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原発事故で、多くの人は、原発は怖いということが分かったんだろうと思う。
身近なところでの話題でも原発賛成派と原発反対派という感じではなくなったと感じている。 今でも、34万人の非難している人がいる事実。 原発とは、事故が起こると、こういうことだと目に見えている事実だけでも、そう。 原発の危険性や環境問題に対する意識がどうとか、 原発運動をしている人か、活動していない人かとか、 もう、そんなレベルの話ではないのではないんじゃないかなあ。 今日、長く原発反対運動と反原発の専門的お仕事をされてる人から、 いいニュースと連絡があった。 福島第1原発の4号炉が不安定な状態であることは、報道でもなされているが、 4号機の近くには大量の燃料保存庫があり、世界はそのリスク(4号炉からの何らかの影響で燃料に何かが起こるきっかけみたいなこと)を考えていると、国連も動くかもしれないと。 国連が動くことは、いいニュースかもしれないが、 そのことを知らなかったものにとっては、ショッキングな非常に悪いニュースでもある。 伝えて欲しいと言われたので、内容確認のつもりで詳しく聞いて話していたら、 その人は怒り心頭で口論になってきた。なぜ、怒るのかなかなか分からず、困った。 かみ合わなくて泣きたくなったけど、辛抱して話を続け、 なぜ怒られるのか、私が怒られないといけないことを口走ったのか聞いた。 専門的な仕事の評価を疑われたと感じる質問だったという。 私が疑うのではない、様々なレベルの人に受け入れられやすい伝え方をするために、 詳しく確認したかったということを、分かってもらうのに、多大な時間と説明を要した。 そして、最後に、みえさんが伝えたらいいと思う人にそれとなく伝えてくれたらそれでいいと、聞いて不愉快な思いになってしまうような人には言わなければいいと言われた。 そういうものかもしれないけど、単なる考え方や意見ならそうかもしれないけど、明らかな事実なら事実としてどう考えるかは自由とした上ででも、共有しておきたいと思うから、できるだけ事実として受け止めて話ができるように伝えたいと思う。 多くの人は、自分でどうにもできないことで、大きな危険や悪い情報を知らされたとき、ショックを受けると同時に不快に思い、聞かされたことに怒りすら覚えてしまう。だから、楽観的な情報が好まれる。だからといって・・・。だから、今の社会になっていったとも思えるところがある。 とても、苦しい。こどもたちは、すべて諸々を引き受けて生きていくし、その子どもたちも、わが子に引き受けさせる苦しみと次の子どもたちが引き受けることになっていく。 原発が安全か危険かの研究と議論よりも、 もう、どうしたら、原発(核)の危険がない社会にできるか研究してほしいと切に思う。 私なりに細々とは考えているけれど・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月06日 21時35分49秒
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