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テーマ:洋楽(3286)
カテゴリ:音楽
Suede熱に浮かされて、それこそ毎日のように関連サイトなどを漁りまくっていました。
離れていた時間が長いので、掘れば掘るほどいろいろ出てくるものですね。 そんな中で、どこかからふと出てきたのがDrownersというバンドでした。 もうひとつのDrownersは知ってるんですよ。北欧のバンドで、Muted To a Whisper?でしたっけ?とかリリースしている方。割と好きなサウンドだったんですが、最近の音源は少し好みではない。 そして、今回のDrownersはアメリカ発。とはいっても、中心人物Matthew Hittはウェールズ出身で、NYに渡ってモデルとバンド活動を平行して始めたのだそうです。ちなみにこの人すごくカッコいいです。私は最初に音源ありきだったもので、PV初めて見たときびっくりしました。モデルなんだからカッコいいのは当たり前なんですが。 アルバムは2枚リリースされていますが、1枚目の方は、ガレージサウンド感が強く、テンポはいいけれどそこまで私に刺さるものではありませんでした。 しかし、私が偶然出会った1曲は、2枚目のアルバム「On Desire」のリード・トラック「Cruel Ways」。 これが、とにかく素晴らしい。この曲だけでこのアルバムを買う価値があったと言ってもいいくらいだと私は思っています。ギターの音が一発鳴っただけで、「あ、この人たち変わったぞ」と思わせるほどの激変ぶり。メロディの質がガレージっぽい粗さからかけ離れ、暗さと切なさをダダ洩れさせています。この音を鳴らしてくれるなら、Drownersというバンド名にぴったりと全面的に賛成です。 何度PVを見たかわからないくらい見ましたし、音源も数えきれないくらい聴いてしまいました。そしてやっぱりCDを買い求めました。 他の曲たちは、1stの流れを汲んだ軽快かつ疾走感のあるロックナンバーが多め。なのですが、アルバム全般を通して、Cruel Waysに見られるような、どこか陰鬱さと苦さを秘めた感じがするのです。ソリッドなギターサウンドが、ニューヨークらしいなとも思ったりしました。 残念ながら、いまは活動していないようですね。 けれど、Matthew Hittは現在The Vaccinesのサポートギタリストとして活動しています。VaccinesのSNSとかしょっちゅう登場しているので、元気にやってくれているのが嬉しい限りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.19 21:28:39
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