カテゴリ:お仕事
「あなたを、ほんとに、好きだった。」
ありがとう・・・。 本日午後10時過ぎ、5位です。日本文学では1位です! 正直25位以内に入れたらラッキー!と考えていたのに。 たくさんの応援もう、本当に「ありがとう」としか言葉がでません。 無名の作家に、夢を与えてくださって、本当にありがとう! 本を読まれた感想もお待ちしております! さて……。合同キャンペーン裏話です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー まずは、アンさんこと安藤房子さん。 この方とは私と彼女の共通の知り合いであります笠松ゆみさんの出版パーティーで お会いしたのだと記憶しています(アンさん違ってたらごめん)。昨年の今頃です。 安藤さんは「恋愛カウンセラー」。この職業である彼女は多分相当迷惑なことが あると思うんです。占い師の友達が私には多いんですが占い師のところには、 夜中でも「占って!」って電話が来たりして、大変みたいです。だから多分、 安藤さんも同じだと思うんです。恋に錯乱すると……誰かに相談したくなります。 プロであればあるほどすがりたくなります。 そのひとりが、私だもん(笑) 安藤さん、ゴメン! 私も一度だけやっちゃった! 誰にも言えないような恋愛沙汰にひとりでくよくよ悩んでしまって、ついに! 安藤さんに長~いメールを書いてしまったのです! ああ、申し訳ない! そう思いながら! 安藤さんには関係ない話なのに! 安藤さんは2~3日してからお返事くださいました。 すぐ当日や翌日じゃないので私も頭にのぼった血が少し冷めてました。 これ、多分、ワザと時間をあけたんじゃないのかな。 そして安藤さんが一行目になんて書いてきたと思います? 「ああ……今日もいい天気ですね」 ああ……。 私はこれを見て、またシュシューと頭から血が抜けていったんです。 天気のことなんて、全然気にしてもいなかった自分に気づかされました。 安藤さんてよく最初に天気のこと入れるけど(楽天日記でもそうですよね)絶対これ、カウンセラーとして、ワザとやってるんですよ。 本当に自分のことだけでいっぱいいっぱいになっていて、周りがどうでもよくなっていた 自分。それに気づかされて、恥ずかしかったです。ちょっと反省しました。 安藤さん……。 でもでも結局私ったら、何度も何度もひとりごとのように安藤さんに状況報告を繰り返していました。返事はいらないからただメールを送らせてね、って。 ものすごいドロドロのメールでした。 ごめんね、あんなの読むの、絶対イヤだったと思うんです。たとえ友達でも。 なのに時々安藤さんはお返事をくれました。 「ああ……いろいろあったのですね」とか。 「ファイト!」とか。 すっごく当たりさわりのない、だけど、優しい言葉です。 そんななかで、イチバンうれしかった言葉。 それは、これでした。 「みかさんの彼、きっといい人だと思うんです」 彼は……まあ、周囲の人が相当ボロクソに言うくらい、ちょっとぱっと見、 どうしようもないような人でした。だけど安藤さんは、 「みかさんのメールを読むと、彼は、いい人だと思う」 それが、とても、うれしかったんです。 誰がなんといおうと、私はその人が好きだったから。 その人のことを、私もとてもいい人だと思ったから……。 おかげで混乱していた頭も静まり、私は仕事にキャンペーンに燃えてます。 そんな安藤さんの書いた本。 もう、読んでて、彼女の優しさがしみでてきていて、泣けてしょうがなかったです。 私は安藤さんに大恩があるので、今回のキャンペーンでも一緒に上がってイきたいのです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さて次は宇多田ヒカルさんの歌詞で日常英会話を楽しんでしまおう! という「SONGlish!」というとても面白い本を出版された泉忠司さんです。 この人は文系論文の書き方の本も出しているのですが、まだ若くて三十そこそこです。 だからというかそしてというか、この人が本の中で出してる例題が笑えます。 「あの先生は藤木直人に似ている」 「キムタクはいつもカッコいい」 とか、あるんですよ(爆笑)。 こんなおちゃめな泉さんですが知り合ったのは実は今年の1月でして、 私が新潮ケータイ文庫という携帯で読む小説の連載を始めたばかりで、 アクセスを伸ばしたいんで協力お願いします! と某MLに呼びかけたところ、 彼が「小説読みました。大変面白いので学生さんにもぜひ推薦したい」と メールをくださったのです。 泉さんは早稲田、青山学院など、有名大学6つで講師をしているすごい方なのです! 最近の文学の傾向としてケータイ文庫のこともなんと延べ1500人の学生の前で、お話してくださったそうです。 私の連載が、アクセス1万件というケータイ文庫始まって以来の記録になったのには、 絶対に、泉さんのお助けがあったからだと思っています。 そして泉さんは先日、青山でお茶しようと私を呼びだしてくださいました。 なんと彼が連れてきたのは出版社の社長さん! そして、なんとその場で私は単行本の発注までいただけたのです。 ああ、泉さんも、本当になんていい人なんでしょう! ついでに言わせてください。イケメンです!。 泉さん、いつもありがとう(≧∇≦)キャー! しかし私に尽くしてくれるイケメンさんは珍しいです。 いつも私が貢いでいるので・・。今回はキャンペーンでお返ししたいです! 私はこの親しい人に支えられて、今日を迎えました。 親しくお付き合いしている仲間と同時期に本を出版できたことは、 何かのご縁だと思って、合同キャンペーンをしております。 なのでどうぞ、みなさまも合同キャンペーンページを覗いてみてください! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さて、さらに、今度は竹内真さんのお話になります。 私と同時刊行の「海辺のカフカ」トリビュート小説 「図書館の水脈」の著者さんです。私と同い年。 いや、もう、共同キャンペーンだっていうのに、 見事に彼の本ったら14万位のまんまです。 でもね。 一緒に日曜日書店回りしたら、店員さんへの知名度も人気度も、 竹内さんのほうがずっとずっと高かったんですよ。 だって彼は小説すばる新人賞作家であり、中央公論、角川、 新潮、講談社、小学館、集英社……とこれでもかというくらいに、 有名出版社と仕事をしてきている、私とは格が違う人です。 そんなすごい人とどうして知り合いかというと、 家が近くて、よく行くカレー屋さんが「作家の人がいるのよ」と 教えてくれたからです。いつものように私がメールアタックして、 それからランチ一緒にしたりしていました。もう3年も親しくさせていただいています。 昨年の夏頃、竹内さんが「村上春樹トリビュート作品を書く」と 言っていて、すごいなあ、カッコいいなあ、雲の上の仕事だなあと、 私は思っていました。そしたら秋口になって「他の作家さんが都合で 書けなくなったらしくて編集さんが人を探しているけどやってみる?」 と竹内さんが声をかけてくださったのです! 「ヤるヤるヤるヤるヤるヤるヤるヤるヤるヤるヤるヤる!」 ……ほんと~にこういうメールを送った私です……。 竹内さんが声をかけてくださらなかったら。編集さんはきっと、 私のような無名の作家の存在など知らなかったでしょうし。 ああ、私……竹内さんには頭が上がらないんですッ! おそらく周りの方々も、どうして私のような無名の作家が、 メディアファクトリーからこのような大役をいただけるのか、 不思議に思っているかと思うんです。それは竹内さんのご紹介でした。 そして「いっそ官能ゼロで書いたらどうだろう」とアドバイスして くれたのも、竹内さんでした。執筆中に、もうダメだと泣きが入った私に、 徹夜してでも満足がいくものを仕上げるプロ根性を見せてみろ! と心を鬼にして叱ってくれたのも、彼です。 もう、ほんっと、いい人!なんです。 竹内さん、私をここまで連れてきてくれて、本当にありがとう! そんな私と竹内さんの共同キャンペーンどうぞご覧くださいね。彼はひょっとすると近い将来大きな賞を取るかもしれないですし、持っているとプレミアつくかもしれません! はっきり言いましょう。 まだ1通も「ポストカード希望」という応募がないんです! そこのあなた! 竹内&内藤のサイン入りポストカードをゲットするチャンスです! 図書館の水脈については彼のHPにありました、彼自身の紹介をお載せします。最後かなりしんみりきました。オススメです。 ------------------------------------------------------------------------ 『図書館の水脈』(メディアファクトリー刊) 一応、村上春樹さんの最新長編である『海辺のカフカ』にトリビュートを表した作品ってことになってるが、トリビュートしたのは『カフカ』だけじゃない。他にも好きな春樹作品は山ほどあるし、どうせなら他の作家の本にも敬意を表しちゃおうと思って様々な本の登場する作品に仕立ててみた。──作中に題名が出てくる本については巻末に登場文献のリストをのっけたので、併せて読んでみるとのも一興かも。リストにのってない本もいろいろ出てくるしね。 そんな風にたくさんの本が登場する物語なので、登場人物も作家や読者や司書といった本にかかわる人たちが多い。奇数章ではかつて図書館に寝泊りしていた作家の物語が、偶数章では『海辺のカフカ』を通じて仲良くなったカップルの物語が展開していく。舞台は東京の世田谷から四国の高松へと移っていき、やがて鳴門市に辿り着いて渦巻いていく。──どこもかつて僕が住んだり旅したりした場所なのだが、物語を進める中でそれらの土地が結びついていくのがとても楽しかったのを覚えている。 他の作家の本を出したついでに僕自身の本との繋がりもあるので、『図書館の水脈』を読んでくれた人が僕の他の作品も読んでくれるといいなーと思っている。「これはあの話の続編だ!」とか「こんな繋がりがあるのか!」などと面白がってもらえると嬉しい。 ------------------------------------------------------------------------ さて最後に「本当の学力は作文で劇的に伸びる」の芦永さんとは、2月14日の藤沢あゆみさんセミナーで初めてお会いしました。 本のチラシを見てひとめで「この本は売れる!」と私は直感し、その時名刺を持っていなかった芦永さんにムリヤリ名刺をお渡しし、頑張ってください! と応援し、その後もかなり勝手に応援活動をしていました。そうしたら今回応援してくださると芦永さんがお申し出くださり、びっくり&大感激です。 そしたらやはりアマゾンで長期間に渡ってランクイン、増刷につぐ増刷で今、6刷です。各メディアから取材や講演依頼があいついでいるそうです。こんなお忙しいのに深夜まで私の応援にあちこちに連絡してくださり、もう本当に感謝です。 この本は作家を目指す方にもおすすめです。 どう書けば人が驚くほど素晴らしい文章になるか。 そのコツが随所に現れているからです。 芦永さん、本当にありがとうございます。 共同キャンペーン画面ご覧くださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年04月14日 23時10分36秒
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