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テーマ:日本のロック・ポップス(192)
カテゴリ:音楽
CD / LUNA SEA / EDEN (CD+DVD) / UPCH-20057 私が彼らのアルバムの中でいちばん好きな一枚です。 当時、LUNA SEAの音源は、友達のお兄さんを通じてちょっと借りたことがあり、IMAGEとかLUNA SEAとかはすでに聴いたことがありました。ただ、自分で買ったアルバムなら、この「EDEN」が初めてです。BELIEVEとかIN MY DREAMのシングルはもちろん持ってましたけれど(死ぬほど聴いた)。 乱暴に簡単に言ってしまうなら「耽美」の一言に尽きるのでしょう。そして、こういう世界観はたいてい思春期に刺さるのです。言うなれば「ぶっ刺さる」。愛を歌っていても肉の匂いがしない。エロティックなのにエロではない。そこが、妙に潔癖なところもある思春期にははまるのでしょう。 そんな思春期の私にぶっ刺さったこのアルバムは、もうウン十年経った今でも、私が一字一句歌詞をいまだに覚えているという稀有な一枚でもあります。子供の記憶力ってすごい。 それに、私はこのころのRYUの歌い方がいちばん好きなのです。粗さが目立つところが、そこがまたいい。耽美と激情を行ったり来たりするところが、いいなあと昔からずーっと思っています。もちろんそれ以降は一皮以上むけて、上手になったなとは思いますが、やはり私はこのころがいちばん好き。 BELIEVE(PVのRYUの動きがめっちゃ好き)やIN MY DREAMはどうあがいても大好きですし、ライヴの定番Providenceなんて、あの時にあれだけの世界観をSUGIZOのヴァイオリンにのせてぶち込むという驚愕の離れ業。いま考えてみても、彼らの才能はすさまじかったんだなと実感します。 アルバムの中で一番好きなのはJESUS。真矢のドラムスが響いた瞬間に鳥肌が立ち、あの不穏きわまりないギターが入って、Jのベースが唸りだして、RYUのシャウトでバーストですよ。たぶんLUNA SEAの曲の中でもトップ5で大好きです。 歌詞含めてたまらないのはANUBIS。死とか(アヌビス含め)永遠とか愛とか貴方とか、やはり中二くらいには刺さるんですよ。しかも私、バリバリの腐女子でもありましたので、キャーキャー言いながら聴いてた当時を思い出し、ちょっと懐かしくもなると同時に、薄まっているとはいえいまだに自分に流れる腐女子の血を再確認したのであります。 LAMENTABLEのイントロはアルバム中最強。Jのベースのカッコよさが最大限に発揮されてて、ずっとベースラインだけ追っていられます。 さて、次はセルフ再録のLUNA SEAかな… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.26 11:31:31
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