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カテゴリ:役者か?
5月11日配信の中央通信社のネット記事によると、俺が主人公の父(ヤクザ)役で出た映画・張作驥監督の「胡蝶(Soul of a Demon)」が、6月20日から始まる第10回台北映画祭の「劇映画部門」にノミネートされたらしい。
http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/080511/5/yys7.html 中央社 更新日期:2008/05/11 18:33 「台北電影節十強出爐 侯孝賢[目分]捷運協助宣傳(=台北映画祭ノミネート10作品発表 ホウ・シャオシェン監督、台北新交通システム(MRT)でも宣伝してくれるよう希望)」 受賞作品には台湾元・100万元が贈られるということだ。がんばれ、「胡蝶」! しかし、同時にノミネートされた他の作品には、なかなかの強豪がそろっている。 なかでも、林書宇監督の「九降風」という作品は、俺はまだ見ていないのだが、あちこちのニュース記事で見る限りでは、かなり面白そうだ。 野球に夢中になる9人の高校生の話らしい。その9人が、野放図に気持ちをぶつけ合って青春を謳歌する高校時代を過ぎて、やがてそれぞれ、義理にしばられたり嘘をついたり、屈折しながら生きていかざるを得ない苦い大人の時代へと進んで行く、というような、どうやらそういう話らしい。 台北では、5つの大学が合同で主催する学生のための映画祭「貳零紀念影音聯展」が行われているんだが、あるニュース記事によれば、5月3日にその映画祭で「九降風」が招待上映されたところ、「現場爆滿觀衆的笑聲與涙水不斷(=場内では、爆笑の渦が巻き起こるわ涙が流れてやまないわ)」というような盛り上がりようだったらしい。 http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/080503/5/yh9p.html 中央社 更新日期:2008/05/03 19:54 「電影九降風喚起青春記憶 學生影展反應佳(=映画「九降風」、青春の記憶を喚起 学生映画祭での反応よし)」 林書宇監督は、「刺青」で副監督をやっていた。一見すると、眼鏡をかけた頭の良さそうな好青年で人当たりもたいへんよくソフトな印象、なんだが、お恐れながら、そんな(だけの)ヒトが映画監督なんかやれるわけはない! その実態は、ソフトな外見をも武器にするほど狡知に長けた必殺映像人、つうところなのであろう。 げんに、別のニュース記事によれば、「九降風」では、男女の絡みのシーンで新人女優に「背中全露出」の演戯をさせておきながら、編集では「すべてカットしてしまった」という。なんか理由があったんだろう。俺なんかは、誰かが脱いでどうこう、というシーンよりも、そうやって「鬼の編集」を経て完成された映画の方に興味がある。 そして、いずれそのうちに、林書宇監督の作品に使ってもらって、「鬼の編集」を生き残るような演戯をしてみたいと思うのである。 …でもとりあえず今年の台北映画祭は「胡蝶」が受賞するといいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月12日 01時55分20秒
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