テーマ:心の病(7514)
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最近凹み方が、退院して一番酷いので(断薬症状を除く)、
一冊だけまた自分の病気の本を手に入れました。 (病気の本は全部処分してたので・・・) 改めて読み返してみると、自分の今の状態が全部書き出されて いて、ああ、自分が精神的に弱いだけじゃなくて、症状でも あったんだな、と思いなおすことができました。 以下、『』部分は抜粋です。 from『うつ病新時代 双極性障害という病』内海 健氏著 うつ病新時代 『双極性障害では、つねに現状を乗り越えていこうとする傾向 が顕著に認められる。 とくに、逼塞し、停滞した状況を忌避する。』 まさにそれ。 だから、出来ない状態のときの焦りは半端ない。 『気分障害者の同調性がもっとも顕著に現れるのは、他者に 対する 態度である。 人は誰しも、他者というものなしに存在しえない。 他者を通し、他者との間で、自己というものが可能になる。 ただ、同調性では、この他者への依存が際立つ。 自分の安定のために不可欠の要素となる。 こうした個体にとって、時として他者そのものが躓きの石となる。 他者に取り入りすぎれば、自分が空疎なものになる。 つねに他人の評価を気にし、顔色をうかがい、自分の気持ちが おろそかになる。 これは双極性II型障害の若い女性で、ほぼ必発といってよい心性 である。』 まさしく、これ。 自分の持っている個性が失われて、中身が空疎になっている のを、最近痛感しています。 昔の私はどこへいったんだろう、って。 『双極性II型障害、とりわけ若い事例では、相手が何を考えて いる のか、大抵のところはわかるという。 余裕のあるときには、先を見越して対応ができる。 二手三手先まで読む。 具合が悪くなると、今度はそれが裏目に出る。 読みすぎ、気を使いすぎ、疲れてしまう。 また、皆がうまくいっているのか、どこかで諍いが起きて いないか、 ということも、重要な関心ごとである。 そして大抵、彼女らの勘はあたっている。 そして、みるまに、対人関係の相関図が頭の中に描かれる。』 前半部分は、自分ではあまり自覚がないけど、よく言われる。 そして、後半部分は、無意識にやってきた。 ほんとに、入院してるときでさえ。 『もう一つ付け加えておくべきことは、とくに抑うつのときは、 自分のことか他人のことか、その区別が曖昧になるということ である。 より双極性が強い事例では、他者への依存も、より積極的な形 をとる。 その代表が「おせっかい」である。 ひそかに相手を依存させて、結果的に仕切っているという側面 は無視できない。 論理的に言えば、他人に取り入りすぎて空疎になる場合がある 一方で、他人を取り込み、搾取しすぎて、みずからの支えや 根拠を失うこともある。 とくに罹患時には、自他の区別自体があまり明確ではない。 この「自分は自分、他人は他人」ということは、同調性気質者 が人生のどこかの時点で学んでおくべきことである。』 ・・・学べてなかったんだなあ、これが。 カウンセリングでも言われてることなんやけど、なかなか修正 するのは難しい。 でも、大分気付くことができてはきてる。 前は、これでよく人に迷惑かけてたから^^; 『気分障害圏の患者は、ともすれば同調性の波にさらわれて、 個が 埋没する傾向にある。 自と他の区別が曖昧である。 他の中で生き、他に評価されてはじめて自分に価値を見出す。 自分というものを滅却して適応していることさえある。 彼らは全般に、自分は自分であり、そのままでよいのだ、 という 安心感に乏しい。』 今も安心感は全然ありません。 他者評価で生きてるなあ。 『こうした「他のための存在」や過剰な他者配慮性は、 臨床例ではほとんどが対人過敏症として病状化している。 相手の意向を逐一気にして振り回され、頭の中が一杯になる。 健康なときなら機転も利こうが、読みが空転してどうしたら よい か混乱する。 卑屈な自分に嫌気がさす。 それでもやはり人に気を遣ってしまう。 そして他者のために空っぽになってしまった自分。 時としてそんな他者に対する恨みが表出されるが、他罰一辺倒 に なることは稀である。 早晩、人を責めている自分への自責、自罰へと転ずる。 こうした他罰---自罰の手のひらを返したような往還や、空虚感 への直面は危険な兆候である。』 これ、読みながら書きながら、「やば!」って思った。 まさに、ここ最近私が感じてたことやから。 下手すると、本格的に摂食障害に逆戻り・・・って なるところを、踏ん張ってる感じ。 ちょっと本気で気をつけよう。 『程よい良好な関係、この中庸の感覚は、患者に欠けている もの である。 それゆえしばしば極端から極端に走る。 この欠陥を補うのは、治療者の中庸、バランス感覚にほか ならない。』 明日あさってには病院に行く予定。 現状は、正直思わしくない。 病識に欠けていた。 でも、分かったことは、以前よりはましになっているという こと。 気付きが早くなってる。 まず自分で気付けるってことが、やっぱり以前とは違う ところかな☆ そこから、今度は実際にストップさせるってことを身に付け たいと思ってます。 あ、話は全然変わるけど、前の前の日記に挙げた写真展に、 jujuちゃんが今日行ってくれました jujuちゃん、ありがとう 楽しんでくれたようでよかったです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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