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テーマ:車に関するお話(10170)
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カーオーディオ フロント3WAY+SW 4WAYシステムのすすめ
★DEH-P01★を導入している方に超おすすめです。 通常、フロント3WAY+SWのシステムでは、 ・ツイーター ・スコーカー ・ウーファー ・サブウーファー の4WAY設定になります。 この変異型として、 ・スーパーツイーター + ツイーター + ミッドバス + サブウーファー だったり ・ツイーター + ミッドハイ + ミッドロー + サブウーファー だったりしますがひとまとめにしてフロント3WAY+SWとして解説します。 この構成の最大の利点は、カーオーディオならではの音の量感の減衰に対する「改善」です。 最大の欠点は、敷居の高さ。インストール難易度が高いことと、設定の難しさにあります。 コアキシャル+SWを思い出してください。 インストールは簡単でしたら、ポン付けではステージが上がらず、苦労したはずです。ステージがあげられるノウハウと技術さえあれば、良い音を出せました。しかしならが、ネットワークが貧弱なため音の限界が訪れるのも早かったハズです。カー用では良質なコアキシャルがあまりありませんから。 コアキシャルではステージをあげることが相当難しいために、ツイーターを追加したフロント2WAY+SWという構成にしました。 簡単にステージをあげることができるようになる反面、向きや位置、設定などが難しくなりました。ところが、ネットワークがしっかりしているため完成すればコアキシャルよりも限界値が高く良い音が出せたと思います。 この「改善」と「コアキシャルで届かなかった次の世界の音」の感覚ににています。 2WAYから3WAYにすることで、格段に難易度はあがりますが、完成させることができれば2WAYでは到達できない位置まで行くことができます。 まず、問題は「スコーカー」の取り付けです。 これは、確実にポン付け不可能であり、内張りの加工が必要になります。 スコーカーとしてのユニットではなく、5~8cmのフルレンジを使うことが多いです。 カー用としてはあまり数のあるサイズではないのですが、7cmが多いようですね。 トヨタオーリスの例です。 Aピラーに、TWとスコーカーを埋め込む位置の例です。 通常は、TWは標準どおりの取り付け。MIDHIGHは、1L程度の容量を持ったエンクロを貼り付けるイメージです。TWとスコーカーのツラをあわせることで、音のズレを抑えますが、TAを使えばズレがでても補正可能です。 もちろんツラのほうがいいんですけど、向きのほうが格段に重要で、向きとインストールのために、ツラにならなくても、P01ならTAであわせることが可能です。 ドアミラー裏のフタを加工する方もいらっしゃるようですが、重量の問題であまりおすすめできません。強度ある固定が非常に難しいためです。カーオーディオショップなどではノウハウがあるのでやるかもしれませんが、DIYではかなりきついです。 ドア内張り側にスコーカーを埋め込む例です。施行内容は上の例と同じで、1L程度のエンクロを内張りに貼り付けるイメージです。 こちらの例では、MIDHIGHとMIDBASSがツラになるイメージで、ホームオーディオのトールボーイがそこにあるんだとイメージするとわかりやすいですね。 施行ですが、FRP加工と、Aピラーもしくはドアトリムに穴あけ加工が必要になります。 みんからあたりで検索するとたくさん施行例がでてきますね。 要点を書くと、 1.取り付け位置に養生用テープをはりめぐらして 2.FRPガラスマットを最低3重以上貼り重ねてかたどりし 3.硬化したらはがして万能バサミでカットして 4.ボルトナットでAピラーもしくはドアトリムに固定する。 ここまではだれでもできそうですね。なおFRP加工は車体外でやるのがいいですよ。臭い的に。 しっかり硬化するまではかなり臭いがきつく、一度車内に染み付くと1年経っても取れません。 体調に不具合がでそうなのでここは横着せずに。 なお、FRPの1層目は1枚張りではなく、3cm角くらいにカットしたものをペタペタ貼るとやりやすいです。 続いて、 5.スコーカー用のバッフルを切り出して 6.割り箸とホットボンドで仮固定して 7.パテで整形します。 パテはアルミパテが強度がでますが、ハンパじゃなくくっさいです。以前ご紹介した ★ビートソニック エポレジンプロ★あたりでも充分なような気がします。 しっかり硬化したらここで音だしできますよ。 ちなみにここで向きが残念になってしまったら最初からやり直せば車体側も元通りにできますので、まじで仮で音出ししてください。 TWとMIDHIGHは5Kくらい、MIDHIGHとMIDBASSは500Hzくらいで、24dbでカットすれば大抵OKです。あとで微調整はするにしても。 どうでしょうか?ニヤニヤしてきませんか?スコーカー導入による、中域の量感増加がハンパないのがおわかりいただけると思います。 ここから先はツイーター埋め込みなんかと同じですね。 8.ポリパテもしくはエポレジンと、紙やすりやサンダーをつかい、盛っては削りの繰り返し 9.完成したら塗装、もしくはレザー加工します。 完了。 どこにボルトナットを立ち上げるか、 スコーカーの角度はどうするか、 デザインはどうするか、 仕上げはどうするか、 車種や好みによって千差万別です。 真っ赤に塗装して目立たせてもいいし、純正内装にあわせた色にしてもいいし、 思いっきり角度つけてもいいし、角度はそれなりでヒドゥンインストールしてもいいし。 とにかくいろいろな方がブログで画像入りで紹介してくれていますので、どんなかんじがいいのか想定し、考え、施行してください。 すでにフロントセパレート2WAYをいれているかたは、スコーカーのみ購入でOKです。 例えば、 ハーツ HERTZ HL70.4 が単品購入可能です。 パワフルサウンドのハーツですが、最低ラインでもその片鱗は伺えます。 FOCAL 3KR 並行品なら3万円弱、正規品だと6万円くらいですね。 美しいボーカルが楽しめます。KRシリーズはパワーぶっこんでもたのしいサウンドです。 ホーム用でもいいと思います。単純にスコカ追加の効果が知りたいだけなら、ペア3000円もだせば購入可能です。★横浜ベイサイドネット★さんあたりにたくさんあります。 DAYTON、Wavecor、Vifa、Hi-Viあたりは鉄板ですね。 DAYTONはパワフルながらもやさしさのあるシルキーなサウンド。 VifaはHi-Viはホームっぽい仕上がりになります。 あんまりマグネットがでかいとインストールと、エンクロ容積の確保が難しいですよ。 3WAYとして購入するのであれば、もっとも安いのは HERTZ ESK 163L ですね。正規品で3万円切ってます。 5万円弱だと HERTZ HSK 163.4 audison voceシリーズの、AV1.1 AV3.0 AV6.5を組み合わせる。5万位でそろえられます。 10万円超えてくるといっぱい選べますが、 FOCAL 165KRX3★ パッシブレスにすることで低価格をキープした製品です。focalらしい美しいボーカル域と、キレのある低音は、この価格帯のスピーカーを購入するなら絶対に聴いてほしいです。 FLUX MC361COMP MAESTROあたりも最近輸入され始まってますね。 HERTZ MLK 3あたりもすばらしいです。 FOCAL Kit No.7 ETON MGS-180 BRAX MATRIX あたりもぜひ正規店のデモボードで聞いてください。 それから金に糸目をつけない人にイチオシなのが、 audison THESIS TH K3 私はもちろんこんなの買えないわけですが、THESISのアンプで駆動しているシステムを聞いたのですが、マジでやっっっっっばい。 DYNAUDIO SYSTEM 342 or 362 ナチュラルってこういうことをいうんだ!!!と目からうろこのモデル。こいつを聞くまではナチュラルってやさしいんだって勘違いしてました。 もちろんやさしいサウンドやさしく再生しますが、荒々しいサウンドは荒々しく、パンチの効いた音はパンチの聴いた音で。 特に、チャイコフスキーの「1812年」の大砲の音。 20万円超えるスピーカー買うときは、【必ず】【必ず】【必ず】正規代理店で、試聴してから購入してください。 いいですか、、【必ず】ですよ!? 丁重にサポートしてもらえるし、施行と設定でホントに激変しますので。 絶対に、信頼できる、プロから購入し、その方に取り付けてもらってください。 店員じゃなくて、店長、社長に頼んでください。 並行品とか絶対やめてください。パチもんじゃなかったとしても、サポートが不完全であったり、輸入専門業者だと、不具合にまともにとりあってもらえなかったりします。 スピーカーは中国生産が多いので、「ハズレ」を「横流し」する業者があとをたちません。 例えば、正規店で音の微妙なブレがあるからといって返品したスピーカーを廃棄せず、そのまま並行品として横流しするケースです。 まさにホンモノなので絶対に見分けがつかないわけですが、本国にシリアル確認すると「正規扱いはない」といわれてしまうわけです。そして、不具合は微妙なので、なかなか気付かず、気付いたときには並行業者は逃げてます。返品も交換も絶対にしません。そういうもんです。 【必ず】実力のある正規代理店で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.04 11:42:45
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