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続・絨毯屋へようこそ トルコの絨緞屋のお仕事記

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2008年09月12日
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エフェオヤというのは特別なオヤである。

エフェが使うオヤである。
エフェとは何かというと、古いトルコ映画などにときどき出てくるが、村の威勢のよい若い衆とでも言えばいいのか(若くない人も使うけど)、日本語にすると難しいのだけど、要するに男性である。


その村の男性がこんな派手なオヤを頭に巻いていたのである。
想像するだけでも楽しい。
古い写真でや、民族舞踊などの衣裳として形だけ真似た簡単なものは見ることがあるだろうけれど、当然のことながら現代ではエフェもエフェオヤも目にできるものではないのである。

さて、イーネオヤのコレクションをする人にとって、このエフェオヤはやはり特別である。
1枚は手にいれないと気がすまないものである。
ところが、やはり手に入れられないもののひとつである。
そこがコレクター心をますます燃え上がらせるのである。

といっても100年前の古いエフェオヤはそうそう手に入らないと思ってよい。


P1010084.JPG


P1010083.JPG



これはエフェオヤの技法を忠実に守った、近年のエフェオヤである。
近年と言ったって、ガーゼ布は少なくとも40、50年ぐらい前の手押しものである。
新しめだからと言って侮るなかれ。
テクニック的には誰にでも作れるものではなく、これらは主にアイドゥン・イズミル地方のエフェオヤであるが、その技法を現代に伝えられる少ない作り手による稀少なものである。


もうひとつ。こちらはシマシマ模様の布を使った、典型的なエフェオヤのスタイルである。


P10100741.jpg



P10100761.jpg



本物のエフェオヤの特徴のひとつとしては、芯に「馬の尻尾の毛」を使うこと。
この2点のオヤも馬の尻尾の毛を使って編んでいる。

そしてモチーフに「月・星・太陽」を使う。

上のエフェオヤのオヤ部分の直径は約5.0cm。
下のエフェオヤのオヤ部分の直径は約7.5cm。

興味がある方は弊社のサイトからミフリ社長へメールをください。
以上2点は販売可能品です。

追記:シマシマは売れました。







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最終更新日  2008年09月14日 21時32分56秒
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