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テーマ:たわごと(26890)
カテゴリ:ひとりごと
ご無沙汰しています。
ワールドカップに夢中になり、すっかりブログをサボってた。 さて、今回のワールドカップ、納得いかない人が多いのではないだろうか? 僕も、そのひとり。 冷静に考えれば「まぁ、こんなもんか」と言ったところなのだろう。 ワールドカップでは先輩の韓国やサウジアラビアも長い間、冴えない成績で我慢しているのだから。 しかし、それにしても、もう少し何とかなったのでは?と悔やんでしまう。 技術やフィジカル面の差が明らかだったことは、どうしようもない事実だけど、 メンタル面と戦略面で明らかに他国に劣っていたことは悔しいし情けない。 前回のワールドカップを経験した黄金世代は、ジーコの下で、自分たちが ”一流”のような錯覚をしていたのではないか? 「兵は奇道なり」 これは孫子の一文。 正攻法だけで勝負できるチームはブラジルだけではないか? いやブラジルも駄目。 ジーコの時代は低迷していた。 しかも、今回のワールドカップで感じたことは日本のサッカーは古いこと。 ワールドカップは、マラドーナが活躍した86年以降、しばらく、得点の少ない守備優勢の 時代が続いたが、今回のワールドカップは明らかに攻撃優勢。 それは守備力が落ちたのではなく、ミドルシュートの精度やペナルティエリアに入り込む ドリブラーのテクニックなど攻撃力のレベルが向上したように思える。 特に前回ぱっとしなかったアルゼンチン、スペイン、ポルトガル。 ブラジルは更に進化している。 つまり世界とのレベル差は拡大しているということ。 それなのに、工夫も無く、まともに戦っては、勝ち目はない。 中田、川口は、よく頑張った。 中田は、毎回、プレーが安定しており、気迫が感じられ、本当に立派だと思う。 本当に、よく動き、よく走る。 試合中のリーダーシップも立派だと思う。 しかし、今回は同時にリーダーとしての限界も感じた。 リーダーは立派だけでは駄目なのである。 チームメンバーの中では、どうも一人浮いた存在、孤立した存在だったように思う。 他のメンバーとどっちが正しいかと言えば、勿論、中田だろう。 しかし、他のメンバーを、その気にさせることができたかといと、できなかった。 おそらく、中田は、他のメンバーをだらしないと見下していたのではないか? そんな雰囲気がまわりをしらけさせたのかもしれない。 僕は中田を批判するつもりはない。 ひとりの管理職として、リーダーシップの難しさを感じているだけだ。 おそらく中田はSタイプ(分裂性気質)とEタイプ(粘着性気質)が合わさった、SeタイプまたはEsタイプだろう。 こういうタイプは、一見、リーダー的ではあるが、あるべき論や精神論に囚われ、現実や個人の気持ちを見逃してしまう傾向がある。 共感性のないリーダーは限界がある。 中田の今後の課題になるのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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