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作家・内藤みかのメインブログ ~電子書籍などの新しいコト〜

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2009年11月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類


先生にいじめられる。
こんなこと、ありえないと普通は思いますよね。


私もずっとそう思ってきました。
だって先生は、私に教えてくれる立派な人間なのだから、って。


でも、先生にいじめられるということは、現実にも起きています。
実は私も、先生にいじめられていました。


あのときのみじめさ。
先生はどうして私だけをいじめるのだろうという疑問。
今でも忘れることは、できません。
でもその疑問を、口に出すことはできませんでした。


なぜなら、先生は正しいから。
先生にさからってはいけない、そう思っていたから……。


でも先生だって、人間です。
からかいたくなる生徒や
ちょっかいを出したくなる生徒がいます。
仲良くなれる生徒もいれば、
ちょっと相性が悪いなと感じる生徒もいます。


そして先生の中のごく一部には、
ほんとうはしてはいけないのだけど、
生徒をいじめてしまう人がいることは、
残念ですが、事実です。 


高校生のときは、私はこんなことがありました。
現代社会の先生が、生徒を順繰りに指名する人なのですが、
私をわざと飛ばすのです。
私はその教室にいないこととして扱われていました。


私を無視しないでください!
なんで私の名前を呼んでくれないんですか?
聞きたいけど、聞けない空気がそこにありました。
その先生は気に食わないことがあると生徒にビンタを食らわせるような
そんな先生でした。誰も、私も、逆らうことはしたくありませんでした。


いや、正直に言えば「先生、それ、体罰なんじゃないんですか?」と
私が指摘したせいで、先生は、私を指名しなくなったのです。
私のことを「生意気でいやな奴め」「貴様(きさま)、教室から出ていけ!」と
何度もみんなの前で言われました。


今思うと、あの時の私は、全然間違ってなんか、いないわけです。
宿題やってこないくらいでビンタをするような先生がおかしいですし、
先生のしたことは、体罰です。


でもそのころは、先生が「絶対」で、反発した私は「無視」されました。
でもね、あの頃勇気をもって「体罰じゃないんですか?」と言った私を、
私はエライと思ってます。たとえその後先生からのいじめが待っていても、
あの時に先生に質問した自分は、間違ってはいなかったと思っています。


もし先生にいじめられていて、誰にも言えずに悩んでいる人がいたら、
どうか勇気を持ってもらいたい。
弱いものいじめをする先生のほうが間違っているんだと胸を張ってほしい。


でも胸を張っていてもなお、先生のいじめがエスカレートするようだったら、
どうか、迷わず相談してほしい。


といっても私も、親には相談できなかった。
心配されるのは面倒だし、なにより「お前が悪いんだろう」って言われそうで。


でも。
ひとりで抱え込まず、誰かに相談してほしい。
そして「あなたは間違ってはいないんだよ」としっかりと保証してもらってください。
きっと、すごくほっとして、元気が出てくると思うから。


もし先生にいじめられたら。
親でも友達でも保健室の先生でもいい、
一番話しやすい誰かに相談してみてほしいと思います。


でももしかしたら、あなたの身近な人たちは、
先生があなたにどれだけひどいことをしているか現場にいたわけじゃないから、
「あなたが悪いんじゃないの?」
と、言ってくるかもしれない。
それは現場にいたわけじゃないから、しかたがないことでもあるんです。
あなたが「自分は悪くない」と思うんなら、
どうか自分を信じてほしいのです。



それから、先生にも上下関係があります。
先生の上司に相談するというのも、いい方法です。
たとえば主任先生や、教頭先生、校長先生に、困っているのを相談すると、
あなたの代わりに、先生に怒ってくれることだってあるでしょう。


もしそういう人たちに相談しても、どうにもうまく解決しなかったら。
悩み相談ダイヤルに「先生のしていることは間違っていますか?」と聞く事もできます。どうしたらいいか一緒に考えてくれると思います。


あなたの行っている学校が公立なら教育委員会に電話をするのもいいでしょう。
あなたの行っている学校が私立なら、教育委員会の範疇外なので、いじめの電話相談にダイヤルしてみるといいでしょう。


「いじめ 電話相談」などと検索するといくつもヒットすると思うので、料金が無料のところもあるので、相談するといいでしょう。もしくは「子どもの人権110番」という電話相談もあるのでそちらも利用するといいでしょう。


でも忘れることができないのは、このこと。
どんなに悩み相談をしても、結局はいじめている先生が変わらなければ、
また、いじめられることもあるということ。


そしてあまりにもいじめが止まらない時。
あなたの気持ちの中で、


もう学校やめちゃおうかな


というのが出てくるかもしれません。
それは間違っていないと思います。
私は学校を自ら去ることだって、立派な選択肢のひとつだと思っています。


「でも、なんでこっちが出ていかなくちゃならないんだろう?
 悪いのは、先生なのに」


そういう気持ちになるのもわかります。
でも、出ていくことが必要な時だってあるんです。


たとえば、夫と妻とでケンカがおきることがあります。
その時、夫のほうが手が早く、妻がいつも殴られているとします。
こういうのは、日常のことになりがちなので、時には命の危険があります。
でも出てはいかない妻が、非常に多いんだそうです。


出ていかない理由のひとつに、

「私が悪くないのに、どうして出ていかなくちゃならないの?」

と奥さんが思っていることもあるんだそうです。


でもそれって、危ないじゃない。
逃げずに頑張ったら、命の危険だって、あるんだから。


たとえは悪いけれど、道で武器を振り回している人がいたら、
あなたは、逃げますよね? こわいし、痛い思いをしたくないもん。
「なんで逃げるの? 僕は何も悪いことなんてしてないのに」と
その場に残るような人は、いないと思います。


誰が悪くたって誰が悪くなくたって、そんなの関係ないことなんです。
命の危険があったら、逃げたほうがいいんです。
誰もあなたのことを弱虫だなんて言いません。
だって本当にあなたの魂がこれ以上先生といたら傷ついてしまうと思ったら、
誰もあなたを責めることはできません。


あなたは悪くない。
けれどあなたの命や、それから魂を守るためには、
逃げた方がいい時だってあることは、どうか、忘れないでほしいのです。


どうか自分の心と体を一番大切にしてください。
「逃げるが勝ち」という言葉もあります。
だから、胸を張って、逃げてほしいと思っています。


どうか、
「僕は悪くないんだから」と、
歯を食いしばって、無理しすぎないでください。


たったひとりで悩まないでください。
たったひとりで闘わないでください。


必ず、あなたの味方はいるはずです。




もし学校で先生にいじめられている人がいたら、
読んでもらいたいと思って書きました。





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最終更新日  2009年11月24日 10時05分42秒


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