゃんの手を取って「イヨちゃん、行こう。ざぶ～んってくる波をジャンプするよ！」手をつないで海に入っていく二人。ぷりぷりしたおしりのその後ろ姿は本当にキュートでした。（ね、ノクターンさん♪）Meeは自分のことで夢中なにやら作っています。こういうことへの集中力はすごい。これが本当の集中力なんだろうな。頭の中ではいろいろ考えながらやっているんだろうな～。そのうちデコちゃんたちとの共同制作になり素敵な山ができました。松林にはたくさんの松ぼっくりがあったのでそれを拾って子どもたちは海で遊んでいました。雨という予報だったのに日焼けしすぎないかと心配なくらいよい天気でした。2時間ぐらいたっぷり遊んだかな？その間ママたちはいろいろおしゃべりどんぐりの算数の文章問題、最近行き詰まっているとか、この宿題はどうなのかとかイメージを絵にしていくってどういうことなのかとか０をどう子どもにとらえさせるのかとか小学校英語のこととか我が家の場合…Meeは最近全然問題に取り組んではいないのであまり偉そうなことはいえないんですけど…でもそんな私だから、問題をドリルのようにこなすことがすべての問題に正当を出せる子どもを育てることが目的じゃないよ～って、感じていることをいえるんですよね。子どもたちはおやつを食べてまた海～Dawnちゃんは海でも大口開けて笑っていました（笑）この頃にはMeeも新しいお友達と手を取ってケラケラ笑いながら泳いでいました。名前もよく覚えずにね（Meeらしい…）丸一日でしたが本当に楽しい一日でした。心も体も充実。都市高速に乗った10分後には子どもたちは爆睡。帰りには大雨になりました。神様ありがとう～またみんなで集まりたいね。夏休みどんぐりキャンプでも計画するか？

2009.06.28

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3年算数割り算教材、単位換算表プリント

３年生の算数の授業のために作ったどんぐり方式の教材を欲しい方にはファイルで送ります。そのまま印刷して簡単に使えるようにJPEG形式のファイルを用意しました。自分で改良したい人は一太郎またはワードのファイルもあります。今のところ以下のファイルを作っていますどっかに置いてダウンロードできるようにすればいいのでしょうがどうしたらいいか分からないので…（汗）もし、使ってみようかなと思われる方は私書箱にメールください。1　デンタ君(JPEG, 一太郎、ワード）2 トライアングルナンバーズJPEG3　トライアングルナンバーズ練習カード(JPEG, 一太郎、ワード）4　わり算ゲーム用カード(JPEG, 一太郎）5 単位換算表(JPEG, エクセル）6　単位換算表ワークシート１～６(JPEG,一太郎）実際使ってみられて、こうした方がもっといいとか色々ご意見頂ければ、今後ももっと改良しつつ教材研究できると思います。お気軽にどうぞ～。どんぐりの輪もっと広がれ～いいよね、レオン君？

2009.06.25

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水のかさと単位換算

割り算が終わって水のかさの勉強です。具体的操作をたくさんしたいと思い、Meeとsuzuと家族にご協力依頼。プリン、ヤクルト、ラムネ、ビックルなどを食べて飲んでもらいいろんな容器を用意しました。最初ラムネの瓶に入った水をいろんな容器に移し替えていくとかさは増えたり減ったりするか？という課題を出しました。いろんな容器に移すと水の表面の高さが違ってきます。それだけで子どもたちは「おお～すげ～！！」［水が、長さになった！］「こっちは高くなるから、多くなった。こっちは低くなったから少なくなった。」いろんな考えを持ちました。最後に同じ量の水を二つの違う容器に入れます。ラムネの瓶と豆腐の入れ物。高さが違うから、ラムネの方がたくさん入っていると子どもたちはいいます。それを同時に同じ容器に移すと…「あれ！？同じ高さになった！かさが違ったのに、かさが同じになった！」と目をくるくる。そうか～そんな風に考えるんだな～とおもしろかったです。私たち大人は質量保存の法則を知っているから容器を変えても中身の量は変わらないと「知っている」から、［増えたり減ったりするわけないだろ］って思っちゃいますね。子どもたちは純粋に自分の視覚でとらえた情報で考えていました。同じ量のものも容器が違うと増えたり減ったり同じになったりする。自分たちなりに理論を考えています。この実験をしているときに「重さはどうなるのかな?」と子どもが気づきました。量ってみようか?と大急ぎではかりを探して量ると、「重さは変わらない!?」ひょえ～っっっ！ひっくり返らんばかりの大興奮でした。本当に毎時間素敵な反応をする子どもたちなんです♪３年生のかさの勉強ではml dl lが出てきます。１ｌは牛乳パックを用意して　または１ｌマスがあるので分かりやすいです。１dlもデシリットルマスがあるし、毎日飲んでいる牛乳パックは２dlと、感覚がつかみやすいでも、１mlって難しいですよね～なんで１dlマスには　10,20,30...じゃなくて1.2.3.4と目盛りが打ってあるんだろう?これじゃあ１dlは１０mlと間違いやすいのにな～。体感するために計量スプーンを持ってきて５mlの小さじにキンキンに冷えた水をついで飲ませました。むしあつ～い教室で飲む氷水は格別「すげ～、５mlってちょっとだけどおいし～♪」次は１０mlを計量カップで量って。そして１００mlつまり１dl…これを１０回飲むと１lだね～って。そういう授業を繰り返した後に　絵を描いて１l＝１０dl　１dl＝１００ml　という基本を押さえました。そして単位換算表の導入まず個人用にラミネート仕様そして教室掲示もばっちり♪いつでも確認できます。ついでに、もちろんトライアングルナンバーズもね♪いつでも見ることができるように前面に掲示きこえにくい、きこえない子どもたちには語呂合わせはちょっと難しいみたいです。なのでＩＦ法で、とにかく視覚で覚えることに重点を置いています。プロジェクタで映し出してゲーム形式で書き込んで練習。IF法（イメージフィクス法で）場所を覚えます。今年、今の学校に赴任してきて奮発してマイプロジェクターと複合型プリンターとこの黒板に貼るマグネットスクリーンを買いました。このマグネットスクリーン、ホワイトボードのように書き込みができる優れものです。【送料無料】WOL-M20 WOL-M20 マグネットスクリーンIZUMI-COSMO　WOL-M20 マグネットスクリーン　WOL-M20映像を映し出して、そこに書き込みができるのでとても便利で分かりやすいです。おすすめの一品。（黒板がないと使えないけど（汗））子どもが書いた文章をノートごとスキャナしてすぐにプロジェクターに映し出して書き込んで校正したりできます。国語の時はこんな感じで…自分で書くことができるようになるために単位換算表をシンプルにしたワークシートを作りました。単位換算表を利用して問題を解くためのワークシートも作りました。こんな風に問題を作って子どもたちが自分で書き込んで使っています。まだ重さの単位は書き込んでいません。まだ３年生ですからすべては分からなくとも少しずつつながって行くかな？子どもたちは聞こえにくいから、日本語の習得のために聞こえる子どもたちよりたくさんがんばっています。毎日日記は下書きして、家族に言葉遣いや助詞の間違いを直してもらって清書して。そして学校で先生に見てもらって、またやり直しを休み時間に書いて…小学校ではだいたい業間っていう2時間目と3時間目の間に20分ぐらいのちょっと眺めの休み時間があるんだけど、ここではその時間も［言葉の勉強］です。小学1年生から文法を勉強して、法則をつかんで、たくさん書いて、たくさんなれて…という方法です。ちょっと息が詰まりそうな気がするけど…でも、言葉の習得は大事で…いろんなジレンマがありますね。水曜日はおもいきって、宿題、どんぐり問題1問のみにすることにしました。日記も書く必要なし。ゆったり一問取り組んでくる。どんぐりギャラリーもだんだんにぎやかになっています。今日の記事の写真のどこかに応援してくれているレオン君たちがいます♪見つけた人～いる？　

2009.06.25

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わり算の学習

今年は３年生担任。試行錯誤の毎日です。さて、3年生ではわり算が始まります。算数の時間はまちがいを大事にすること。絵を描くことこの二つを大事な約束として進めています。今担任している子どもたちは５＋８の計算を指を使って次のようにやっています。指文字で８をつくって、それに１を5回足して９，１０，１１，１２，１３と、数えて５＋８＝１３とします。まだ、指のイメージ操作にはつながっていないようです。そこで、ラミネートデンタ君作成。ホワイトボード用のペンで書いたり消したり気軽にできます。このラミネートデンタ君を使って足し算の練習をしてイメージ操作を練習しているところです。デンタ君についてはこちら。さて、まだ九九の定着が怪しげな子どもたち。確認をしたら２の段、６，７，８の段が特にまだまだです。当然トライアングルナンバーズ登場～♪教室の前面にいつでも確認できるように拡大コピーして掲示しました。ラミネート加工してトライアングルカード作成。指で押さえて、分からないときは見て確認して覚えます。一覧表も作成。答え合わせの時に確認するのに使います。しばらくはこのカードを使って家庭学習で練習をしました。わり算の授業では当然絵を描きながら進めます。お宝算、みんなでお宝を分けるとひとり分は?という導入で入りました。「お宝」という言葉の意味が分からないのでその意味を押さえるのに２０分ぐらいかかりましたが…(汗)丁寧に絵を描くようにしています。わり算の式を押さえた後は必ず自分で枠を書いて、トライアングルナンバーズを思い出して書くようにしています。楽しく覚えようと算数の時間にわり算ゲームをしました。このような枠を作って、問題を考えて相手に渡しますう～ん、答えは何だっけ?答えを書き込んだら、相手に返して採点をしてもらいます。正解とまちがいのカードを分けて…最後には大事にわからん帳に入れます。しばらくしてカードに改良を加えました。空白欄を作ってみました。裏には空白欄のない答えがあるのですぐに答えが確認できます。簡単に答えられるものにはシールを貼っていきます。自分の弱点の部分を集中して練習します。ラミネート加工しているのでホワイトボード用のペンで書いたり消したりできるので書き込みながら練習もできます。また、自分の弱点の部分に印をつけたりします。計算プリントをして、間違ったものがあればわからん帳に入れます。わからんちょう　大事にしてがんばるぞ～現在は「みずのかさ」の勉強で「単位かんさんひょう」を導入して使い方を学習しています。こちらについてはまた後日報告したいと思います。このトライアングルナンバーズ(三角視算表）は、子どもたちの保護者にも大好評です。宿題ではお家の人とわり算ゲームを楽しんでもらったりしています。ゆっくりだけど確実に定着しつつあります。速くはできませんけどね。「速くする必要はありません。速くしようとしてはいけません」って子どもには言っています。じっくり考えることが大事よって。うまくいかないときにどうするか考えるのが大事って。あれこれ試行錯誤、暗中模索ですが楽しく算数を学ぶためにがんばっているところです。何かもっとよいアイディアなどあれば教えてください。

2009.06.24

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福岡公演と新しいクラスと家庭訪問

転勤して怒濤の日々。聾学校の子供たちって本当にのびのび、明るい、そして元気でおしゃべり。そんな姿にびっくりする私の心にはやっぱり、聾学校って暗くて静かな…そういう誤ったイメージがあったんだな～って感じます。手話もまだまだなのに初っぱなから３年生の担任を任せられることになりました。クラスは二人の女の子。とっても元気。ちょっと怒られたくらいじゃめげない。こんなことしたい、あんなことしたい、それもやってみたい！！というエネルギーがいっぱい。二人しかいないのにすごく活気のあるクラスです。毎日毎日子供たちに学ぶ日々。そして先生たちもその道を究めてこられた人たちばかりだからちょっとわからないことや、どうやって教えたらいいか迷ってもすぐに、「そうね～、それは難しいものね～わたしのクラスもよ。だからこんな風にしているんだけど」と相談に乗ってくれます。幸せです。朝、７時に家を出て帰宅するのが八時過ぎになって子供たちと接する時間が一日１時間足らずってのはちょっとどうにかしたいと思いますが…それでちょっとsuzuが不安定にはなっているかな～すごくがんばってがまんしているようです。４月１２日に福岡で糸山先生の講演会を開催しました。あっという間の２時間でした。自分が大切にしたいものを再確認できました。そして今少しずつ実践をし始めています。宿題はまず漢字はＩＦ法の授業をやって「覚える」とはどういうことかっていうことを子供たちに体験してもらって、「イメージできるものは１００パーセントかけるの。だから、何度も書くことが大事じゃない。じっくり見て、わからない部分をよく見てそして一回だけ書く。」そんな感じでやり方を伝えて一日２文字。ＩＦ法のＢＬを印刷してあげてまずイメージできるようにして、一回だけ大きく書いてきてごらん。そして漢字練習帳には私が書いてあげた熟語をよ～くみながら一回だけ書いてくる。算数は、トライアングルナンバーズを一行だけよく見て写してくること。音読は…なしあと日記。そして週に２回のどんぐり問題。そのくらいかな。「トライアングルナンバーズを一行だけよく見て写してくること」という宿題を出したときにはＴちゃんのママから「本当に一行だけでいいんですか？」とおたずねのメールが「はい、一行だけです。」とお返ししたところ、その返信メールをおくるのが遅くなったので次の日「先生のお返事が来るまでに時間があったので全部させてしまいました。子供のいうことの方が正しかったですね。本当に、子供のほうがしっかりしています～」と、連絡帳にありました。子供の通学路点検があったときにちょっとお邪魔して（ちょっとが２時間近くになったけど…）いろいろお話しして今は高速に大量にさせてはいけないこと勉強は効率よく、量を絞って。遊びの時間を大事にすること。などをお話ししました。土日はパパが川や湖や山に虫取り、魚取りに毎週連れて行ってくれるそうです。だからTちゃんは虫大好き、生き物大好き、人間大好きの優しい子に育っているんだろうな～聴覚障害のために言葉がイメージと自然にリンクしにくいことはあっても、すごく感性が豊なお子さんです。そして改めて先日家庭訪問に伺い（これも１時間のつもりが２時間半に…あまりに遅くなったのでお父様にもお会いできました。）先日福岡公演でいただいた資料を基に「盲点」の体験もしていただき今大事にしたいことをお話ししました。するとお母様が「今年になって、宿題がぐっと少なくなってでも、そうするとTも何も言われず自分で集中してするようになって。それもとても楽しそうに。今までは宿題も多くてその上私もチャレンジなどとってそれもさせて、一日２時間ぐらい学校から帰ってから机に向かっていました。わからないときには私もイライラして『どうしてわからないの！？』って怒鳴ってしまったりして。」穏やかな表情のお母様からは怒鳴っている図は想像できにくいんですが…でも子供のことに一生懸命になると母親って自分のことも、子供のこともつい追い詰めちゃいますよね。「でも、今年になって、先生ががんばらなくっていいって。宿題の量も少なくなって、わたしが、優しくなっているのを感じます。怒らなくなったんですよ。」って、とってもうれしいお言葉をいただきました。Tちゃんの学力を向上させるためにはTちゃんの情緒の安定が一番大事です。そのためにはお母様の情緒の安定が一番大事な環境となります。だから本当にうれしいお言葉でした。Ｔちゃんママは私が話すことをす～っと受け入れてくださいます。お父様もです。お二人とも子供自身らしさを大事にしたいという方針なんですね。だからと思います。思いは一緒。だから心強いです。でも、これからの授業が勝負ですね。毎日の授業悪戦苦闘しながらやっています。昨日の算数では「わからない～！むずかしい！」といわれました。「ごめん、今日は先生の授業の工夫がたりんかった。つぎ、がんばるけん」と、約束しているところです。

2009.04.23

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とうとうきたぞぉ１００マス

先日帰ったらおばあちゃんが「本当にMeeは計算が遅いんだから。今日の宿題、Sちゃんは4分ぐらいでやるのにMeeは14分もかかるとよ！だいじょうぶだろうか？」と、心配して言うので宿題を見てみたらＢ４プリント国語の文章問題の裏には足し算の１００マスが２題。それも、「お家の人に時間を計ってもらいましょう！」と何分何秒まで記入する所もある。Meeは一つ目が１４分４３秒もうひとつが１０分２５秒夕ご飯を食べながらおばあちゃんはいかにMeeが計算が遅いか、それに比べさSちゃんはいかに速いかをとくとくと語っている確かに、目の前でよその子はぱっぱっとやってしまうのに、その一方で「えっとぉ～　6＋8は～」と指をテーブルの下で使いながら一個一個やっている我が孫をみれば心配になりますよね。でもおばあちゃんの話を聞きながらMeeには「あのね、これは遅くていいんだからね。速くやっちゃいけないよだいじなのは、ゆっくり、じっくり、そしていろんなやり方を考えること速くやる事じゃない。」と、耳打ちしてMeeにOKサインを送りました。Meeはにこっと笑って頷き「でも、しいばあちゃん！私は２回目は１０分だったもん！」と、反論。夕食後、プリントを見ながら...ついにきたか～。ちょっとため息。はは、昔は平気で出していましたけどね、こんな宿題。私自身が。でも、今これを見ると頭がくらくら、時間がもったいないよな～と思います。自分でやってみてなおさらそう思いました。 2題で25分…その時間がもったいないなあそう思うようになりました。昔なら25分も集中して子どもたちは頭がよくなると思っていたでしょうけどね。これが今から延々と続いたら嫌だなあ～かなり迷って連絡帳に書きました。こんな風に書きました。*******************...それから...宿題のことに口を出すべきではないとも思うのですが...。今日の宿題の１００マス２題については、親として思うことがあるので一つの意見として聞いていただけますか？本当にこの１００マス２題は１年生のこの時期に宿題として必要なのでしょうか？ストップウォッチで子どもを追い立て、ゆっくり計算する子に自分は遅くてダメだと思わせることは大事なことなのでしょうか？速く計算する訓練をすることは、今の発達段階で本当に必要なのでしょうか？１００マス計算をすることでどのような思考回路を使うかまたは形成するかは大人の私たちなら子どもに出す量の５倍やってみると分かります。一つの決まった回路を使って、できるだけ効率よく考えずに速く処理しようとします。是非５倍の量をやってみてください。確かに大人になれば効率的に処理しなければいけないこともあり、その訓練は必要です。ですが、それは高学年か中学校からでも十分ではないでしょうか？今は多様な思考回路を造るときではないかと思うのです。しっかり味わいながら考えることが大切ではと思います。だからいつか先生が出されたような、足し算か引き算かよく考えないと分からないような問題の方がずっとずっと考える力を育てると思うのですが...すみません、こんな事を書けば先生の気を悪くするのはわかりきったことなのですが...でも、どうしてもこの１００マス計算、高速大量計算は今の時代に求められる豊かな思考力、判断力を育むものだとは思えないのです。言われたとおりに効率よく、考えず、働く日本人を育てるのには有効でしょうが...。せめて時間を計ること、時間で追い立てることはしたくないのですが...Meeは今、自分なりに色々考えて計算しようとしています。遅い→悪い→算数はダメ→算数嫌い　にはしたくないのですが。差し出がましいことを書いてすみません。本当にすみませんねえ...こんな事かいて。でも、どうしても１００マス計算をたくさんやらせることは本当の学力をつけることにはならないと思えるので...いつも熱心にご指導くださる先生の出されるものに文句をつけるのは大変失礼だと承知ですが...そういう考えがあると御一考いただければ有り難いです。今日は図工と英語と国語で「ハッピーデーだ！」と張り切っています。今日もお世話になります！**********************連絡帳を持たせて出勤してからはドキドキでしたあ～やっぱり口を出すべきじゃないかな～でも、あれが毎日出されたら絶対嫌だしな～これでいいと思ったり、後悔したり。親の立場でこんな風に意見するのってドキドキですよね。しかし、その日は午後から小学校英語の研修会で、その会場に行ったらMeeの担任の先生にばったり。「先生～！すみません、今日はあんな事書いて...」と話しかけて、家でおばあちゃんが心配していることも話し、いろいろ直接はなせてよかったです。帰ってきてから連絡帳を見ると、「ご意見ありがとうございます。」と書いてあり本校ではそうじの後にドリルタイムという時間を設けてあって一年生は連絡帳を書いたり、お帰りの用意をし、2年生以上は10分間前の学年にさかのぼっての漢字、計算などを取り組んでいるそうです。その中に100マス計算の日（金曜日）があって全学年100マス計算をやっているということでした。（ひょえ～、しらんかった）2年生は目標タイム5分...。慣れずに苦労している子ども、と先生の姿を見ていると昨年担任していて、ほとんどさせていなかったのでもう少し経験させておくとよかったなあと、申し訳なく思って経験させるために出されたと言うことでした。ただ、先生も「100マス計算がすべてだとは思っていずどちらかというと、好きではないので、これからずっと出すことはありません。」ということでした。「それにしても2題は多かったですね。すみませんでした。」と締めくくってありました。それいらい100マスが宿題に出ていません。私が言いたいことすべては理解してもらたかどうかは分かりませんが…まあ、これだけ私が書いたことで多分宿題には出しにくくなったはず（笑）あきらめず、伝えていきたいと思います100マスよりゆうチャレンジタイプの問題を出してくださいって。熊本では「ゆうチャレンジ」という熊本独自の学力テストが3年生以上年に一回あります。これは本当に考えないと分からない、そしてほとんど記述式なので、採点をする教員泣かせのテストです。算数でもただ単に式と答えを書くのではなくて、「あなたがそう考えるわけと、計算の方法を書きなさい。」とか記述で答えなくてはならないし、問題も長～い長～い　ひねってある文章です。社会でも「秀吉が刀狩りをしたわけを述べなさい」とか、歴史的背景を記述しなければならない。宿題出すなら一問か二問、頭をひねって自分の思うことを表現するような宿題がいいですよね～家に帰ると、おばあちゃんがこんな事を話してくれました。「きょう新体操に送っていくときに算数の問題を出していたらね、７＋８はどうするって話になって、私は8に７からふたつやって10をつくって7か2引いて5だから１５って考えるんだけどMeeは７の５と８の５をくくって10、残りの２と３を足して５って考えるって言うのよ。なるほど、そのやり方って速いな～って感心したところたい。」と嬉しそうに話してくれました。おっ、デンタ君を活かしているな、やるじゃん、Mee。しかし、会話の流れで「夏休みは何月でしょう？」と聞くと、「え～と。2月？」と答えるMeeに、家族一同ずっこけていました。それに対しSuzuは、「今日は2７日か～、そろそろ2月も終わりよね～」とか今朝も「おかあさん！あのカレンダー間違っているんじゃない！？もうとっくに3月になっているのに、まだ2月のカレンダーよっっ！」と、ふんぞり返って指摘するしおもしろいね～もうすぐ二年生、Suzuは年中さん、楽しみです。

2009.03.10

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おかげさまで…

お陰様で…提出した論文が2番目ぐらいの賞を受賞したようです研究主題は「きこえにくい」子どもの　　　　　　　　生きる力を育む自立活動と教科個別指導の創造　　　　　　　　　　　　～○○小学校難聴学級の取り組みを通して～7割ぐらいは難聴学級での自立活動の取組についてなのですがあとの3割ぐらいでどんぐり倶楽部の理論に基づいた学力をどう育んでいくかという実践論です。初めて書いたものですから、初心者マークの論文ですけど難聴学級の子どもたちのことを知って頂ける機会になったことと、糸山先生の理論を知って頂く機会になりそれが認められたことは嬉しい限りです。糸山先生を始めいろんな方との出会いとアドバイスでできあがりました。ここに感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。

2009.02.24

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おわったぁ～っっ！

やったぁ～っっ！おわったぞぉおおっっっ！無事提出しました教育論文。冬休みほとんど返上で、家族には大変ご協力いただき感謝感謝です。私が集中して作業できるように子どもたちを遊びに連れて行ってくれたぱぱ、グランマ、しいばあちゃん、そして子どもたち、ありがとう～！研究主題は「きこえにくい」子どもの生きる力を育む自立活動と教科個別指導の創造主に聴覚障がいを正面から受け止め子どもが生き生きと自分らしく生きていくために教師として学校で何ができるかってことが中心です。後半に言語的理解力、言語的表現力、そして思考力を育む方法として三角視算表と良質の算数文章問題に取り組んだ実践例をあげています。糸山先生の理論にも触れながら参考文献では３冊の本をばっちり紹介。初めて各教育論文なので、ばっちりな出来…とは言えませんが教育界への種まきになれば…と思います。でも、２０枚という制限があるのでどんぐりの部分は十分に論じきれなかったんですけどね。第一歩と言うとこで。うちの校長先生には「三角視算表や文章問題の効果がよく分かるように分かりやすくまとめてありますね」と、評価していただきました♪ イメージフィクス法にも触れたかったんだけどなそれは今年の課題と言うことで。今日は自立活動の時間にイメージフィクス法で英単語を覚えました（小６の女の子です） wednesdayを一つ覚えました。「いい？あなたはすばらしい目の力を持っているのよ。耳は聞こえにくいけどね。その代わり目の力がすごい。これを利用しない手はないよ。今日はその目を使った楽しい覚え方を勉強するからね。いい？目で覚えるんだよ。目を意識して使ってね！」と、暗示を掛け（笑）Wednesdayをまずはよく見て、見て、見て！ハイ、じゃあ次はWednesda_下線の所には何があったかな？思い出して～では次！Wednesd_ _という具合にブランクを少しずつ増やしていって後からは一気に二つブランクを増やしたりしてすると… あれあれいっぺんに覚えて子どもも、「面白い～！！！」この単語を覚えた後「月曜日はね、mondayなんだよ」とホワイトボードに書くと、「ええ！？簡単ジャン！すぐに覚えられるよそれ！」と、目をキラキラさせて言っていました。楽しく、無理なく、無駄なく大事ですね。今年もどんぐりの楽しい手法を実践し、その効果を検証していきたいと思います。

2009.01.14

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冬休みの宿題とデンタ君

久しぶりに子どもの勉強のこと。冬休みの宿題終わりましたか？Meeの宿題は…てんこもりウィンタースキルっていう問題集１冊とＢ４裏表印刷が１０枚の国語と算数プリント（つまり２０ページ）あとお手伝いカード歯磨きカード絵日記２枚あ、硬筆点の練習１０枚もあった（汗）Ｂ４裏表印刷が１０枚の国語と算数プリント（つまり２０ページ）ですが…内容はこんな感じ…Meeはこんな問題を「じゃらじゃらもんだい」と命名しています。問題を見ただけで「じゃらじゃら」というおとがきこえてくるそうです（笑）う～ん。どうしようかねえ。そこで、デンタ君、登場！でも、これ、どうやって使うかな？一問一問デンタ君描いていたら疲れるし…何かいい方法ないかなと思い、１００均で買ったホワイトボードに油性マジックでデンタ君を描き、そこに赤のホワイトボード用マジックで書き込んで使うことに消しゴムはティッシュでも十分。何度でも使えます。なかなか時間がとれず、デンタ君を使うのは初めてだったんで、最初は、「え～、先生に習っているやり方でやりたい～！」と言いましたが、「うん、そのやり方もある、それにこの間お母さんが教えたメモのやり方もあるね。いろんなやり方があるんだよ。このデンタ君はMeeに『答えが見える』力をつけてくれるんだ。楽しくやるうちにあっという間に答えが見えちゃうんだよ。」と、はなしてとにかくやり始めたMee寝転んで鼻歌交じりでやっています。まずは足し算、やり始めると、「おかあさん、ここに式を書く箱を書いた方がいいよ」とか、１０の固まりが見えたらそれをぐるっと囲むとか、いろいろ工夫しはじめました。左側に１００円の絵が描いてあるのはこのデンタ君マシーンに１００円を入れると計算をしてくれるんだそうです。「あ、これ、顔の口の中に＋がはいっている、目の中にはーが入っているね～引き算もできるの？」というので「できるよ～、やってごらん」ということで、引き算。「あ、Meeが考えた面白い計算やってみていい？」と、オリジナル問題をつくりだし「あれ、デンタ君の手じゃ足りなくなった…あ、でもここの髪の毛のもつかえるかも」と、ぶつぶつ言って解いたのがこれ。５項の足し算、やったことのないことをやってみたいって思うようですね、このデンタ君だとこうしてみよう、ああしてみようと寄り道しますので時間はかかりますよ～でも、楽しんでやっていました。「はいはい、今日はこれくらいにしとこうかね。」というと、「じゃあ、またね、デンタ君。また使うからお休みしておいてね～」とお片付けしていたMeeでした。学校で習うのはおなじみサクランボ方式８＋８ならば８に２を足すと１０だからもう一方の８を２と６に分解して１６とします。教えられたとおりにメモをして解いていくと一つのやり方だけ一つの回路しか使わない。慣れると高速に計算できるようにはなるだろうけどね。でもデンタ君だと８がひとめで３と５に分解されることがわかり５と５で１０の固まりが見えます。のこりの３と３を合わせる操作をして１６そんなやり方でもいいし、他にもいろんな書き込み方合成の仕方が見えます。デンタ君だといろんなやり方が見えますね。いろんな思考の回路ができるなぁと改めて感じました。

2009.01.06

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can より　まず　want to do

久しぶりに考えていることを綴ってみようと思います。幼稚園のママ達からよく「もう、読んだり書いたりとか、数の練習はじめた方がいいかしら？小学校に行って計算とか分からないとこまるわよね～？」「泳げないとだめよね、スイミングにやっておいたらいいかしら？」と聞かれます。私もMeeが小学校に上がる前まではちょっと不安でした。私自身速い計算が苦手だったので、ぱっぱっと計算ができる人ってちょっと憧れ。だから、少しでも子どものためになるならって…Meeが赤ちゃんの頃、フラッシュカードを買って頑張ってみていました。でも、自分が面白くなくって「続けなくちゃ」と思うと続けきれなかった(笑)どんぐり倶楽部と出会って「ああ、計算速くできなくてもいいんだ。」と安心して「速くできないって事は、じっくりやるタイプって事よ♪」って前向きにとらえるようになって足し算の問題を指を使いながらゆっくりゆっくり友達の5倍以上の時間を掛けて取り組むMeeを（おお～、しっかりイメージをつくりながら数を体感しているな～。）と、ゆったりした気持で見守って「たくさん手を使ってね。ゆっくりじっくりやることが大事だよ。お母さんも計算はゆっくりする子どもだったよ。ゆっくりやるところがMeeのいいところなんだからね。」って声を掛けることができるようになりました。どんぐり倶楽部と出会わなかったら私のコンプレックスも手伝って追い立てていただろうな～。お絵かき、ブランコ、スケボー、一輪車逆立ち、工作、バドミントン、水泳、バレエ、フラダンス、スケート、そして新体操…いろんな事に夢中になって時にはできないと悔し涙を流しながらも一生懸命取り組むMee時には「私って、何でこう絵が上手なんだろ？　そうか～、一生懸命まねするからだろうな～」なんて自画自賛しているMee。ぼ～っとしていて着替えに20分ぐらいかかることもしばしば(さすがにこれには私も朝切れ気味ですが(汗))未だに自分の誕生日は覚えていないし、(すでに小学校の先生の間でも有名)クラスの人数も覚えていないし、学校の先生の名前も担任の先生以外覚えていないし、曜日も、日にちも、時計の読み方もあやふやなんですけど（その辺は逆にSuzuの方がしっかりしている）でも多分それは今、彼女にとってどうでもよい興味のないことだからであり…そんな彼女の姿や教えている子どもたちの姿を見ているとcanより　(want to) do が大事なんだなと、改めて感じています。私最初はcanが一杯増えると自信がついてできるようになって楽しくなる、喜びがあるそう思っていたんですよね。でも、やっぱ　(want to) do　が先ですよとにかくやりたい、やってみたい、やるのが楽しいそれをやっていると自ずとcanもついてくる。英語もそうだもんなどれだけ知っている単語や表現があるかって事 can にこだわったら話せなくなっちゃう。まず、知っているだけの単語を使って　話してみる　doこんな事相手に伝えたい聞いてみたいwant to doそれがあること。それが原動力。最初の話に戻って小学校に入る前に親がやることですが…勉強については…できることを増やして落ちこぼれないようにすることじゃないって実感しています。好きなことをとことんやること毎日の生活を満ち足りたものにすること好きなことをやることを通して失敗したり、うまくいかないときどうするかを考えたり、試行錯誤したり。そんなときにそっと寄り添って一緒に悩んだり、認めたりする親子関係をしっかりつくっておくことかなぁ話は飛ぶけど、新体操の先生はほとんど教えません。お姉ちゃん達選手には教えるけどちびっ子達はお姉ちゃん達のまねをしてひたすら自分で考えて自分で練習する。できていなくても、先生は怒らないし、注意しない。ただ言われることは、「しっかり見なさい」ってことだけ。時々「すごく上手になったね！もう少しで来れもできそうよ」って認めてくれる。すごくいいタイミングで。ぱっと見た目の印象派素っ気ない先生なんですけどね。すてきな先生だな～と思っているところです。話飛ぶついでにもういっちょ飛んで、先日担任しているAちゃんが、個別指導しているときに「先生～、私ね、勉強してよかった～」っていきなり言うんです。「え？なんで？」と聞くと、「あのね、社会とか勉強してね…すごい発見があったんだ私、今まで、地球には日本だけがのっていると思っていたの。フランソア先生とかいるから、他の国があるってのは分かっていたんだけどカナダとか、そういう外国は、またちがう地球に乗っているっておもっていたの。何個も地球があるって。でも、ぺーリーが船で来たとか、ノルマントン号事件とかいろんな事を勉強して、一つの地球に世界って乗っているんだな～って分かったの！」ええええええ？？？？？5年生の時、あれだけ世界地図とかも勉強して国の名前とか場所を覚えたりしたんだけどそ、そうだったの？と、瞬時愕然としましたがでも、キラキラ目を輝かせながら語る彼女を見て教科書、地図上の机上の知識が今彼女の中で、彼女に体感できるものとしてピピピッってつながったそして世界観が変わったそんな学ぶ喜びを彼女は味わっているんだな～と思うととっても素敵に思えました。まだまだいろんな事考えているんですけどコトノハ通信、チャコさん届きましたよ～！読み応えあります。いろんな人たちの言葉が心にしみこんでいます。クリスマスプレゼントありがとう～！

2008.12.25

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分数の割り算２

分数の割り算って、計算するのは好きでしたが、その意味はずっと大人になるまでちんぷんかんぷんでした。でも、こんな風にどんぐり方式で絵を描いて、あーでもない、こーでもないと考えるといろんな発見があるんですね。だから楽しい。さて、本題です。私が考えたオリジナル問題。たぶんこんな問題は小学校のテストでは出ないと思うんですけど、でも、考えてみておもしろかった。もんだい同じ形のケーキが3個ありました。ところがレオン君がそのうちの一つのケーキの1/3を食べてしまいました。残りのケーキを3/5ずつ切り分けるとすると何人に配られてどれだけのケーキが余るでしょうか？まずは絵で考えてこんな風になりました。最初は丸いケーキで考えていたんですけどちょっとこんがらがってきたので、考えやすい長方形のケーキにしました。まず、レオン君が1/3たべちゃったので3- 1/3 ＝ 8/3そして3/5ずつ分けるのだから8/3 ÷　3/5=つまり、１を基準とすると8/3と見えていたものを3/5 に基準を変えたらどう見える？ってことパソコンで書くのは至難の業なのでノートを載せます。つづいてもちょっとわかりやすく書くと…さあ、絵では　４人に分けられて　4/15あまると出ました。さて、計算してみると8/3　÷　3/5　=　8/3×5/3　= 40/9 =4 4/9あれ～？割り算の式でとくと…４人に分けられるのは一緒だけどあまりが4/9 になっちゃう！？で、考えると…そうか～、基準を変えていたので答えが違ってきたんですね。4 4/9と見たときに　４あまり4/9って思っちゃうんですよね。でもこの4/9は3/5 を基準とした大きさ。おもしろい～。いろんな分数の割り算を絵で考えてみました。学校の授業でも絵を描いてまず答えを出して…そして式を考えて解いてみて絵とちゃんとあうかどうか確認する…というやり方をやっています。子どものノートです。前回紹介した教科書の問題もちゃんと絵で答えが出せました。先日教室で算数をしていたときに２／５÷３／４を絵を描いて考えようとしていたら私自身もどう書いたらいいか分からなくなり…（汗）そうしたら子どもが「せんせい、私はこっちで考えるけん、先生はそっちでやってね！」と自分なりに絵を考えて、試行錯誤していました。二人でずっと絵を考えていたらちゃ、チャイムが…（涙）「今日は先生も絵を描くことが出来ませんでした…。残念…もし、思いついたら中学校に行っても高校に行っても教えてね！」と子どもに言ったところ「そうね～。でも、今日はいっぱい頭使ったな。考えて考えて考えて…よく考えた日だな～♪」と、うれしそうでした。答えは出なかったけど、いっぱい頭は使ったね。そんな授業もありかな～

2008.09.24

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分数の割り算をどう学ぶか・解答募集～♪

久しぶりにまじめに…。全然アップしていないけど…どんぐり方式でいかに学校の勉強を楽しくやっていくか。日々、模索しています。（一応やっているのよ）で、今、思い切ったことをやっているのが分数のかけ算と割り算のところ。教科書のやり方ではやり方はわかっていても、どうして分数の割り算は逆数をかけるのか分数で割るってどういうこと？という子どもの素朴な疑問にわくわくした答えが返ってこない！それにわかりにくい！だって、だってね、分数の割り算の勉強は次のような段階で説明されながら進んでいくんです。まず2/5×２の計算は★分数に整数をかける計算は分母はそのままにして分子にその整数をかけます。ということを導いて計算が出来るようにして次に4/5÷２の計算の仕方を考えよう！　ということでこのように図を示しつつ…(1)分数に整数をかけるときのように整数で割るときは分子を割ればいいんだね！とまず分子を割るように言います。次に4/5÷３を考えます。４÷３はできないから…ということで式を操作して(2)「分数を整数で割る計算は、分子はそのままにして、分母にその整数をかけます。」と公式を導いてあります。さっきは分子を割れと言っておいて、今度は分子にかけろと言う…そして最後には2/5÷3/4の計算で(3)分数で割る計算は、割る数の分母と分子を入れかえた数をかけます。となるのです。担任している子どもが混乱するのは目に見えているし逆数をかけると言うことを覚え込ませることが出来たとしてもぶんすうで悪と言うことのイメージは絶対つかめない…だから思い切って、もちろん保護者にも了解を取って教科書のやり方を置いといて…やる順番も変えちゃってやることにしました（ニヤ）ふふふ…やりたかったのよ。私が感動した空豆さんから伝授してもらった÷を「基準を変えま～す」という記号だと読み取る方法で♪１ってのは１を基準としたとき１個なわけです。でも…１÷１／３＝そう、1/3を基準にすると　なんと三個になるんです。このことをすっきりわかりやすく理解するために教室で使っているのがこちら！くもん　おやこでいっしょに！はじめての分数パズル枠に1/3のパズルを3個敷き詰めてその上に１のパズルをかぶせて乗せておきます。１のパズルをぱっと取って、「ほ～ら、1/3を基準にすると　1個だったのが　3個になるんですぅ～♪じゃじゃ～ん」とやると子どもも、「ええ～！？わると減るとばっかり思っていたのに！なんで～！おもしろい～」続けて次のような問題。そしてこの問題。こんなイメージ図を書いて学習しています。そして次のような問題を考えました。★同じ形のケーキが3個ありました。ところがレオン君が三つのうちの一つのケーキを1/3先に食べてしまいました。残りのケーキを3/5ずつに切り分けて配るならば、何人に配れてどれだけのケーキが余るでしょう？この問題ってただ割り算の仕方がわかるだけでは求められないと思います。もちろん、こんなレベルの問題が小学校で要求されているわけでもないだろうし。でも、イメージを使ってとくと、こんな問題も楽しんで解くことが出来る…お暇な方～暇でなくても、ちょっと脳みそを動かしてみようという方。この問題を絵でとくとしたらどうやって解きますか？ちなみに私は最初こんな絵を描きました。でも途中であれあれあれ～となりました。最後に4人に配れて4/15のケーキが残るという答えが出ました。もし絵を描いて解いた人がいたら教えてください～。

2008.09.12

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鳥取での収穫１

とっとりに　おべんきょうにいきました。たくさんの　すてきなひとに　であいました。かんこうは　できなかったけど　きらきらひかるたくさんの　ほうせきのような　であいが　ありました。ついでに　かえりの　やこうばすに　のりおくれました。２０：１０　って　かいてあったのに　なんでか　よるの　１０じ１０ぷんだと　おもいこんでいました。はははははははははは～ばす　は　　きませんでした　…　しゅんそらまめさんが　たすけて　くれました。ほてるの　おにいさんが　とてもやさしくてよるおそく　とめてくれたうえに　２０００えんも　やすくして　くれました。きゃぁ～♪とっとり　だいすき。まあ…いろんなハプニングもありましたが…無事戻ってきました。今回糸山先生の講演本当によかったです。そしてそれ以上にそらまめさんのおともだちのジュピターさんの相談やコアラママさんの受験生の指導についての相談に立ち会うことができたことは本当にありがたかったです。コアラママさんの相談内容は中学三年生の受験指導をどうしたらいいか。私もこれを聞きたかった。高校受験、どう闘っていくのか。今どういう力をつけていくのかはそれが見えないとわかりにくいから…メモった内容をざっと書きます。まず、模試を受けて偏差値で行く高校を決めると言うことはナンセンスだそうです。模試は当てにならない。自分の行きたい高校を自分で分析しないと。公立高校だったら、その県の過去問１０年分を集める。そして分析をする。作戦をきちんと教えてあげないといけない。その子の実力ってのは作戦で生きてくる。分析をしないで勉強させてはいけない。そして目の前で実際に高校入試問題の英語の長文読解問題を鮮やかに解いて見せてくれました。ほ～っっと感心するばかり。そうか～こういう解き方を知っていれば…全然違うよな。そして完璧な、点数のとれる英作文の方法なども教えていただきました。その上英文法のマスター方法も。無理なく無駄なく、そして活用しやすい文法学習。これまた目から鱗でしたね～。受験が怖くなくなりました。焦って前倒しして「学習させる」必要なんて無いんだと確信しました。MeeやSuzuが行きたいという高校を選び、そして本当に行きたいと思うなら、一緒に作戦を立てて闘っていける自信がつきました。もちろん、理科や社会、そして数学の勉強の仕方のコツもわからん帳の作り方、活用の仕方も教えていただきました。これを知っているのと知らないのとでは雲泥の差だ！よし、中学２年生の夏までは好きなことめいっぱいさせるぞ～！！そして次の先生の言葉が心に残りました。「高校受験は合格をすることが目的ではなく、子どもが大人になってからも役立つ『戦い方』を知るチャンス。先生や親がいて、一緒にやってくれて、戦い方を一緒にやっていく。受験はチャンス。自分で闘う準備。試験官の目になってみることを教える。どうしてこういう設問なのか?何を答えさせたいのか?ここに入るには何点足りないから、ここで撮ろう、後五点。じゃあ、これを取るか、他のところのここで確実に取るか作戦を一緒に立てる。最低点をまず調べて、子どもに示してあげる。子どもがまずそれを知らないといけない。自分の実力をまず知って、相手のことを分析して知って、そして計画を立てる。計画が失敗したら練り直す。そういう経験が社会に出たときに生きてくる。試金石になる。」中三の夏には思い切り受験生の母になって一緒に闘うからね～それまではめいっぱい好きなことして味わう力　感味力考える力　視考力そして死ぬほど勉強する体力を思い切りつけようね。それから一番大事な夢　目標　生き方を見つけていくこと精一杯応援するよ～糸山先生自身の受験体験や３人のお子さんの子育ての様子などもたくさん聞くことができてよかったです。またどんぐり歴の長いママさんの話も聞くことができてとても参考になりました。鳥取でお世話になった皆さん本当にありがとう！そらまめさんともいろんな事を話せてそしてそら豆さんを包むたくさんの愛をもった人々と出会えて本当に幸せでした。大豆君　ぎゅ～ってできなかったのがこころのこりだけど…そらまめさんが　ひやかすから　にげちゃったじゃない～ぷんぷん今度会ったときは一番にハグしよう～っと。

2008.07.21

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迷って、まちがって、そのまちがいを大事にする練習

久しぶりに寺子屋を開きました。参加者はnamimamaさんところのゆうちゃん(小４)とナナちゃん(２歳)Meeと同じ幼稚園だったrenくん(小１)とみーくん(年中）。そしてMeeとSuzu。ナナちゃんはもうSuzuの名前をしっかり覚えていて、わが家に付くなり二人は意気投合！いろんな遊びを創り出ししっかり準備学習をしておりました。カフェをつくって、くつろいでいる二人の姿がかわゆい♪あおくんは、あおママさんが超仕事が忙しくて出る事ができないという事でお休みでした。あおくんが一人いないとうるささ　活気が２分の１ぐらいになります。おばあちゃんが「いないと本当に寂しく感じるのよ～」っておっしゃるのがよく分かる。そして、もうひとり仲間が増えました。なっちゃんっていって、Meeが０才の頃からのお友達。以前私が英語のサークルをやっていたときに参加してくれていた女の子(小３)です。今ではMeeの小学校の先輩だし、家族ぐるみでキャンプに行ったりします。そのママが公文にバイトに行っていて、「麻紀さん、公文ってどう思います?　公文している子ってどうです？」って聞いてきたの。「そうか～。「公文している子」って一口に言っても、いろんな子どもたちがいるわけで、どうっては言えないけど…そこで疑問を持っている…ということは多分ママが今大切にしたいものとは何かちがうって感じているんだろうね～」って話して、どんぐりの話をしたら、すごくすっと入ってきたらしくて寺子屋に来たい！って話になったの。本日来る予定だったんだけど一昨日「すみません、娘と打ち合わせができていなくてお友達と約束をしてしまったようです。申し訳ないのですが今回はそちらを優先させたいと思います。」ってメールが来たの。なっちゃんがこれなくなったのは残念だけどでもね～素敵なママだなって思って。大人の私たちの約束より、この場合は友達との約束を大事にしたい。そう思ったときにちょっと気付いたのは…ああ、わたしこの寺子屋はリラックスして取り組めているな～って事。みんな自分のペースで参加するし私も自分のペースでやれるのでとっても楽しいです。英語のサークルをやっていたときは準備にも必死になっていたし「これだけはやろう」と頑張っていたから急なドタキャンとかあると正直むかっと来ていたけど(せっかく準備したのに～！とかね）どんぐりの寺子屋は、リラックスしてできるんだよね～今、子育てで大事にしたいことをみんなで確認し合うことで力をもらっています。うふ、今回は…ren君ってMeeの幼稚園時代の友達(小１)のパパが一緒に参加してくれました。ren君のパパってすてきなのよ～子どものペースをとっても大事にしているパパだな～といつも感じます。どんぐり問題もパパとやっているみたい話が合うので、どんぐりについてついつい熱く語りあってしまいました。さてさて、子どもたちの様子ですが、ゆうちゃん(小４）は２回目なんですが１回目よりのびのびと絵を描いていました。そして消しゴムを使おうとせずにゆっくり、使えないと思った絵には×印をつけて絵を描き直していました。とってもいい感じ。ren君もMeeが「ここじゃ消しゴムを使ったらいけないんだよ～」と最初に釘を刺したんだけどモモンガの絵がうまく書けずに…「消したい、綺麗に書きたい」ってしょんぼり。だから…「あのね、どんぐりもんだいはね、お絵かき問題。だけど、お絵かきじゃないんだ。きれいな絵を描くのが大事じゃないんだよ。言葉を聞いて、考えたことを『どうかこうかな～』って迷うことが大事。今、ここまで描いて『これじゃももんがじゃないな～』って気づいた。だから『かきなおしたい』って思っているんだね。だったらね、この『ちがうな～』って思う絵を『まちがい』を大事にとって置いて、もっと自分が考えるモモンガに近い絵を描くために生かすの。そしてまちがいを生かして新しく考えていくの。」そうおはなししました。するとrenくん、さっと間違えた絵にぐるぐるって印をつけて次のページへ。Meeが「モモンガってさ、リスの顔みたいじゃん。」といったので、「リスはネズミの顔にちょっと似ているからネズミの顔を描いて体をつけたら?」と、私も提案しました。そうしたら自分なりに絵を描いて、マントをひらひらさせることをどう絵に描くか悩んで…たくさん悩んで書き直して…とってもいい学習ができていたと思います。ゆうちゃん(小４）には「いい？どんぐりもんだいは壁にぶち当たる練習♪壁にぶち当たったとき大事なのは深呼吸して、ゆっくり、じっくりどうして失敗するのか?どうしたら壁を乗り越えられるか。考えること。だから、まちがいを大事にすることが一番大事なことなの。分からなくても、じっくり粘り強く考え続けることその練習だからね。」って念を押して学習を進めました。namiママさんによると、ゆうちゃんの家での態度と、ここでの態度が全くちがうそうです。私も長女だから分かるけど…（＆けっこうゆうちゃんと似ているところもあるから)お母さんの前ではお母さんの笑顔が見たくて期待に応えたくてついつい無意識に頑張ろうとしちゃう態度がしみこんでるんだよな～お母さんの顔色をうかがうことなく、自分らしくわがままに振る舞える弟がうらやましかった～。だからお母さんに「頑張らなくていいよ、ゆっくりやっていいよ。」って言われると普段も行動が遅いとか、ぼ～っとしているとか言われているので(私、子どもの頃はそうだったんです)「あきらめた」みたいに思われているようにその言葉が響くんだよな～でも「教師」って立場の私が「ゆっくりすることが大事なの」というとそのことばがすっと入るんだろうな。「先生」の言葉はマジックだもんね。立場乱用？？へへへ私もね、どんぐりを知って楽になったそうしたら子どもが見えてきたそう感じています。来週の寺子屋が終わったらメダカ取りに行く約束をしました。蛍もでるころだからな～蛍を見に行ってもいいね。

2008.05.18

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どんぐり倶楽部寺子屋４月２６日

４月からどんぐりもんだいをやる寺子屋をはじめています。ゆっくりじっくり、自分が選んだ問題を一問取り組むだけです。今日はあお君だけが来ました。最初にどんぐり問題をときます。あおくんは0mx79だんごむしさんがみんなで６ぴきいます。そこまで読んであげるといっしょうけんめい6匹のダンゴムシを描きました。綺麗に一列に並べて描きました。「できた！6匹！」とあお君が言ったので「じゃあつぎどうぞ」といったら、じぶんでゆっくり読んでいました。「２れつに　おなじかずずつ　ならぶと　いちれつはなんびきになるでしょう」「あ…まちがえた。これじゃだめだ」とあおくんがいうので「まちがいじゃないよ。それは「６ぴきいました」ということがわかる大事な絵だよ。　そのえじゃつかえないときは　絵を変えたりあたらしくかいたりすればいいんだよ。」というと「そうか！じゃああの　ビッグなノートを使おう♪」とノートを取り出して２れつに同じ数ずつならべました。そして答えも出して終わり。Meeも虹色ののこぎりの問題をときました。7色より6色多いというのがわかりにくかったようですが何とかできました。あおくんがMeeのもんだいをみながら「ぼくわかった！１３しょくだ！」と私に耳打ちしに来てにっこり。すずも「蛇の問題出して～！」というので「へびがいました。おかあさんとおとうさんとSuzuでした。そこへ１０ぴきへびがきました」というと「ひえ～！いっぱい！！」といいながらたくさん蛇を描いていました。問題は30分もせずに終了。そしてお待ちかねのメダカ釣り（？）ちかくの河までいきました。７００～１０００メーターくらいの道のりかな?わが家の周りには素敵な風景があります。用水路の水も綺麗です。あおくんが「ああ～なんだか足が痛くなってきた。もうしにそうだよ～」「ふ～ん。がんばってね♪」「…」ママがいないので甘えられないことは本人も十分承知メダカを捕りに行きたいだから頑張りました最後まで♪川はちょっと増水していて風が強かったのでメダカは今日はいませんでした。なので川辺を歩いて誰かがつくっている川辺の素敵なブランコで遊びました。あおくんが「ねえ押して～ぜんぜんぶれないよ～」「じぶんでこげるよ。はい、このときに足を伸ばして～ちぢめて～」ブランコの練習をしました。あおママさんの話だと、保育園にブランコがないそうです。近くの公園にもないからなかなか経験が少ないそう。こつをつかむとあおくんも楽しそうでした。帰り道、竹林があって地面を割ってぐんぐんのびているタケノコを発見！「わあ～先っぽって結構柔らかい～」「ぐんぐんのびているね～」「こっちのはちっちゃいよ」「切り株がたくさんあるね」「こうさわるとつるつるだけど、こっちからさわるとざらざらだよ。」いろんな発見がありました。また長い道のりを帰りました。でも、いろんなものを発見しながらだからあおくんは一言もきついとは言いませんでした。足取り軽く蝶のように舞う男でした♪帰ってお家の中で遊んで一緒にマジックスクールバスを見て、カレーを食べて迎えに来たあおママさんとひなちゃんも合流して温泉に行って帰りました。たのしい寺子屋＆自然発見お散歩教室でした。

2008.04.27

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久しぶりのどんぐりノート0mx36

Meeのどんぐりもまったりとやっています。朝、２０分くらいかな。それ以上はやりません。夜は時間がないので朝５時半に起きて一緒に体操をしてDWEのトークアロングカードを１０枚いろんな声で録音して絵本を読むか、どんぐり問題をするか、お絵かきを一緒にするか。宿題は帰ってから自分でやるようにしています。帰って、連絡袋から出して、学校の学習プリントは穴を開けてファイルにとじる。終わった宿題は連絡袋に入れておく。これだけは自分でやってもらっています。さて、先日やった０ｍｘ３６0MX36＞　　月　　日（　　）　のはらで　のんびり　おひるねしている　かめさんが　とつぜん　わすれものを　おもいだして　はしりだしました。でも、かめさんは　どんなに　はやく　はしっても　とけいの　ながいはりが　1しゅう　するあいだに　3ぽしか　あるけません。では　かめさんが　18ほ　あるくあいだに　とけいの　ながいはりは　なんしゅう　まわることになるでしょうか。ちょっとMeeには難しいかな～？とおもいました。「のはら」ってなに?というので、「キャンプに行ったとき、草やお花がたくさんあってひろーい場所があったよね。そういう場所だよ」というとさあ～っと草原を書いて木を書いてお昼寝していてはっと気づいた亀さんを書きました。その表情がカワイイ～「忘れ物したなら、お家に取りに帰ったのね！」と言いながら道を書いて家まで歩いている様子を書いてお家のドアの前では鍵でドアを開けている亀をかいていました。こういう、文の言葉から文に書いていないことも丸ごと思い浮かべて文章のストーリーを自分の絵で思い描けることこれが「読解力」じゃないのかな。そう感じる今日この頃です。でも「では　かめさんが　18ほ　あるくあいだに」と言うところで　描いた絵の道のりには１８歩入らない…どうしよう…どうする？で、次のページに書き直すことにしたようです。なが～い道のりを書いて、亀さんの家がゴール。そして１歩、二歩と歩き出した面白いのは１歩を二つの○で描いたMee。そうか、私だったら１歩を一つの○で描くけど…「なんで、二つの○?」と聞くと「だって亀は４本足でしょ。一歩では二つの足を出すじゃん。」…参りました。１８歩描き終えると…あ…家までたどり着けていない…うーんと考え、Meeは…道上に格子模様を描き始める。な、なんだ？「１８歩歩いてね、ここまで来たら、ここから先はトンネルになった滑り台でかめさんの家までしゅ～って滑っていくから歩かなくていいの」だそうです。あっぱれ。その後「とけいの　ながいはりが　1しゅう　するあいだに　3ぽしか　あるけません。」と言うのがどうしても分からないらしく。「分からないから絵を描いてもいい?」っていってかいたのは時計の絵（笑）部屋にある掛け時計とにらめっこしながら秒針が回るのに合わせて自分の指を回していっぽ～にほ～と言っていました。問題では「長い針」と言っているので秒針ではないんですけどね。まだ「一時間」という感覚は体に入っていないようなのでまあ、今回はこれでいいかなと思って黙ってみていました。そして、「わかった！」と、三歩ずつ区切って、ぐるっと円を描いて６しゅう！と答えを出しました。昨晩、「先生が家に来たときにお菓子をあげたい！」というのでスコーンを作りました。その時にMeeは粉類を泡立て器でかき混ぜながら「一周～、二周～」と数えていました。問題と生活体験がリンクしているな～と感じました。時々土曜日に寺子屋をやっています。みんなでわいわいとやるのも楽しいです。「指導」することはないから。だって、あおくんやMee、こどもたちが「間違いは大事なんだよ～！消しゴムは駄目なんだよ～！」ってニコニコしながら言ってくれるから。楽しんでいきましょう～

2008.04.24

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待つ楽しみ～はじめてのわからん帳２～

どんぐり問題を一緒にやっていると、ああ～そんなふうにかいちゃあ数えにくいでしょ！あちこちに書いたら比べにくいじゃない二列にきちんとそろえると一目瞭然なのに！そんな心の声をぐっと抑えて耐えなければなりません。でも、どうしても押さえきれなくなってまだまだ手を出したり、口を出したりしてしまうんですが…お父さんのタイヤの問題…これをさらっと解いたとき。六つあるお父さんの車のタイヤの3個と3この間に手を置いて切るようなまねをして「半分！」ってやったときああ～こんな動作はスコーンを作るときにいつもやるよな～半分に切って重ねてって…と、ぼ～っとしながら見ていてあ、こういうことか。こんな風に自分の中にある体験と問題で求められているものを自分で探って重ねていくこういう体験をどんぐり問題を解くことでMeeは体験しているんだな～何も考えずに体験していたことをこれから起こることに活用できるイメージとしての「経験」にシフトさせていく。そんな風に見えてくると待ってじっと見るのが楽しくなってきました。どうしても私たち親は早く寝返りしないかな…早く立たないかな?早く歩けないかな?早く子どもができるようになることを望んでしまいます。でも、クッキーを焼くときに早く食べたいからといって温度を300度にして焼く人は誰もいませんよね。そんなに高くしてしまうと失敗してしまう。外は焦げ焦げ、中は生焼け。こんがりさくさくに焼けるには丁度良い温度と時間が必要。でも子どもを育てるレシピはないから一体この子はどんな温度と時間が必要なのか…それが分からない。だから不安になるんですよね。そのレシピは子どもを人間としてとらえて生理学の基本を学び、知識として得てあとは目の前の子どもをじっくり見る。それしかない。その子しかその答えを示してくれない。そういうことなのかな。糸山先生がどんぐりは生理学だって言うのは。私たちが一から生理学を学ぶのは難しすぎるんでそこをわかりやすく示されているのが糸山先生の作業なのかな。まあ、まだそのくらいのことをぼお～っと感じている段階ですけどとにかく待つのが楽しくなった。楽しみになった。で、次に取り組んだのはこの問題0mx64小さな魚となっているんだけど、その魚は金魚らしいそしてまず書いたのは先生。笛を吹いています。そしてすべて赤い金魚の子どもたちだから組み分けは帽子で分ける。背びれは帽子の中にすっぽり入っているそうです。で、まずMeeが悩んだのは…「金魚の運動会では何を競争するんだろう?????」そうか…そこか…さすがMee。「わかった！口から泡をぶくぶく出して、どっちが何個多く出せるかを競争するんだ」と、泡を描きだすMee。一匹一匹丁寧に書きます。小さな池って言うからこじんまりとした池を書いたけどそれじゃあ入りきれないよな、24匹は。で、つないでつないで…5日間掛けて6ページになりました。毎朝問題に取りかかる前に一緒に問題を読んで確認しました。最初紅組ばっかり書いたり、青組ばっかり書いたり、適当に書いていたので、「みんな同じ数ずつになっているかな?」「みんなで何匹いまいるかな?」この二つだけは問いかけました。そのたびに１，２，３…と数えます。時々何匹か飛ばして数えます。金魚の横に数字を書けばいいんでしょうけどね。「何回も数えなくちゃいけないね～。たいへんだね。どうしたらいいかな?素敵な工夫はないかな?」「あ！わかった！　ちゃんと数えればいいよ！」…それは解決策になっていない気がするけど…よく考えたねそうやりながら書き続けました。そして6日目の朝「ねえ、お母さん、これわからん帳に入れてもいいの?」と、言い出しました。「もちろんだよ。このわからん帳は宝箱だよ。この宝箱に入れて取っておくの。大事にね。そうしてしばらくたってあけてみてね。Meeが準備ができていたらきっと解けるの。その時を楽しみに待つんだよ。だから、ほら、Meeのわからん帳はキラキラノートでしょ。宝箱なんだよ。」「うん！じゃあいれる！」「どうする？きりとる？」「切り取るのはイヤだ！あ、お母さんパソコンで取り込んでプリントして！」「はいは～い」そんなことでMeeが自分で決めて初めてわからん帳に入れました。毎朝10分から20分だけど起きてきてこつこつと解いていたこと（とかなきゃってより解きたいって感じで）一つひとつの金魚を楽しんで描いていたことそれで十分。まだまだ24って数字がMeeには大きく感じること。全体としてみることは難しいこと同じ数ずつ組み分けするって言うことは分かっていると言うことそういうことが分かりました。だから大収穫の問題です。毎日やっていたけど一週間で一題のペースです。そんな感じで今やっているところです。そうそう、先日、大好きな従妹のsちゃんと遊んでいたときMeeが涙目になって私のところへ来ました。「どうしたの？」と聞くと「sちゃんがすぐ問題出す…」sちゃんは今度小学3年生になるお兄ちゃんがいるし気の利いた性格なのでもう九九も言えるし、足し算もできるし、1000とか2000とかまで数えられるお兄ちゃんがやっている横で勝手に覚えてしまっています。彼女なりに楽しんでね。だけどMeeはそんな経験はないだから足し算なんてぱっぱって答えられるわけ無い。「あのね、Meeにはね、足し算やかけ算なんて教えてないの。まだ必要ないから。あなたはスラスラ早くできちゃ駄目なの、今。どんぐり問題でじっくり、ゆっくり、丁寧にといていくことをちゃんとやっているでしょ。そっちの方が今は大事なの。今、あなたはスラスラ計算できちゃ駄目なの。今度問題出されたら、私は今計算はできないよ。その問題は楽しくないから他の遊びにしようってちゃんと伝えてごらん。」って声かけしました。大丈夫、Meeは素敵に育っているよ。

2008.04.01

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はじめてのわからん帳その１

４月からMeeは一年生。ただいま春休みを楽しんでいます。自分専用の目覚まし時計も買って(５００円のおもちゃみたいなのだけど)毎朝６時に起きるのを頑張っています。朝一番に起きてきて「どんぐりやる」とノートを広げてやりだします。●最近は一問を一週間くらいかけて解いています。●時間は２０分ぐらい●問題は自分で選んでいます。これまで、どうしてもどうしても誘導してしまって答えを出してしまいました。たとえばみの虫小学校＜0MX91＞　　月　　日（　　）　みのむししょうがっこうでは、あさから　きに　ぶらさがって　たいそうを　します。きょうは　てんきがいいので　みんなで　16にんが　ぶらさがっています。１ねんせいが　ひとり、２ねんせいが　ふたり、３ねんせいが　４にんです。のこりの　４・５・６ねんせいは　おなじにんずうずつ　きているとすると、４・５・６ねんせいは　なんにんずつに　なりますか。あちこちにMeeが次々に描くのでもう、それじゃ数えにくいじゃないか～っていらいらして「こっちに書いたら？」とか「今何人いるかな？」とかいらない口出しをして答えまで導いちゃったんですよね。カメさんの問題も＜0MX90＞　　月　　日（　　）みどりのかめと　あおのかめが　います。みどりのかめは　あおのかめより　６ぴき　おおいです。いま、かぞえたら、みどりのかめは　10ぴきでした。では、かめは　みんなで　なんぴき　いるのでしょう。この問題は５日間ぐらいかかって考えました。でも、「最初６匹多い」というのがMeeにはわからなくてちょっとイライラして折り紙を使ったら？と、ご丁寧に折り紙を用意してあげちゃったんですね。具体物で並べるとわかりやすいかなと思って…そしたらMeeは、「あっそうだ！」と目を輝かせて折り紙をかめの形に折りました。そしてひとつひとつに顔と甲羅を書いてこんな風に足を曲げたら亀さんらしいとかいろいろ考えて…ははは…いつのまにかお得意の工作の世界。とにかく緑の亀を10匹つくって青を一匹つくって…「全部で11匹！」「あれ～？でも緑が6匹多いんだよね」「そうか！」といって今度は延々と青を折り出す。そして青も10匹折る…（なんで～？？）で、折った亀を全部背中に乗せて「20匹！」「じゃあ、どっちがおおい？」「？？？？？？」こんな風に折り紙の亀で延々考えていました。そして思いついたのは緑の亀を増やすこと「でもなあ、そうしたら緑の亀は何匹になる?10匹だって書いてあったけど、それより増えちゃうね～」じい～っと重なった亀をにらんで3日ぐらいにらみ続けて「あっ！」と言ってある日、青の亀を取り除き出しました。そして4つの青い亀を残して「全部で1４匹！」しかしそれをノートに書こうとなるとまた？？？？？？でも、分かったのでわからん帳に入れるのはイヤだとだからそのままほおって置いて次の問題をしました。そして次に取り組んだお父さんの車にはタイヤが6個…という問題はするするっと絵を描いて、「お母さんのタイヤはお父さんの半分…」というところでは、お父さんの車の絵の真ん中に指を置いて「半分だから３！」と答えを出しました。車に乗っているところを工夫しながら楽しく書きました。

2008.03.31

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キリプレ＆デート

今回４００００のキリ番踏んだ方は結局申し出がなかったので３９９９９を踏まれたnamiママさんに決定！何がいいかな～、と思っていたらnamiママさんからデーとしましょうランチしましょう～♪というご提案が。料理上手で床上手なnamiママさんに手作りのエプロンでもプレゼントしようかな～と考えていたんですけど食が一番の元気の素であるので今回健康でおいしい！私のお薦め食材をプレゼントしました。一つはいつもあおママさんと温泉会議する水○プラザの米粉パンと田舎パンそれから水えさ、環境にこだわった卵3キロセット！卵かけご飯専用の醤油を添えて♪朝一番に買いに出かけたんだけどび、びっくり…長蛇の列。9時ぐらいから並ぶ人もいるそうです。規格外の卵などが安く売られているようなんですね。ここの卵って、黄身のいろが濃くって、卵の殻もかたくてとっても美味しいんです。3キロもらってその量にnamiママさんも動揺していましたが…フツウ買わないもんね3キロなんて…とっても喜んでいただきました。namiママさんの記事はこちらどんぐりを初めて最初にそらまめさんからnamiママさんを紹介していただいて私がファンになったのはこの記事特別支援教育についてこんなにこんなにしっかり考えていらっしゃってんでもって、力はいりすぎていない下ネタは忘れないユーモアを忘れない軽やかな方だな～って最初は雲の上のあこがれの人だったんですが、すごいな～springさんに教えてもらった引き寄せの法則まさにそれだと感じています。私が体でこのどんぐり倶楽部が必要だなと思ってやっているから自然とつながるんだろうな。でも本当に最初は雲の上の人って感じだったので今日会うときはドキドキしました。指定の場所について電話をします。初めて会うとき箱の瞬間が一番ドキドキですね。電話から流れてくる声は私が想像していたよりもずっとずっと柔らかくて高い華奢な感じの声でした。やっぱり直接会ってみないとわかんないよな～何度となくnamiママさんの記事を読んでいたけどやはり私の持っているnamiママさん像は想像でしか無い。当たり前のことだけどそんなことを考えながら駐車場で待っているとななちゃんを連れてnamiママさん登場～ナチュラル系ハンドメイドママさん系の出で立ちで（どんな出で立ちよ？まあカワイイって事よ）包み込むようなオーラを感じました。なので、素敵なお宅におじゃましてそのまま子どものおもちゃの部屋に行きまるでわが家のように安心してくつろいで遊ぶ子どもたち。まるでいつもそう遊んでいるかのように。（汗）何故か今日だけ雨お外で一杯遊ぶはずだったのにね～そんな子どもたちにnamiママさんが面白い粘土を出してくれました。【Floam（フローム）6色パック】アメリカで大ヒット！！ついに日本上陸！ジェリーとビーズの不思議な手触りがもうやみつき☆子どもたちは大喜びでコネコネ、ねばねばつくるの大好きなMeeは想像力をかき立てられて高い粘度なのにそんなことはお構いなしにいろんなものをつくっていました。私たちはその間に存分におしゃべり相手を探らず気負わずに話せるから初めて会うのにブログには書けないあんなこともこんなこともそんなことまで話しちゃいました。ああ～、こんな熱のある方が同じ世界にいるそれだけで力がわいてきます。忙しさに追われる現場その中で我が身を守ろうと当たり障りのない生き方をしていこうと必死な方、または自分さえ良ければという生き方に知らず知らずになっている方が多い現場。うれしいっす。ランチもとっても美味しかった～アホな私はカメラを忘れたので取り損ねましたが…心もおなかも満たされました。あるだけのおもちゃを引っ張り出しｍａｘ散らかし放題しておいてお姉ちゃんのゆうちゃんと粘土でいろんな作品を作って壁やドアにべたべたと貼りたい放題張ったり、水槽にまで貼り付けたりななちゃんとはげらげら走り回りながら笑い転げどたばたとやっておきながら天然不思議ちゃんのMeeのいうことにゃ「ねえ、全然遊ぶものないじゃん」私たち「……は？」まあ、朝九時から夕方5時までぶっ続けで公園で遊んでも、「まだ全然遊んでいない！！！」と豪語する彼女ですからなんら不思議ではないですけど。Suzuはマイペースに遊び食いしんぼ組というわけでナナちゃんとチームを組みカスタードクリームの付いた泡立て器の先をone for me one for you!とかいいながらななちゃんとこうたいでぺろぺろやっていました。この二人のジャンケンが又カワイイのnamiママさんと真剣な話をしているときにふっと横に目をやるとジャンケンをやっている二人2歳児と3歳児ですからじゃんけんぽんSuzuはいつもチョキななちゃんはいつも三本指で「やった～、ななちゃんの勝ち～」Suzu「？？？？そ、そうか…？？？」そのジャンケンが永遠に続いて面白かったよ～時間はあっという間に過ぎてお帰りの時間。Suzuはゆうちゃんが気に入って「ねえ、この人はどうする?」とゆうちゃんを指さしてしつこく聞きます。「Suzuはどうしたいの?」と聞くと「Suzuはこの人連れて帰りたいも～ん。お家に来て欲しいも～ん。」ななちゃんも車に乗る気満々なので、乗れないと分かると号泣～悪いけどその泣き顔がまたかわゆいの。また来週遊ぶ約束をして名残惜しいけどさよならしました。初デートはとっても楽しかったです。おじゃましました～出会いの春ですね。又楽しくなりそう♪今年も♪♪

2008.03.30

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ぷち熊本どんぐりオフ会

前回福岡オフ会であけにょろさんところのたんくんが発熱し会えなくて残念！その上にあけちゃんの転勤が決まったので引っ越す前に会いたい！ってことで…あけちゃんがわが家まで来てくれました～！新幹線を使って、遠いところありがとう～！遠いと言えば、…ふ、ふらりさんも参加してくれました（涙、涙）パパさんも一緒に九州旅行をかねて。んで結局あけちゃん　うーちゃん　たんくんノクターンさん　DAWNちゃんふらりさん　きいくん、たあくん、あおままさん　あおくん　ぴよちゃん近くに住んでいることが判明したエンデさんそしてミカリンさん　でこちゃん　ぶんちゃん　いよちゃんで、私と　Mee　と　Suzu大人7名、子ども12名　合計１９名が集合～プチではないわね（笑）まずはお昼をみんなで食べてその後は自由に外で遊ぶなり、中で遊ぶなり…外にはお風呂の焚き物用にもらった（そうなの、わが家はお風呂はまさに焚くの）廃材がたくさんあったので子どもたちはそれで滑り台をつくったり廃材を並べて基地をつくったり。自転車で遊ぶかローラースケートで遊ぶかじゃりであそぶかブランコで遊ぶかそれぞれに好きなように遊んでいました。朝からカメラを充電して準備万端だったのに…今もまだ電源コードにつないである…そう、ばたばたして一枚も写真撮ってないよ～誰か取っていたら送ってね。ママ達も座敷に座ればいいのに玄関先に座り込んでおしゃべりに花を咲かせました。土曜日は忙しくて何の準備もできずおやつもなんにも買っていなかったのでスコーンを作ろうとはじめるとつくるの大好きなSuzuが一番にその臭いをかぎつけお手伝い♪そしてピヨちゃんも♪ぼくもやっていい？とたんくん君も参加♪小麦粉を手でもんだり生地を粘土のようにのばしたり時々生地をつまんでお口に入れて残りは元に戻したり　楽しくつくることができました。途中でたあくんが　ぼくもさせて～ときたらすかさずぴよちゃんが「いいよ！」交代で楽しみました。生地をオーブンに入れたらみんなでMeeが4月から行く学校に遊びに行きました。今回きいくんが大きいお兄ちゃんがいなかったからちょっともてあましていたもんね広い運動場でのびのびと走って遊んでくれたんでよかった～あっという間に時間は過ぎ…途中で温泉に落としてきたミカリンさんのお母さんから「まだか～？」という催促メール。でも「じゃあ、かえろうか？」というミカリンさんにイヨちゃんが間髪入れずに「イヤ！！」おお～、こんなにはっきり意思表示、いいね～、親は困るけど（笑）帰りに駅まであけちゃんを送っていってちょっとゆっくり話ができました。Meeもうーちゃんとしりとりや　よく分からないゲームで大盛り上がり最後の最後まで楽しめました。Suzuがしみじみと「きょうは　いっぱい　たのしかったね～」とつぶやいていました。やっぱ直接会って話すのって大事だね。不思議とみんな昔からの友人みたいに語り合っていました。あけちゃん、東京行っても韓国行っても仲間がいるからね～またあおうね！

2008.03.16

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じわじわ…フフフフフ

どんぐり問題をする際「式　禁止令」を出してから…子どもたちの絵が変わってきています。私が求めているものが多分伝わって、それに応えようとしているんでしょう。「今日からのどんぐりはね、一週間、一ヶ月かかってもいいから…一文一文絵にしていってあなたの描いた絵をじっと見つめて考えてあなた自身で解いていこう。」って声を掛けています。今朝、朝自習の時間にAちゃんが、「先生、もうどんぐりの幼稚園問題と一年生問題がないですよ。３年生がほしいっていっているのでプリントしてください～！」って、言ってきました。３年生の先生にはまだ紹介していないのでどうも、子どもたちから広まったか…それか、廊下に掲示しているどんぐりギャラリーが功を奏したか。ふと、廊下のどんぐりギャラリーにもうけたサンプルコーナーを見てみると…６年生問題のサンプル以外…全部無くなっている！おお～５時間目が終わって…３時１５分からは職員会議…だというのに３時５分ぐらいになって５年生のBちゃんが３年生をぞろぞろ４人連れて私のところへやってきた。「せんせい、この子達がどんぐり問題ほしいんだって。１年生と幼稚園問題がほしいそうです。」それを丁度聞いていた３年生の担任の先生が「おまえら～、幼稚園問題なんてレベルするのか?もう３年生だろ～！？」「あ、先生、大丈夫ですよ。５年生も幼稚園問題からはじめてますし１年生問題でもかなり手強いですよ。２年生問題もわが家では主人もばあちゃんも頭抱えて考えましたから（笑）」「ああ、絵を描かないと分からないってやつなんでしょ？君たち問題もらったらしっかり勉強しなさいよ～」おお～、この先生にはまだ一度もどんぐり問題のこと話したこと無かったのに…誰が話したんだろうね～、「絵を描かないと」って知っているね～時間がないのでとりあえず半分ぐらいずつ４人文プリントアウトして「式は禁止だよ」っていうとえ？目が点。「絵で考えて答えを出すの。筆算は描いていいよ。たとえばね、こうやって解くの」と、幼稚園問題の第一問目を絵に描いて見せました。「ああ！このもんだい、お姉ちゃんがやっていた。（お姉ちゃんは５年生の隣の組）」ひとりの女の子がつぶやいていました。じわじわ～んて子どもたちを通じて広がっているみたいです。プリントつくっとかなくちゃ。

2008.03.05

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九州オフ会その2。もうすぐキリプレだ～！

おお～っ。ブログの更新は滞っているのに…キリプレ近づいてきましたね。さて、どなたになるか楽しみです。magatinさんところのキリプレは逃してしまった…残念。なかなかブログを書く時間がとれず、Suzuの発熱が続いたりして…滞っておりました。でも、覚えているうちにメモしとかないとね。ランチの時間も近づき、プレオフ会を終了してレストランへ。三部屋連結…と言うことでしたが確かに…ドアではつながっている。しかしそのうち一部屋は…岩風呂?砂利が一杯敷いてある部屋…？？？うーむ。どうするべ。ミカリンさんとおろおろしているうちに子どもたちは当然のように糸山先生を囲んで着席。子どもたちが座れば、ソファは満席(汗)とりあえず、大人の席を決めようと例の座席番号札をテーブルにおくと、「わあ～！これがいい！」とかいいながら次々に子どもたちが取っていく～(涙)とにかく子どもをまず何とかしよう…ということで、「さあ！ご飯取りに行くよ～！」と、誘導して、食べたいものを取ってきた子どもたちを和室に誘導～「子どもたちはこっちね～」Suzuもあお君がいるのでニコニコして和室へ。私はしばらく子どもたちと一緒に和室にいました。「何取ってきた?」「それ、野菜ぜんぜんないじゃん」とか、会話をはじめる子どもたち。「カラオケがあるね～！」「ご飯食べてからみんなで歌おうか?」「あ、ストロー無いの?じゃあ俺、ジュース取りに行くから持ってきてあげるよ。」そんな会話が自然とできていました。だから、Suzuも安心してその場に居ることができたようです。ミカリンさんから「最初の挨拶だけでも一緒にしよう～」とお声がかかりSuzuを置いて大人の部屋へ～糸山先生から自己紹介が始まりました。それからそれぞれ自分のどんぐりとの出会いなどを語っていきました。自己紹介もかねてなんだけど話し出すと結構熱くなるのね。だから、私もだけど話が長くなる…めっちゃ長い人は20分ぐらい話していて、話が止まらずまた、誰もとめられず…だから、今度からオフ解されるところは持ち時間を一応3分とか決めておいてタイムキーパーつくった方がいいかも(笑)みんなの発言を保障するためにもね。そうじゃないと、控えめな方の意見が聞けなくなっちゃうな～と。で、そんな止まらないママ達の先生への質問攻撃のなかMeeは糸山先生に質問「質問があります。レオン君は話せるんですか?」糸山先生はにこやかに「はい、話すことができますよ」Meeは「ええええ～っっ！？」質問したら安心したのか、子どもたちと遊びに行きました。そしてまたしばらくして、自分のノートを持ってつかつかと糸山先生のところにやってきたMee。ママ達のおしゃべりに割り込んで「ねえ、ねえ、あのねえ～、これはねえ～どうしてね～こうなの？」「ちょっとちょと、これみて！これがね…」と、自分のノートを見せながら延々と語り込むMee…すばらしいわ、その面の皮の厚さ。誰に似たんだろう…で、その時先生がMeeの解答を添削してくれました。解いていたのは雷さんの問題0MX06＞　　月　　日（　　）　たいようさんと　かみなりさんが　かけっこをしました。たいようさんは　１にちに　ちきゅうを　１しゅうしか　できませんが　かみなりさんは　１にちに　ちきゅうを　６しゅうも　まわることができます。　では、たいようさんが　ちきゅうを　３しゅう　したときに　かみなりさんは　ちきゅうを　なんしゅう　しているでしょう。これは確か4日ぐらいかかって解きました。まず、たいようさんとかみなりさんがかけっこしている絵たいようさんが地球一周する絵つぎに太陽さんが一周するときにかみなりさんが6周する絵次に太陽さんが2周目回って、雷さんがまた6周する絵次は太陽さんが3回回る間、雷さんは何周するか…を星をたくさん書いてそれを数えるという方法で答えを出しました。先生に書いてもらった生レオン君♪宝物です。一通りお話をすると、満足して又遊びに行きました。添削してもらったお宝のノートはぽ～んと投げやって…(涙)子どもたちは食事した後はカラオケで盛り上がっていました。とくに、…バニちゃんはマイクを離さずぴょんぴょん跳ねながら熱唱していました。それも、アカペラで。みんなで、サザエさんとか、いろんな曲を歌って楽しそうでしたよ。料理を取りに行っていると、ミカリンさんところのデコちゃんが廊下の奥に一人…「でこちゃん～、だいじょうぶ？部屋はこっちよ。」というと「わかっているよ、だってほら、ちゃんと地図を書いているんだよ。迷わないようにね！」な、なんて利口なんだ。料理を取って、戻ってきていると今度はフラミンゴが居るガラス張りのところにへばりついています。「デコちゃん何しているの?」し・ん・け・ん♪息を止めて、じい～っとフラミンゴを見つめメモ紙に写生していました。そんな感じで、それぞれの子どもたちがそれぞれに、それぞれのペースで時間を楽しんでいたようです。さて、今回はほとんど子どもたちといたので、あまり先生の話は聞くことができませんでしたが、でも、どうしても聞きたいことはちゃっかり質問しました。質問★家庭でどんぐりに取り組む場合、やり方を教えずに、「先生に聞きなさい」とノートを持たせ、先生に添削してもらう…と書いてありますが、生徒が「どうえを描けばいいかわからない…」と行ってきたときに教師の立場としては、絵を描いて生徒が分かるように説明してもいいのか?そうすると、結局先生に聞けばいいと、子どもの考える力を奪うことにならないか?5年生のノートを見せながら質問しました。すると先生は、「式を書くことを禁止してください。子どもたちは先生が式と答えを求めていると思ってしまっている。それから、じっくり絵を描かせることです。分からなかったらわかるところまで、一日一文でもいいから…この部分の文を絵に描いておいでとノートを返すのです」と言うわけで次の日の月曜日から「式は禁止」令子どもたちは、同様。ええええ！？と言う子アリ、「やった～！」と喜ぶ子アリ。その後は、「分からない～」と子どもが行ってきたら。「ここまでは絵が描けているね、では次の文のこの部分を絵に描いてきて。」そういう風に返しています。そして「絵をじっと見てね、じい～っとみて。見ていると何かが見えてくるからね。」と言葉を掛けているところです。さて、あっという間の時間でした、九州オフ会。遠方から来てくれた人たち、ありがとう～。糸山先生と又お話しできて嬉しかったです。まだまだやることは一杯。どんぐりが学校に広まって行くには…いろいろと策略をめぐらしているところです。できるところから、一歩ずつ…ね。

2008.02.24

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九州オフ会その１

どんぐり倶楽部九州オフ会がありました。参加者は幹事のミカリンさん会計のあおママさん遠いところからありがとう　埼玉から麻りあさんパパと一緒に家族旅行～でもこの日はパパほったらかしでごめんね、四国からふらりさん徹夜状態で高速バスに早朝乗り込んで宮崎かできてくれたのそのそさんパパ長い間お留守番させてごめんなさい～福岡から　テフコさんDWEつながりで知り合ったノクターンさんそれからこだま先生ともお知り合いだというmutanさんとそのお友達そして糸山先生とカニ先生　大人12名そして子どもたち…たくさん…15名！賑やかなオフ会となりました。残念なのは、あけにょろちゃん～お子さんの発熱で前日キャンセルに…いつか絶対会おうね！当日は…朝から雪…ミカリンさんから「つもっているよ」とメールがわが家の子どもたちは大喜び。スノーブーツ、雪だるま製造器、ワクワクしながら準備しました。あおママさんをたたき起こして、早めに出発～でも道路は大丈夫でした。付いた頃は雪も解けて公園はべちゃべちゃ。なのでアジア美術館でプレオフ会をすることに。最初ってなんか気恥ずかしい…でも、子どもたちと一緒に遊びながらママ達もうち解けてきました。子どもたちと考えた遊びまずは手を白い石を触って真っ白にして一人のママが逃げる役、子どもたちはママの洋服に白い手をひっつける！さあ、追いかけられているままは誰でしょう?ごめんなさい…けしかけたのは、他でもない私です。だって、たのしいんだもんママ達誰一人イヤな顔をせずつきあってくれて、子どもたちもすぐにうち解けました。クッションをプールに見立てて飛び込んだりテーブルホッｹーならぬフロアホッケー？イヨちゃんがなかなかうまい…プレオフ会はママ達とのおしゃべりと言うより、子どもたちとたくさん遊んで幸せな時間を過ごしました。あおママさんがすごい頭痛に襲われ大変な顔になっていました。私も頭痛持ちだから分かる。でも、私もうつってきた。頭がガンガンする。と言うことであおママさんに薬をお願いしてどうにか大丈夫になりました。前の晩、早く寝ればいいのにこんなものつくっていたの。楽しい雰囲気作りになればって思って、レオン君つき席の番号札なかなかかわいいでしょ？つくり出したら、あんなレオン君もつくってみよう、こんなのもいいな～ってなってきて。でも実際は、…これやめたがいいね。子どもたちがこのカードを見つけて「これがいい！」「あれがいい！」と持ち去り席番号札の機能はなくなってしまいました(涙)写真とビデオをmixiにアップしています。今日は時間切れなのでここまで…

2008.02.24

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明日はいよいよ九州オフ会

いよいよ明日は九州オフ会です！ランチは12時30分からですが、その前にプレ公園オフ会をすることになりました。会場の近くに遊具のある公園はなくて、な～んにもない公園だけど、子どもたちならキッと遊びを見つけ出してくれるでしょう。遊び発明家のまっつくんもいるしね！子どもたちがどんな風に遊ぶのか楽しみです。2次会はアジア美術館のロビー＆カフェで楽しむ予定。ここもいいんですよね～ここには子どもたちも連れて行ったことがあって大喜びで遊んでいましたから。絵本もいっぱいあるんです。火曜日と水曜日の夜はテフコさんちのチャットルームで集まれる人で集まっておしゃべりしました。会話が弾んであっという間に時間がたち…とっても楽しいひとときでした。合う緊張感より会う楽しみが大きくなったかな。さて、今日はMeeの保育園の参観日でした。一番に校長先生の保護者へのお話があってその後保育参観。今日は子どもたちと一緒に「なべなべそこぬけ」とか「ぞうきん」とかつるまき体操を楽しみました。親同士で「らららぞ～うきん、らららぞ～うきん♪　ぞ～うきんを洗いましょ♪」ってみんなで歌いながら、二人一組で片方が寝そべって、片方が相手の体をマッサージします。相手の人の手がとっても気持ちいい～お家の人同士でこんなふれあいをして心もほっこりなりました。その後の懇談会で、担任の先生が、「小学校入学に際して不安なことがあれば、ここにMaki先生が居るので何でも聞いてくださいね。ねっ、字は自分の名前を読むことができればいいですよね?」って振られたので、「では…」ってちょっと営業してきました。「お母さん達が不安にあおられて『このくらいの字が読めないと小学校に行けないよ！』って子どもを追い立てたり、『つまづかないように』って今から足し算を暗記させたりさせないでくださいね。」ってなかんじではじめて暗算は自転車の手放し運転のようなもの…とか指折り算の大切さとか「算数がよく分かるようになるとっておきのいい方法があるんです…」と、体感ゆびおりを紹介しました。じっさいにやってみながらみなさんほ～っっっって感心して、先生もほお～っって感心して、「是非そういう遊び今度から園でも取り入れてやってみるわ！」って。それから、読み聞かせの大切さ、見えるように話しかけること低学年のうちには体験を大事にすることそんなことをちょこっとお話ししました。先生が一番「いい話を聞いたわ～！！」って感動してくれたので今度糸山先生の著書を渡そうと思います。懇談会終了後、ある一人のママが「どんなふうに読み聞かせをしたらいいのかしら。今、結構文が長い本を読んで居るんだけど、子どもが途中であきちゃったらやめていいのかな？それとも、最後まで読む習慣をつけたがいいのかな?」って聞いてきたので「最後まで読む習慣より、お話を楽しみ味わう習慣をつけた方がいいよ」って話しました。最後まで我慢して分からないお話をきく、「がまん」の習慣より親子で言葉を、おはなしを「味わう」習慣をつける。子どもがそわそわし始める前に「このお話は今日はここまでねっ！一体この先どうなるだろうね～」ってやめて「ええ～！もっと続きが聞きたいのに！」って思わせてやめる。その方が明日のお話ももっと楽しみになる。「今はけっこう文字ばかりの本を読んでいるのだけど子どもが分かっていない気がして、読み終わって内容を確認すると分かっていないんだよね。」っていわれるので「内容を確認しない方がいいと思うよ。いつもテストされているみたいで、子どもは楽しめなくなっちゃう」って言いました。それより、たとえば…ご飯の支度のときに、「あっ、この間出てきたタマネギさん、汁を出してネズミを泣かせてやっつけたよねほら、タマネギ切ってみようか～」って体験と絵本をつなげるお月様を親子でじっと見つめてあじわってお月様が出てくる絵本を楽しむ。そういうことが大事じゃないかなってママには伝えました。担任の先生が、「先生、母親部の研修で今日みたいなお話をしてくれないかな?私も勉強になったし、お母さん達もそうだとおもうの」って言ってくれました。そうか、そういう手もあるな。ちょっとかんがえてみよう～さ、明日はオフ会(いきなり戻る)子どもたちはレオン君亜種たちを連れて行くと張り切っています。「どんぐり問題をつくった先生が来るんだよ！」っていったら「ホント！？」と目をくるくるさせて喜んでいました。「じゃあ、どんぐり問題をやっている子どもたちがくるの?」と、Meeはお友達に会えるのも楽しみなようです。Suzuはなぜかレオン君を「おでんくん」って呼びます。ごめん、レオン君。かわいいから許してね。わたしは5年生の子どもたちのどんぐりやっているノートを20冊ほど持ってきます。添削がこれでいいかどうかチェックしてもらいたいしね。ということで、「今日ノートを出した人は　土、日、自学なし！しっかり遊ぶのが勉強！」って言ったら、みんな大喜びでした。「ええ～？どんぐりもんだいもやったらだめなんですか？」と、数人が聞くので「駄目！あそべ。」と、命令（？）しておきました。さあ、明日楽しみです！あけにょろちゃんとこのたんくんが熱下がりますように！

2008.02.23

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工夫する力がつくパソコン

工夫する力が付くパソコン…夕食が終わり、グランマのバースデーケーキを食べ終わった後…杯プラスチック専用のゴミ袋を見ていて…Meeのめが　きら～ん　　とひかりました。で、つくったのがパソコン。Suzuももちろん「Suzuもほしい～」と泣きわめくのでつくりました…ちゃんとマウスも付いています♪画面にひとつクリオネを書いたMeeそのうち、ひらめいて、こんな工夫を始めました。まず、いろんな絵を小さい紙切れに書く。そして、順番に映像を変えて見せる。マウスを動かす手つきも…さすが最近の子どもスクロールやっていますSuzuもなりきって「マミ～、Suzuはお仕事しているよ～。だから泣かないでね～」だっってね、こんなパソコンだったら、じょうほうをうけとるばっかりじゃないし、工夫して、工夫してだんだん面白くなっていく…でしょ？

2008.02.14

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ひとりじゃない～私の夢～

先日の大阪オフ会でもらった糸山先生のサインを見つめているとじわ～んとあったかく、そして力強い気持ちを感じます。「ひとりじゃないよ、みんないるよ」って。サインもらうって、「ミーハー」な印象が強くあまり好きではなかったんだけど…でも、もらって良かった最近、どんぐり問題にはまっている５年生のＴくん。よく忘れ物をし、宿題もしてこないことがよくあったり、「めんどくさい」って言葉をよく吐くこでした。どんぐり問題も「２年生の問題は難しすぎる」って決めつけて幼稚園問題ばかりやっていましたが、最近その殻を自分で破ろうとしています。今日も「ねえねえ、先生、タコサブレの問題やりたい」って今日の分の宿題をいそいそとノートに張り、待ちきれないように休み時間に今日の宿題を解いていました。「宿題は家でやるものだから、家でやりなさい！！」って怒るのはナンセンスよね。ちょっと前までは「もう、せんせい、この問題全然分からん！」ってすぐにさじ投げていたんだけど最近は「先生ここまで書いたんだけど、ここからわからん」って言ってくるようになりました。そして、「あのね～、先生ね、このどんぐり問題をつくった先生にこの間会ってきたのよ。」って話したら目をキラキラさせて「ほんとっっっ？どんなひとだった？」「頭のいい人でやさしくて、おだやかで、きびしいひとだったよ」「どんなこと話したの?」「いっぱい、みんなのことを先生に話したよ。Ｔ君はさいきん、『わからない』ことを怖がらなくなったね。そういう、『わからない』事を楽しめるようになる力がつくことが大事だって言っていたんだよ。あなたにはしっかり力が付いているよ。っていうか、元々Ｔくんはそういう力をちゃんと持っているんだ。」そんなことを話していた今日の昼休みでした。宿題忘れの子どもたちにはどんぐり問題を一題チョイスして私とじっくりお話ししながら楽しく問題を解く券をプレゼントするのですが…Tくんは、問題を解きながら迷っている友達を見かけるとそこに「何の問題やりよると？ああ～しんたろうくんの鯨の問題ね」とすう～っとよっていって、一緒に問題を解き始めます。最近、絶対「おまえ、こぎゃんともわからんとや？」とは言いません。「あれ～、どこがちがうとかね？」と、絵を囲んで話す子どもたちの姿、いいな～。こんな子どもたちの変容を伝えたくて、そして、特別支援の枠を取り外す一歩を踏み出していけるように…そういう願いでプレゼンをつくって難聴学級の先生達の勉強会で発表をしました。聾学校で行われたので、聾学校の先生も数名参加されました。そら豆さんが、特別支援教育とどんぐりについて書かれていますが私も同じ思いなんです。まだ、うまく消化して自分の言葉では言えないんですけど…だから、発表前にそらまめさん、そして保護者にどんぐりの説明会をした経験のあるちゃことらさんお二人にパワーポイントの重～いファイルを送りつけてアドバイスをいただきました。ありがとう～。もちろん糸山先生にも見ていただきました。先生からは●最終的に現在辿り着いている最新の先生の見解をかみくだいて披露することが最も意義のあることだと思います。と、暖かいお言葉をいただきました。それで、できたプレゼンそらまめさんが活用してくれるようです。重くてもかまわない方で、ご興味がある方はお送りします…ご連絡くださいね。さて、その発表の反応ですが、参加者は思ったより少なかったけど先生方に実際に問題を解いてもらったりして楽しく発表できました。３０分で話してしまわなくてはならなかったので難しかったんですけど…でも、子どもたちのノートの絵を取り込んで、その変容を見せていきましたから、伝わるものはあったように感じます。休憩時間にさりげなく糸山先生の著書をずらっと並べていたらたくさんの先生が、本のタイトルをメモしたり、携帯で写真撮ったりされていました。「これいいですね～！」って言いながら嬉しかったのは聾学校の特別支援コーディネーターの先生が興味を持ってくださって、「聾学校の先生にも紹介します！」と言ってくださったこと。やっぱり、「子どもにとっていいもの」をいつも考えていらっしゃる先生は反応が早いですね。この先生は地域の学校にもコーディネーターとして出かけられるからきっと種をまいてくれるはず。もう一つ嬉しかったのは次の日出勤したら、校長先生が「先生、いつのまにあんなプレゼンつくったの?すごいじゃない！俺、あんな勉強方法見たことも聞いたこともないよ。」とおっしゃっていただきました。発表に出かける前に、原稿を校長先生の机に置いておいたんです。「今、研究している学習方法なんです。（研究って大げさな…はは）特別支援が必要な子にも、どんな子どもにも通じる学習方法なんです。」「そりゃあ、先生、論文書いて広めなくちゃ」って校長先生も評価してくれて、うれしくて。調子に乗って、教務主任の先生の机にも原稿をそっと乗せた私です。じわっじわって広がっているのを感じます。来年は論文提出して、その次の年は教育センターで思い切り研究するかな。いつか、校長先生になってどんぐり小学校、できたらな。障害のある子もない子も、家庭のいろんな問題を抱えている子もみんな、自分のペースを大事に、楽しく学べる学校。先生達も、子どもたちとの時間を、味わえてひとりひとりが自分らしく生きることができる学校。私の夢です。

2008.02.08

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フィンランドの教育

熊本県小学校社会科研究大会菊池大会というのに社会科の勉強に行ってきました。その講演会がとても良かったので、つたない文章ですが内容をお伝えします。午後の部講演講師　在日本フィンランド大使館　参事官　セッポ・キマネン氏演題「フィンファンドの教育ー学ぶことより読むことー」キマネン氏は4歳の頃からチェロを学びプラハの音楽学院を卒業し、現在は日本でフィンランド大使として働いていらっしゃるそうです。この講演でいくつか大事なことを感じたので簡単に内容を紹介します。日本とフィンランドの国土面積はほぼ同じですが、日本の人口はフィンランドの25倍です。ですからフィンランドは日本に比べて人口が少ない。だからフィンランドの教育は「一人ひとりが個性を大切に強く生きる」事を目的とする。それに対して人口が多い日本は「社会との和を強調」する教育が行われているように思う。フィンランドは人口が少ないので男女問わずここの能力を最大限に生かすことが大事だとされます。フィンランドは気候が厳しく、冬には外に出にくい。また家もまばらなので本を読むことや音楽を聴くことが最大の娯楽で合ったという歴史があります。ですからどんな小さな村でも無料で本やCDが借りられる図書館が充実して、最近では図書の間のネットワークも充実しています。ですからテレビを見るより、本を読む方が楽しいという風土があります。めまぐるしい技術革新、情報化社会の現代、２～3歳の差の子どもたちはちがう文化圏に生きていると言っても過言ではないでしょう。同じ家族の兄弟でも、２～3歳ちがうだけで、全くちがうゲームで遊び、全くちがうコミュニケーションの方法で楽しむ、そのうち、おじいちゃんと孫ではコミュニケーション出来ないなんて事も起こりうるという事を私は危惧しています。その諸問題にフィンランドの教育はすべて対応し切れています！と言いたいところですが、現実はそうではありません。ＯＥＣＤの学力調査でフィンランドが3年間トップの成績を収めましたが、それは私たちの教育がすばらしく優れている…というよりは、幾分はましなことをやっている…という程度でしょう。アインシュタインは「教育とは、記憶から不要なものが消えたときのものをいう」と言っています。昔は世に出て成功するためにはたくさんの知識を覚えることが精巧につながりました。でも今はちがいます。あふれる情報の中から自分時必要なものを取り出し不必要な者を消していく力が必要なのです。フィンランドの教育の成功は逆説的です。子どもたちが学校にいる時間を少なくしたことに成功があります。真の学びとは自発的な者です。学校で与えられるものにはありません。それは子どもたちの興味関心、好きなこと、楽しいことにあります。学校以外の時間がたっぷりある事で、子どもたちは本当に関心を持つ分野を育てる時間とエネルギーが与えられるのです。だから音楽が好きだったら、大好きなチェロを何時間も練習する。学校の時間が長かったらそれは出来ませんね、打ち込むことが出来ません。完璧を求めていく情熱、何感を完成させたいという内なる叫び、情熱の動機付けは専門分野での成功に欠かせません。しかしそれは誰も教えてくれません。子供の将来の成功を100％として、そのうちに学校の教師が係わるのは10％でしょう。その他の90％は子供自身の才能、そしてモチベーションです。フィンランドでは学校外で子供が学びたいこと、サッカーとか水泳とか音楽とか…そういう学びたいことを好きに学ぶ場も無料です。そういう制度があります。その代わり税金は高く、GDPの５．３％が公立の学校や教育へ使われています。でも国民は不満に感じていません。教育は人間の基本的要求であり、福祉社会の重要な部分を占めると認識されているからです。ですから公平な教育機会が保障されています。また、障害のある子供に手厚い援助をしています。学習障害児にあった教育、遅れている子供を助けることで全体の学力平均が向上しています。出来る子助ける必要はありません。優れている子供は助けが無くても学習できますから。終身雇用の時代は終わりました。常に変化している社会です。そんな社会に適応できる力が必要です。学びとは生涯のプロセスと似ていると言えます。常に成長するのです。学校で学ぶことだけが学びではありません。柔軟性と順応が要求されます。外国語は必要です。異なる思考回路を身につけるのに役立ちます。最後に私の個人的な見解です。学ぶことは楽しいんです。楽しいことを追求していくことです。そして学びは常に成長する。だからそれは他人との競争ではなくて自分との競争です。そして私たちは子供の思考力を軽く見るべきではありません。早いうちから自分の人生の舵を取ることをさせなければなりません。そして20年後に必要なことを教えていかなければなりません。直線のまっすぐな道路は落とし穴が多いものです。そうではなくて回り道、けもの道、森の中の道、曲がりくねった道を楽しく歩いていく力をつけましょう。20年後に必要なことを今始められるヒトは幸せな人だと思います。人生とは継続の家庭であり、決まり切った設計図通りにコンクリートを流し込んでたてる構造物でもないし、決まり切った楽譜をそれ通りに演奏するものでもありません。寄り集まってアンサンブルをするように、そうすると問題が出てくる、うまく合わないとかね。その都度その都度問題にどのように対処していくか、考えていく、それが人生です。一人ひとりの生徒は個人です。すべてを受け身で学ぶことは出来ません。学びの主要因はいつも好奇心です。****************************************************以上、英語のスピーチで通訳が入り、メモを取ったものを見ながら思い出した範囲で書いたので私の主観も入っていると思いますが、大事なキーワードがたくさんあると感じました。アインシュタインの言葉「教育とは、記憶から不要なものが消えたときのものをいう」という言葉の意味、そしてその言葉を使われた意味を質問したかったのですが、質問時間は一切なし、講師もさっさと退場だったので質問のチャンスがありませんでした。でも、この言葉は大事だと直感で感じています。フィンランドのすべてのヒトが彼と同じ考えではないでしょうが、大使という地位にある方が堂々と「学校にいる時間を少なくすることが成功」とか、「自由に好きなことをする時間を保障することが大事」と言われたこと…あまりにショックすぎて多分理解できない先生達もいたのではと思います。「学校に行かない」ことを選択した子どもたちや、正常に反応して学校で楽しく学べていない子どもたちが、その才能を開花させることの出来る「教育」の機会をちゃんと学校外にもつくるべきです。たくさんの才能を日本の教育制度は無駄にしていると思います。「学校」ですべてのことをやろうとするから無理がくるんです。そう心から思いました。************************社会科の授業研究会も面白かったですよ。ある女の先生の参勤交代についての歴史の授業でした。参勤交代の道を親子でナイトハイクで歩いたり、街道に杉の木だけでなく、ハゼの木も植えたのは何故だろう？という問題をみんなで解いていく楽しい授業でした。その授業のために先生はたくさんのヒトとコンタクトとって遠くの資料館にも足を運び、保護者と連携してナイトハイクを実施し、そしてその授業がありました。その先生は「私の尊敬する先生が『こどもたちに1教えたいと思ったら、１００自分で調べて準備することが大事です』と言われました。でもそういいながらその先生はこれまで自分で調べて蓄積されてきた資料をぽんと惜しげもなく私に提供してくださったんです、だから、私も私の出来る限りのことを仕様と思いました。」と言われていました。それから最後にある校長先生が「学びとは、人生最高の贅沢な遊びでＲ」という社会科で有名な　有田和正先生の言葉を紹介されました。こんな情熱的な先生もいるんです。まだまだ学ばなくちゃって力がわいてきました。

2008.02.01

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どんぐりメソッド世界標準への…い～っぽっっ！

さあ、今日は研究発表会。お客さんが来ます…ウフくっくっくっくっく…（ちびまる子ちゃんの野口さん風…）どんぐりギャラリー　パワーアップ２２人全員分のノートはっちゃいましたこどもたち、丁度手洗い場が近くなので歯磨きしながら見ていました。赤ペンで「間違いを大事にしているね～！」とか「こたえはどうでもいいんだよ。考えて絵を描くことが大事」とか「この絵、めっちゃたのしいね～」とか…書き込んで…６ページにわたって問題を解いた子どもの絵とか、解けなかった子どものノートも貼って。そして最後に…きらり～ん「ご自由にお取りください、自学におすすめ！」とサンプルコーナーをつけてみました。昨日の記事でレオン君からアドバイスあったように次回からはもっと工夫して、関数とか比の問題とか見出しをつけるともっとわかりやすいですよね。昨日の記事のほにょっちのレスで改めて確信したこと子どもの学ぶ力が伸びる絶対条件学びが好きになる一番大事な条件…リラックス。さあ！今から私が話すことで大事なことはすべて覚えてください。そしてその後レポートを出してもらいますよ。なんて言われて始まった授業なんて楽しくないよね。ストレスたまって、ちくわ耳が出来るだけだと思います。「公式?覚えなくていいよ」って言ったときの子どもたちのほっとした顔。「わすれていいんだよ、今、覚えようとしなくていいんだよ、必要なときにあなたには考える力があるんだから。」そういわれて、りら～っくすして　算数っていう数の世界を味わう。楽しむ。そういう　ゆる～い　状態に体がなっているとすう～っとしみこんでいく。そういう感じを最近授業でつかんでいます。そして、子どもたちがリラックスするためには教師がリラックスしなきゃ。子どもたちが学びを味わうためにはまず教師が味わえなきゃね。さて、どんぐりやっている子どもたち、最近…めっちゃ難しいと思っていた５年生問題もけっこういけそう…と分かってきた。「うわ～！これ、まじ、難しい～！鯨の活き作りってなんや～それ！」と言い出すと数人が「なになに、どんな問題?」って集まってくるで、３人であーでもない、こーでもないと先生の机を占拠して問題を解く図いいかんじの空気が流れてんだ～私が担任している子も、最近とってもしっかりした絵を描いてくるようになりました。ある女の子がつくった自作どんぐり問題マリオとルイージとピーチ姫がケーキを作るので買い出しに行きました。そして、代金は１８２０円でした。３人のそれぞれの持っている金は、２０００円です。ルイージとピーチ姫が１０００円ずつ出して、１８０円のおつりが来ました。そして二人は９０円ずつおつりをもらいました。では、三人の持ち金が同じようになるには、マリオは何円ずつ二人にあげたらいいでしょうか?問題のなかの数字が丁度割りきれる数じゃないので…解いていくうちに混乱したようです。で、私も挑戦。この場合、マリオとルイージとピーチ姫三人それぞれが均等になっている。で、マリオは二人に立て替えてもらったので２円はぼくが出すよ、って言ってくれたふつう、算数じゃあり得ないけどね。算数的にはこんな問題あり得ないけどでも、実生活ではよくあるよな。結局、発表会でとくにどんぐり問題について尋ねてくる先生はいなかったけど…でも、目にはとまったと思う。あ、これ見たことある。…これからいこう。それに、その後夜は打ち上げの宴会だったけど４年１組の先生が「絶対学力」とどんぐり問題に興味を持ってくれました。「廊下に貼ってあるから、先生絶対に見てください！」「急いじゃ駄目、絵を描く、…それって○○君にはとってもいいじゃない！」やっぱり、子どもの目線に立っている先生は話がすっと通ります。この先生もトラブルを起こす子どもたちや、スラスラ問題を解けない子どもたちのことを愛情たっぷりに話すんですよ。「本当にかわいい～っ」て月曜日には糸山先生の著書と良質の算数文章問題を渡す約束をしました。きっとこの先生なら活用してくれる。どんぐりメソッド、世界水準への一歩オフ会で糸山先生と話したときに聞いた言葉「これから、広まりますよ。そして５年後、オープンになって…そして５年後から…無くなっていくんです。」人間の生理学に基づいた学びの理論だから、誰でも、楽に、自分らしく、学んでいける。そうなると、「特別支援」って枠も取っ払われていくよね。で？だれが広めるの?わたしさ…ねそう、私なりにいっぽ、いっぽ　進めていきます。楽しみながらね。

2008.01.25

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どんぐりギャラリー開設！

ずっとつくりたかったもの…どんぐりギャラリ～！５年１組の自主学習で子どもたちがやってきているどんぐり問題の絵をぺたぺた貼って紹介するんです。毎日休み時間の合間を縫ってノート２２冊添削すると…コピーする余裕がなかなか無い…なので、のばしのばしになっていましたが…明日は本校の研究発表会いろんなお客さんもいらっしゃるので宣伝ウフこんな感じです長～い廊下なのでこの後もぺたぺたと貼っていく予定です。研究発表を見に来てくれた先生達の目にとまるといいな～他の学年の子どもたちの目にとまるといいな～これをはっていたら４年２組の先生が来て「あ～どんぐり問題だ～。うちのクラスもやっと一週間に１問やっているよ。本にそう書いてあったし。G君もお姉ちゃんのYちゃんがやっているから、張り切ってやってくるよ～楽しそうにね～。でも全然絵が描けない子もいるんだよ～。」って話してくれました。流石、K先生！　子どものこと大事にする先生だもんね。そして最近５年１組では「どんぐり方式」って言葉が定着しつつあります。「どんぐり方式でやって」「あ、絵を描くんですか?」「基本です」そんな感じで。さて、５年生は今割合です。難関ですね。徹底して絵を描かせます。教科書には、量の線分図と割合の線分図を上下に並べて書いてあるう～ん、この線分図って量感がつかみにくいよな～なので、ボツ。教科書では　　　　割合＝比べられる量÷もとにする量比べられる量＝もとにする量×割合もとにする量＝比べられる量÷割合この三つを覚えるように書いてあるんだけど覚える必要ないよね。絵を描けば。と言うことで「これもボツ～！覚えなくていいですぅ～」と授業で宣言子どもたちは「えええええええええ？？？？？？？？？？」ま、でも最近、そのような私の暴言にも慣れてきましたけどね。今日の算数は楽しかった！こんな問題をみんなで解きました。リンゴとミカンを買いました。合わせて代金は３２０円でした。ミカンはリンゴの６０パーセントの値段です。ではミカンとリンゴのそれぞれの値段はいくらでしょう。それぞれが自分の考える図を書きました。あれ？ミカンが６０％で、リンゴが１００パーセントならば３２０円はどこ？これが１００％？？？？みんなで、アーでもない、こーでもないってずをかいたり、書き直したりしているうちに一人の女の子が「ああ～っっっっ！」「ええっっ？なになに？」とみんな「みえた～っっ！だから、６０％のみかんと、１００％のリンゴをこうやって、ぶちゅ～っとひっつければいいのよ！」「おおお～っっっ！そうかあ～！！！」その後みんな興奮気味に図を書き直して計算して答えを出しました。終わった後、「先生！今日の算数めっちゃくちゃたのしかった！でもなあ～、すぐ忘れるんだよな～やりかた。テストまでおぼえているかな？」「あほか、覚える必要ないんだよ。覚えるなんて無駄でしょ。そんなことに脳みそ使うくらいなら他につかいな～。また絵を描いて考えればいいんだよ。そうしていくうちに自然と体にしみこむんだよ。ご飯食べるときに、『ええ～っと、キュウリの食べ方は…』とか悩まないだろ～？いつも食べていたら覚える必要ないんだよ。人間は忘れる生き物、忘れるから人間なのさ～」と、私のわけ分からん説明にひゃはひゃはと笑って出て行きました。引き続きゲリラ作戦続行していきます～

2008.01.24

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いっしょにどんぐり　まいごになったあり0mx18

冬休み最後の土日ミカリンさん所にお泊まりに行きました。Meeがまだ1才の頃からのおつきあい。出会った頃はこ～んなにちっちゃくてまだお出かけの時はベビーカーだったよ。でも、出会った当初から不思議なくらいケンカせずにおもちゃも取り合わずにカーテンにくるまったりしながらけらけら笑っていました。で、遠く離れているけど時々しか遊べないけどMeeはデコちゃんが大好きどのくらいかって…このくらい出会った頃おなかにいたブンちゃんが生まれそして、Suzu、イヨちゃんが生まれ…そして今日のお泊まり！女の子5人　そして私とミカリンさんで女7人！　女の園じゃ～（パパさん追い出してごめんなさい。）お昼公園でミカリンさんお手製のお弁当を平らげ夕方まで4時間飽きることなく遊びました。ブンちゃんが赤ちゃんの頃はMeeはお世話どころか邪魔者扱いしてthisとか「これがじゃまする～」とか「これ」呼ばわり。でも、今はとっても気が合うようで「デコちゃんが好き」と言いながらよくブンちゃんとひっついて遊んでいます。魚釣りのまねをしたり、走り回ったり、笑い転げたり一緒に手をつないで何回も滑り台を滑ったりそんなたわいのないことでけらけら笑いながら楽しく過ごす子どもたち。Suzuもいっちょまえに仲間に入りたがり、「デコちゃんがいい～」と追いかけていました。夕食はおいし～いたこ焼きをみんなでほおばり、パジャマ姿で思い切り遊んでいました。そして私たちは二人こたつでせっせとどんぐり問題をやっていました。(指導者養成の添削がたまってんのね）でもね、私たちがやっていると、つい速く、能率良くやってしまおうとするのよ～。面白くないよね～。大人の解き方は。するとデコちゃんが「ああ～っ、どんぐり問題わたしもする～！」と言いだしてMeeもブンちゃんも「したい～！」ミカリンさんが問題をちょっとずつ読んでくれてMeeが選んだ問題は＜0MX18＞　　月　　日（　　）まいごの　ありさんが、かなしくて　なみだを　おとしながら　あるいてます。ありさんが　１ぽ　あるくたびに　なみだは　３つぶ　おちてしまいます。では、ありさんが　４ぽ　あるいたとき　なみだは　なんつぶ　おちてしまうのでしょう。さあ～っと地平線を書く。(何故かMeeはよく最初に地平線を書く）そして一匹のアリさん涙を三粒地面の上に書きました。でも「いっぽあるくたびにさんつぶ落ちてしまう」と言う意味がよく分からないようで、「4歩歩いたら、４つぶ！」ともう一つ涙を書きました。お節介でやるべきじゃないかな～と思ったんだけど私の教えたがり虫がこらえきれなくて「じゃあ、アリさんになって歩いてみようか」と言うとデコちゃんも「何？何？わたしもやりたい～！」Suzuも「Suzuもやる～！」で、リビングで3人横に並び「はい！いっぽめ～！前に進め～！」と私が号令をかけるとみんなで「いっぽ～！はい！泣いて～、えん、えん、えん！」「二歩目～前に進め～！」「二歩～！　はい！　えん、えん、えん！」3歩目、四歩目と　わあわあ言いながら進んで泣いて「で、なんつぶ涙落とした?」と聞くと「？？？？？？？？あれ～１０だったっけ？」Meeが「じゃあ、もういっかい！今度は泣かないで数える!」デコちゃんが「じゃあ、私が泣くね、Meeちゃんがかぞえて！」又三人で「すすめ～！いっぽめ　えん、えん、えん！」Meeが「いち、にい、さん」でも4歩目になるとMeeのカウントがあや～しくなって「ええとおお～９だっけ、１０だっけ？？？」でこちゃんは「あ！わかった！１２だ！」って分かったけどMeeは？？？？「じゃあ、今やったのを絵に描いてみようよ。」「でも、この間違えて書いたのは～？消したい!」とMeeデコちゃんが「でも、消しゴムは使っちゃいけないんだよ!」なので「じゃあ、この落とした涙は石にしちゃえば?他にも石をたくさんかいたら目立たなくなるよ」と、お節介な私が提案。それでやっと納得したMee。で、出来た絵は数字はデコちゃんが「私はこうやって数字を書くよ」と教えてくれました。そして二人で一緒に数えてなにやらひそひそ、にやにや。「できたよ～！」といたずらっぽい笑顔で見せてくれたノートはなんじゃそりゃ～教えちゃったけど楽しく一緒に出来たからまあ、…いいか。これから、もっと修行を積みます。デコちゃんと一緒の学校だったらな～一緒にどんぐり問題やっていけたらな～でも、遠く離れても大切な友達。ミカリンさんとも久しぶりにゆっくりお酒を飲みながら話してこの出会いの大切さを再確認しました。会うべき人と会うことになってんだな～って次の日も夕方まで公園でたっぷり遊んだのに案の定、「じゃあ、そろそろ帰るよ～」というと「ええ～！！！まだちょっとしかあそんでないじゃん！」とMee。またお泊まりしようね！

2008.01.06

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どんぐり問題　うちゅうからの贈り物

久しぶりにどんぐり問題をしました。ところで、みなさん、よくどんぐり問題を子どもさんに選ばせていますけど…どうやるんだろ？？？Meeはまだそんなにすらすら読めるわけではないので選ばせるって言っても、自分では選べないので順番通りにやっていましたが、今回は問題を切り取って数枚の中から選ばせてみました。まあ、だから単なるくじ引き(笑)でも問題を読み始めると「すごい！それってMagic Tree House のモーガンみたいじゃん!やるやる！」と、色鉛筆をいそいそと用意しました。さて問題。********************************************0MX09＞　　月　　日（　　）　うちゅうからの　おくりものを　もっているひとが　います。　そのおくりものは、１にちで　４ほんの　ふしぎなはなを　にわに　さかせるそうです。いま、にわには　８ほんのふしぎなはなが　あります。　きょうのぶんのはなは　いまからさくようです。　では、あしたのぶんまで　いれると、　にわには　なんぼんのふしぎなはなが　さくことに　なるでしょうか。**********************************************Meeには難しいな～と思いました。まだ昨日とか明日とか明後日とかの概念があまりはっきりしていない。まあ、でも出来なかったらわからん帳に入れればいいんだし。問題をやる前に「いい？楽しんで絵を描いてね。どうしても絵が描けなくなったら明日また描いてもいいし、『わからんちょう』の宝箱に入れておいて又やってもいいんだよ。」って話しました。「絵を描きたくなったらストップって言ってね。問題を読むのをやめるから。」と言って問題を読みました。「うちゅうからの　おくりものを　もっているひとが　います。　そのおくりものは、１にちで　４ほんの　ふしぎなはなを　にわに　さかせるそうです。」ここまで読んでストップ!そこでMeeがかいた絵は4本の不思議な花です。不思議にこだわって描いていました。よく考えるな～。精魂込めて描いたのでこの日はここで終わりそして二日目「いま、にわには　８ほんのふしぎなはなが　あります。」ここでストップ。そして絵を描きました。見ていて本当に感心しました。よく考えて描いている。不思議だからと書き方も両手に色鉛筆を持って同時に塗ったりとか、8本なのに7本しか見えないんですが、実はブルーの花の上に、白い色鉛筆で描いた「透明な花」があるんです。スズランみたいなのはハンドベルの花でいろんな音色を奏でるそうです。8本、力を入れて描いたので「今日はこの辺にしとく？」と聞くと「いや！もうちょっとやりたい、読んで!」というので最後まで読みました。そして今日の分の花4本を次のページに書きました。それから明日の分ワイングラス状の花はワインが好きな私のためにかいてくれました。アイスクリームの花お団子の花。楽しいですね～。ここまで描き終わって数えて16と答えを出しました。本当は一本一本数字とかを打っていった方がいいんだろうけどまあ、そのうち分かってくるでしょう。これだけ楽しんで描いたんだからはなまるそれでいいですよね。

2008.01.02

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植え付けられている子どもの感覚

今、５年生の宿題、「自主学習」でやりたい子には「どんぐり問題しておいで～」と誰でもいつでも問題のプリントをとれるようにファイルケースを教室の入り口に設置しています。初心者は楽しく絵を描くトレーニングをするためにまずは0MXの問題からやってもらっています。でも、５年生にとっても、けっこう「ちがい」の問題とかは難しいようです。何度かやっていると、だんだん「見えて」来るようです。子どもたちの絵の変化でわかります。だいぶ慣れた子どもには、「どの問題でもやっていいよ～」と言っています。絵がちゃんと描けていないとき、ノートを持ってそのこのところに行き、「ねえ、ここに書いてある式はどんな意味かな？」と言っただけで子どもはすぐに消しゴムを取り出しその式をごしごしとけそうとします。「うりゃああ！なんばしょっか！消すなぁ～！　間違いは大事だといいよっどがぁ～」と、ちょっとおどしながら言うと子どもはキョトン？？？？？で、次は声色も変えてエレガントに「あのね、あなたが書いたこの式、これは大事なあなたの足跡なの。大事に、大事にね。間違いを大事にすること。沢山沢山間違えながら考えることをあきらめないことが大事なんよ～」ってニコッて笑うとへへへへ～とちょっと恥ずかしそうに笑います。ですので最近５年生では「間違いを消すとバカになるとばい～」ってのが合い言葉になりつつあります。「暗算は手放し運転」ってのもね。どんぐり問題をやっているといかに学校で子どもたちが「間違っちゃいけない」って思いこまされているか。そして先生の言動にとっても敏感に反応して自分で考えずに行動しているかを感じます。特にそれを感じるのはこの問題の時ダンゴムシさんたちが３列に並んでいます。１れつめは７匹、２列目は８日地３列目は６匹です。では、それぞれの列で、前から３番目と後ろから６番目の間にいるダンゴムシさんたちだけの数を合わせるとみんなで何匹になるでしょう。１列目は０匹、２列目も０匹なんですがこんな問題学校で出たこと無いのと、答えが０ってのになじみがないので自分は本当は０って思っても、いやおかしいって思う子どもたち。一緒に子供の描いた絵の前から３番目と後ろから６番目のダンゴムシを塗りつぶして「ねえ、間に何匹いる？」というとまじめな子は本当に困った顔をして私の顔を見ます。「自分を信じて、自分の考えを言ってごらん」っていうとおそるおそる「０？ですか？」「あなたにはそう見える？」「はい、そう見えるけど…」「そう見えるなら、あなたの目を信じてあなた自身が判断するんだよ。それが大事」っていうようなやりとりを何人やったかな～。こういう意識を育てている私たちの責任しっかり自覚していかねばならないって思ったのでした。

2007.12.06

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0mx05ありんこのりんこちゃん

ゆったりペースでどんぐり問題進んでおります。１１月１２日（月）0MX05＞　　月　　日（　　）　ありんこの　りんこちゃんが　たびにでました。　とてもとても　とおい　たび　です。りんこちゃんは　とちゅうで　さびしくなって　なきだしてしまいました。なみだが　一つ　二つと　おちてきて、ついには　おおきなおおきな　いけが　できました。そこで、りんこちゃんは、そのいけの　なみだみずを　のんでみることにしました。すると、6かいで　のんでしまうことができました。では、１かいで　３このなみだみずを　のんだとしたら　りんこちゃんが　ながした　なみだは　なんこ　だったのでしょう。今日は鼻歌を歌いながら書き始めました。遠い旅って聞いて、のーとの端っこから線をすうっとひきました。６回で飲んでしまいましたというのはどうかくかな～とおもっていたら６回飲んでいる場面を書きました。拍手～。書き終わったMeeはにんまり。「じゃあおかあさん、今度はMeeがどんぐり問題だすからね。」こんな風に最近Meeオリジナルどんぐり問題をつくるのが彼女の中ではやっているようです。先日は私が食器を洗っているときに「おかあさん！どんぐり問題！ちゃんときいてよ。デコちゃんとデコちゃんのママ（ミカリンさんなにげに登場）がお買い物に行きました。デコちゃんはパンダが欲しいと言いました。ママは『高すぎるから駄目』と言いました。」「ぱ、パンダっていきているの？」「もちろん、パンダはaliveでしょ？」「そ、そうですか？」「じゃ、いい、続き。そして他のお店に行きました。デコちゃんはお菓子を買いたいと言いました。ママは『もうお菓子は食べたから駄目』と言いました。そしておうちにかえりました。」「お、終わりっすか？？？　で、気になるんだけどパンダはいくら？」「１０えん！」まあ、こんな具合で「どんぐり問題」とはへんてこなお話をつくることだと思っているようです。で、今日の問題。お母さんとMeeとSuzuがデオデオに行きました。デオデオに行ったら風船が売ってありました。でも１個しかありません。そこでお母さんが「他のお店に行こう」といいました。MeeとSuzuが「いやだ！いやだ！」といいました。そこで家に帰って風船をふくらませることにしました。４つふくらませました。でも（家族の）みんなの分はありません。後何個ふくらませなくてはならないでしょう。」おお～。問題になっている。それだけで感動。デオデオってのは大型の家電店です。子どもへのサービスに風船がおいてあるんです。私が描いた絵私が書き終わると、ノートをつかんでしいばあちゃんの所へいきました。どんぐり問題をした後はしいばあちゃんやグランマに絵を見てもらうのが楽しみなMeeです。次の日ホーリーが来ました。Meeに英語のレッスンをしてもらう予定だったのだけど、ちょうどグランマにこのありのりんこちゃんの問題をだして解いてもらっているときだったので、３人で解くことにしました。ホーリーには日本語の勉強になります。Meeはホーリーが分からない日本語を英語でヘルプしてくれました。まず「ありんこ」antsのことだよ～というと「ええ？アリってどう書くんだっけ？」で、ホーリーのアリの絵おーい、頭からも足が出ているぞ。（笑）Meeもわたしも問題を一生懸命英語で解説してかなり私の勉強になりました。「なきだしてしまいました」とか英訳難しいですよね。で、ホーリーちゃんの回答。とっても楽しんだようです。何度も問題を読み返しながらよこに英文を書いていました。日本語もホーリーの字です。とっても楽しかったようで、絵は気に入って持って帰りました。どんぐりは世界をつなぐ？この日は子どもたちは猫になって遊んでいました。もちろんMeeのお手製のしっぽと耳。ホーリーももちろん猫にされました。しっぽは好みで選べるそうです。どれがいいですか？

2007.11.15

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どんぐり問題0mx01

今週はMeeが風邪を引いて朝はゆっくり寝ることにしていました。夜にちょっと余裕があったので「どんぐり問題やろうか？」というと「お絵かき!？やるやる！」とMee今日の問題は0MX01＞　　きょうは　てんきが　いいので、こうえんに　さくらの　はなを　みに　でかけました。よくみると、さくらの　はなには　５まいの　はなびらが　ついていました。そこで、きょうは　みんなで　さくらのはなびらを　かぞえることにしました。けんたくんは　さくらの　はなを　２つ(ふたつ)　みつけたので、はなびらは　５まいと５まい　で10まいに　なりました。　では、４つ(よっつ)みつけた　なおみちゃんと、５つ(いつつ)みつけた　こうすけくんの　さくらの　はなびらのかずを　くらべると　どちらが　なんまい　おおくもっているでしょう。うーん、難しそう…Meeにとけるかな？あ、いかん、いかん　解けるかどうかはどうでもいいんだった考える過程が大事なんだった。まず「公園に」ということで雲梯を大きくかいたMee。そして「けんたくんは　さくらの　はなを　２つ(ふたつ)　みつけたので、はなびらは　５まいと５まい　で10まいに　なりました。」これを聞いて木を書き出したMee。思わず「え？桜の花を見つけたんだよ。」というと「だから！桜の木を書いているんじゃない!!!」と怒られました。…はい、すんまっせん。そして桜の木に二つの桜の花をかき、それを指さしている横顔のけんた君を描きました。納得。私はどうしても「算数」でこの問題をとらえているから桜の花を二つポンポンと並べている図を描くんだけどMeeの生活の中で「桜の花を見つけた」っていうのは高い木にさいている花を見つけることなんだね。確かに…ぶち、ぶちって桜の花を丸ごとちぎらない限り花びらが５枚ついた桜の花を丸ごと拾うことはないしMeeの絵が正解だわ。と、納得させられました。ケンタ君の横顔、横顔も描けるようになったのね、すばらしいわ。次になおみちゃんをかいて、そしてこうすけ君を描き、こうすけ君の桜の花を５つかきなおみちゃんの花を４つかきました。場所もかまわずに描いていくので「えーと、どれがけんたくんので、どれがなおみちゃんのでどれがこうすけくんの？おかあさんわかりにくいなあ」と言ってしまいました。口を出さずに見守るのはむずかしい…そうすると線でつなぎながら「もう、おかあさんはわからんとね～！ほら、これがケンタ君のたい」と説明してくれました。「どちらが　なんまい　おおくもっているでしょう。」さあ、どうするかな？最初なおみちゃんの花びらに左の指を置きこうすけ君の花びらにも右の指を置き同時に数えようとしましたが、なかなか難しい…「ええ～！どこまで数えたか分からなくなる！」と怒り出すMee。しばらくして、「お母さんも手伝って!Meeがこっちを一枚塗ったらそっちを一枚一緒に塗ってね。」と色鉛筆をわたされました。そうしてこうすけくんのが５枚塗ることができなかったので「こうすけくんが５枚おおい～！」とわかりました。本当に奥が深い問題です。これは親も子供観を見つめ直せる問題ですね。それに５枚の花びらを描いていって一つひとつ数えるその作業を繰り返しながらそのうち５，１０，１５，２０と、５ずつ増えていく感覚もつかむんだろうな～と感じていました。お絵かき大好きなMeeには最適の問題です。さて、おまけですが夕食の準備中にMeeが一心不乱につくっていたものティッシュとカレンダーでつくった指人形のプリンセス。ティッシュがまるで絹のドレスのよう。ちゃんとたつんです。使い古しのカレンダーとティッシュからこんな素敵なものをつくり出すって本当にすごいなあと家族みんなで感心しました。つくりたいものをつくる力たくさんの遊びの中でどんどんついているようです。

2007.10.26

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どんぐり問題0mx0３　教えないことの難しさ

火曜日はどんぐり問題に取り組む日。朝起きて今日は0mx03をやりました。0MX03＞　ここは　くらげのうみです。まいにち　たくさんの　くらげが　あつまってきます。きょうは　きのうよりも　５ひきおおいようです。きのうの　くらげは　６ぴき　でした。あしたもまた　きょうと　おなじかずだけ　ふえるとすれば　あしたは　くらげは　なんびきになるでしょうか。朝６時過ぎに起きて眠い目をこすりながら始めました。「さあ～絵を描くよ。『ここは　くらげのうみです』」と言う言葉を聞いたとたんMeeの目がキラ～ン！「くらげ！？くらげのえをかいていいの？　ざっぶーんざっぶーん！」と言いながらまず海の水面の線を２ページ見開きいっぱいに描きました。「まいにちたくさんのくらげがあつまってきます」「え～！！いっぱい？　(目がキラキラ)　一体いくつ？」「じゃあ聞いてね。『きょうはきのうよりも　５ひき　おおいようです』」「わかった！５ひきね！」とMeeが書き出そうとしたときに私は余計なことをついいってしまいました。「ちょっとまって！まだ続きがあるの『きのうの　くらげは　６ぴきでした。』きのうは何匹だったって？」今考えると…この一言から始まって私は答えが出るまで結局誘導尋問してしまいました…今のMeeには『きのうよりも５ひきおおい』とか『あしたも同じ数だけ増える』とかはまだまだわかりにくいようで職業病で、ついついなんども問題を読み聞かせて「教えて」答えまで導いてしまいました。(反省)教えないって難しいですね。こういう場合、どうこえかけしていったらいいのかな？分からなかったり、間違った応えにたどり着いたときは…「まちがっているよ」ってつたえるだけなのかな？まだまだ勉強不足なので分かりません。どうしても答えを出すことにこだわってしまう自分がいるんですね。当の本人は…答えなんかはどうでもいいようです。素直な長女なので私が導くまま答えにたどり着きましたが、絵を描くことを始終楽しんでおりました。「え？なんでこのくらげさかさま？」「お母さんちゃんと見ていなかったの？ニモのDVDでクラゲがいっぱいいたときに逆さになっていたのもあったじゃん!ちゃんとみてなきゃ！」…はい、おっしゃるとおりで。さかさのくらげ…いたか？？いたんだろうな。「このくらげはね～こっちのクラゲにびび～っていたずらして刺しているの。いたずらな目はどう書いたらいいかな～♪で、こっちはお母さんで４匹のクラゲに『道路に走って出たら駄目！』って怒っているの～。」（それはキミがよく言われている言葉だね。聞いていないようできているんだ…）「でさあ、このクラゲはお花を持っていて、いいにおい～って言っているのよ」ま、こんな具合で延々と解説をしながら絵を描いておりました。「あした」とか「きょう」とか言う言葉は、「ここにきのうってかいてごらん」って私が書かせたものです。でも本当はそう書いたら整理されるってMee自身が気づかなくちゃならないんだよね。ああ～むずかしいなあ。小学校の方でも自主学習で５人の女の子が毎日どんぐり問題をやってきています。だんだんきちんと絵が描けるようになってきました。でも絵の描き方はそれぞれ。式と答えだけだったら、その子の思考過程が見えないけれど、絵を描くと、どんな風に考えたかがよくわかって、その子その子に応じたこえかけが出来ます。今日はまた一人の男の子が「先生僕にもプリントして～」と言ってきました。はなしはとびますが…私は学校で特別支援コーディネーターという仕事をしています。今年から特別支援教育が法的に位置づけされました。通常学級に在籍している子どもたちの中で、困っている子どもたちがいれば、それぞれのニーズにあった教育をしていかねばならないとされています。コーディネーターとしてそんな子どもたちが楽しく学べるように、そして先生達が一人で問題を抱え込まないように、先生達の輪を作り保護者や専門家や地域とつないでいくのが仕事です。なかなか難しい仕事ですが…席に座れない、宿題をしてこない、友達につい攻撃的になる、３年生でも漢字が全く書けない…いろんな子どもたちがいてその子達と奮闘し手いる先生達…一生懸命やっているんだけれども出口が見つからない…そんななかついつい「あそこは親が悪いもん…三つ子の魂だよね」とか「わがままはなおらんね、あれはどうしようもないよ」とかこぼしてしまいます。そんななか…どんぐり倶楽部の考えは特別支援教育にも生かせるものじゃないかって感じています。子どものとらえ方、子どもの成長のとらえ方、そして子どもへのアプローチの仕方…教えて引き延ばそうとする教育から、じっくり見て、見守り、その子その子にぴったりの水をぴったりのタイミングであげながら、その子にしか咲かせることの出来ない花をその子自身が咲かせていくような…そういうふうにこどもと学んでいけたらいいなあっておもうけど忙しすぎるんですよね。「こころをなくす」ってよくいったもので。子どもと語る時間がない。会議や出張や報告書、指導書、指導案、授業研究、行事…次から次にこなさなきゃいけない仕事に追われて病気になる教員も増加傾向にあるようです。私もそうです。「こころをなくしている」ことがおおいなあ。最近昼休み子どもたちと遊んでいないなあ…あらあら、最後は愚痴になってしまいましたね。でも大事なことは譲らずあきらめず…いきたいなって思っています。

2007.10.16

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「どんぐり倶楽部」の良質の算数文章問題

何でだろう？教育に関心の高い親は多くなっているはずなのに、年々学力低下が叫ばれる。子どもは前よりずっと忙しく、塾に行っている子どもも多くて、早期教育も盛んになりたくさんお勉強しているはずなのに…そういう疑問が最近特に強くなっていました。学校で働くものとして、学力とは何か、そして、子どもたちに学力をどう保障していくか　それが大きな課題。でも、小学校ってどんな力をしっかりつけるべきなんだろう。子どもたちと過ごしていて、一番大事だと感じるもの。それは子どもたちの目の輝き。１年生はお勉強大好き。「先生!まだ宿題は出ないんですか？」ってキラキラした顔で話しかけてくる。もっと知りたい、へえ～！そうなんだ！そういうキラキラした笑顔や興味津々のくるくるうごく表情が学年を追うごとに無くなってきますね。今一緒に過ごしている５年生もそう。覇気がないです。宿題…出来るだけやりたくない。そうさせているのは私たち教員、親、社会。大人。でも本当は彼らはもっともっと自分を高めたいって思っている。そう感じる瞬間が時々あります。私は難聴学級担任なので５年生の教室から離れた難聴学級で担任の子Ａさんと個別の学習をしたり、５年生の教室で横について要約筆記や解説をしたりしています。最近Ａさんの考える力、創造する力、そして伝える力をつけるために「どんぐり倶楽部」の良質の算数文章問題や漢字塗り絵などなどを宿題に取り入れています。文章問題は年長さんの問題から始めていますが、良くできているなあ～と感心しています。そして彼女の力は少しずつ、でもしっかりついてきているのを感じます。なにより「問題を解くのが楽しい!」らしい。Meeにも最近取り組み始めました。これまでしまじろうのワークと、サイトワードの書き写し(視写)１０分を毎朝起きて取り組んでいましたが、それをやめて、どんぐりの問題を週に２回～１回やることにしました。今朝解いた問題です。0MX02＞　　しんたろうくんは　そらをとぶ　おさかなを　きのう　みました。おさかなは　あかいおさかなと　あおいおさかなが　いました。あかいおさかなが　３びき　いたのですが　あおい　おさかなはなんびきかわかりません。そのひの　しんぶんで　きのうのおさかなは　みんなで　８ひきだった　ことが　わかりました。では、あおいおさかなは　なんびき　だったのでしょう。まだMeeはすらすらとひらがなを読めるまでにはなっていないので、私がゆっくり読んであげます。問題は一回しか読めませんから、ゆっくりじっくり読みます。必ず絵を描かなければなりません。「しんたろうくんは…」そこまで読んで、「しんたろうくんってどんな男の子かな？うーん、髪は短くて…」とMeeは張り切って描きます。「へえ、背が高い男の子ね。」「うん、パパみたいでしょ」「じゃあ、次読むね。そらをとぶ　おさかなを　きのう　みました。」「そらをとぶおさかな！？あああっっ！しっている。羽が銀色でうみのうえをしゅしゅしゅしゅ～ってとぶんだよ。フラッシュライトを当てると飛ぶの！」（…いったい何のことだろう…とびうおか？？」そんなこんなでいろんな会話を交わしながら問題を解きました。「つぎのひのしんぶんで」というところで、「？」と言う顔をしたので「新聞知っている？」と新聞を取り出して、しんぶんにはいろんな事件とかが載っていることを話しました。算数の問題なのに、社会科みたい。(笑)そんなこんなで自力で答えを出すことが出来ました。まだ幼稚園なので式は書いていません。赤いお魚の絵を描いた後、「ねえ、色を塗っていい？」と聞くので、「いいよ～」というと赤い色の鉛筆を取り出して塗り始めました。そして次に青い色の鉛筆を取り出して魚を塗ろうとします。「えっ？赤いお魚だよ。青いお魚じゃないよ。」って口を挟んでしまった私。「だって!赤いお魚だってあおいひれをもっていることもあるじゃん！全部赤じゃないでしょ!」ははは、一本やられました。確かにそうです。頭堅くなっているね。そして「しんたろうくん」には魚をよく見るためのフラッシュライトまで持たせました。子どもの発想って面白い。ゆ～っくり３０分以上をかけていろんな会話を交わしながら一題解きました。でも終わったときは充実感。たのしかったねって心がほわほわします。この文章問題をAさんにも宿題として出していたのですが、周りの女の子達が「これなに！？私も解きたい!」っていうので欲しい子どもたちに問題を出してあげると、喜んで持って帰って自主学習でしてきました。でもよく絵をすっとばして答えばかり描いてきます。なので丁寧に赤ペンで添削してヒントを与えると、次の日また自分なりにやってきて、朝私が来るのを待ちかまえてノートを出します。その時顔ってのはホント「先生見てよ!」っていきいきしていますね。さて今日は５年生の担任の先生が出張で、私が変わりに４時間目までやることになりました。ふふふ、チャンス!国語のテストが終わったら、１コース＞算数教科書の図形パズル問題２コース＞問題幼稚園編３コース＞問題小学二年生編この三つから選択して自分の勉強をしてください。と、指示しました。「幼稚園の問題」と聞いて興味をそそられた彼ら。絵と式と答えが三点セット、消しゴムは使わない、分からなくても何か絵を描くそういう基本的なことを指示しておきました。国語のテストを終えて挑戦する彼ら。「これかんたん～！」「え？なんこれ？むじ～！(難しい)」すごく楽しそうに解いていましたよ。そして出来たら得意そうにノートを持ってくる。「わ～！この亀さん、ひょうじょういいね～。この絵は一目で答えが分かるね。とってもいい絵だ、素敵!」っていいながら大きな丸をつけると次の問題を取りに走っていく子どもたち。あっという間に時間は過ぎました。小学二年生の問題として出したのはこれ2MX54＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日は全校CD飛ばし大会の日です。50人が一緒に飛ばします。上位３人の記録を合わせると、下位２人の合計の丁度４倍でした。５人の記録を合わせると50mになりました。下位２人の差を2mとすると最下位は何mになりますか。一人の男の子が正解を出しました。頭の回転のいい子です。でも、最初は暗算でばっかしようと下ので、しつこく絵を描けってせまりました。(笑)この問題けっこう難しいですよ。うちのパパもなかなか解けませんでした。どんぐりの問題は考える楽しさを引き出すなあって感じています。まだまだやり始めたばかりですけどね。子どもたちがまだまだやりたいというので自主学習の１ページ分はどんぐりの問題でもOKという承諾を担任の先生にとりました。さあ、来週はどんな絵を描いてきてくれるかな？

2007.10.12

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