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マイキーなまいにち [全266件]
宅配便が来て、ダンボールのゴミが出たので、マイキーと一緒に捨てに行った。 所定の場所に置き捨て、さて帰ろうかと思ったら、ズズズズ…ズリズリズリズリ…妙な音がする。見ると、今捨てたばかりのダンボールを、マイキーがくわえて引きずって来ているではないか。 ゴールデンレトリーバーは、狩猟の際に打ち落とされた獲物を、飼い主の所に持ち帰る仕事をしていた犬。運ぶのが好きなのも、そういう犬種的な習性かもしれない。 でもね。 出したゴミまで持ち帰るなんて、そこまで律儀に“回収”することはないんだよ、マイキー。
訓練日だったが、雨でお休み。なので、この日の記事は、レッスン記録のかわりに招呼の練習過程の続きを書いておきたい。前回は、マイキーの中の混乱が少し解けた、というところで終わっているから、その続きから始めよう。今回は、血みどろの話はないので、安心して読んでください。 これまで書いてきたのは、「ショックを使って早く来させる方法(怖さで教える方法)」だが、先生からは、これと並行して、「本番通りに呼び(座れ待てで10メートルぐらい離れて来いで呼び、脚側停座(横に座る)。これをノーリードで行う)、行けば楽しい、と思わせる方法でも練習するように言われていた。(楽しいのは、来る道中ではなくて、来た「後」) 今回は、後者の練習過程を書き残しておこう。 10月28日 「行けば楽しい」それを強烈に印象づけるためには、単純に言って、楽しくない、という比較感情が必要ではないかと思う。行きたくないなあ、いやだなあ、でも、行かないと叱られるしなあ…そう不承不承行ってみた所、思いもよらず、おもしろかった。こういう体験が積み重なって、犬の中に「楽しい」印象が強く刻まれるんじゃないかと思う。(闇があるから光が際立つ、みたいなものか?) けれども、マイキーは、ノーリードで招呼をかけると、砂煙をあげて全力で走ってくる。これでは、来る前と、来た後での気持ちの振幅がほとんどない。いや、それでもいいのだ。いつでもどこでも同じようにカンペキな出来を保てるならば。 でも、以前も書いたように、マイキーは、突然ひどく遅いスピードで来ることがある。ということは、つまり、その場その時の雰囲気やテンションで早く来ているだけであって、(マイキーにとっては「行く」)「行く」という行為が純粋に楽しくて、或いは、行った後の楽しみを期待して早く来ているわけではない、ということになる。だから、普段どんなに喜んで来ているように見えたって、本当の意味で成功しているわけではないのだ。 もう少し補足しよう。テンションというのは、その場の環境、状況に依存するものだが(例えば、飼い主が楽しそうにしていたら、自分も楽しくなるみたいなもの)一方の「行く」行為が純粋に楽しい、おもしろいことが待ってるから、早くそちらに行きたい、というのは、自分の気持ちに立脚してのこと。動機の立脚点がマイキー自身の欲求にあれば、環境に左右されず、早く来ることができるはず。 だから、犬が自分で期待して来るように指導する。状況依存的なテンションではなくて、必ず早く来たくなるようなテンションに、指導手(私)が作り変えていく。そのために、気持ちの振幅を大きく持たせた方がいい、私はそう考えたのだった。 でも、いつも勝手に盛り上がっているマイキーの意識に、どうやって「期待感」を植えつけていこうか。とにかく、来た後に、少しでも気持ちが振れるよう工夫するほかないわけだが、今までのように、ふつうにボールで遊ぶのでは、強烈さに欠ける。うーん、どうしよう。以下に、苦しみの跡を書いておきたい。 でもその前にちょっと休憩。お散歩アルバムでも見ながら一息つきませう。頭がごちゃごちゃするわい。 手前の白い小さな花は、群生するイヌホオズキ。 この花も、暖かいうちは、競うように咲き乱れていたが、寒くなって勢いを失い、かわりに黒く熟した実が目立つようになってきた。 散歩しながら、毎日成長の様子を見ていると、雑草とはいえ友達のような親近感が湧いてくる。だから、実がなっているのを見つけたときは、思わず、おおっ!おまえ、実が出来たの!と、しゃべりかけてしまった。緑の中に、点々と黒い実がなっているのは、遠くから見ると不気味で、一瞬ぎょっとなる光景なんだけどね…。 はい!休憩終わり。訓練の話に戻ろう。これからは、私の「楽しませ」工夫話を聞いていただきませう。 工夫その1 グランドの外で練習する。 いつも練習しているグランドは、すり鉢みたいな地形になっているので、まず、グランドに面した歩道で招呼をかけ、マイキーが来たら、グランドめがけてボールを投げる。斜面を駆け降りながらボールを追うスリルを味わうことで、いつも以上にエキサイティングな楽しさを感じてもらえれば… 工夫2 藪の中のボールを捜し出すのが好き、という「趣味」を利用する 招呼をかけ、来たらボールを藪に投げ入れるのだが、ただし、しばらくは首輪を掴んで放さない。行きたくてウズウズした気持ちにさせ、期待感が高まった瞬間に解放。こうやって、ボールに対する執着心を高めることで、探す楽しみを倍加させられれば… 工夫3 普段練習しない道で練習する いつも歩くだけの道で招呼をかけ、来たらボールで遊ぶ。遊べるはずがないと思い込んでいる道で遊ぶことで、意外性を突き、おもしろさアップを狙えれば… などなど、やってみると、どれもおもしろがってはくれるが、だからといって、何かが変わっていく印象は受けない。どうしたらいいんだ。こんなことでいいんだろうか…ほとほと途方にくれてしまった。
「マイキーを交配するつもりありますか?」 訓練の先生から、突然、電話でそう尋ねられた。 「こ、交配ですか…ないですけど、なんで?」 「僕の知り合いの訓練士で、マイキーを交配させて欲しいと頼んできた人がいて」 突然のことで、頭が真っ白になってしまった。なぜマイキーに白羽の矢がたったのかは知らない(びっくりしすぎて聞きそびれた)。でも、抜群の訓練性能と、ハイクオリティーな容姿を兼ね備えたマイキーだ。魅力的な交配相手であることは、私にだってわかる。こないだの競技会でも、あの犬すごいなあ〜と、訓練士仲間でちょっとした噂になっていたとか。もしかすると、そんななかのひとりが話を持ちかけたのかもしれない。でなければ、一面識もないその訓練士にマイキーのことが知れるすべがない。 まあ、そんなことはどうでもいいんだけど。 今日の記事のタイトル、「マイキーパパになるの?」の答えを発表しよう。 マイキーは…パパに…………なりませぬ。いろいろあって、考えて、この話はすっぱりお断りした。でも、マイキーの遺伝子を後世に残したいと思ってくれたひとがいる…そのことは、私にはとっても嬉しい名誉なことだったので、みなさまにも慶事としてご報告することにした。 マイキーは、私の理想のゴールデンレトリーバー!
散歩から帰ってドアを開けようとしたら、手が滑って鍵を落としてしまった。 「マイキー、ちょっとそれ、拾ってくれる?」 落ちた鍵を指差すと、マイキーがひょいっとくわえて、手元まで運んでくれた。ただそれだけのことなのだけど、何気ない意志の疎通に心がほんわか嬉しくなった夕暮れの出来事である。 ↓見にくくて、ボツ写真かなと思ったのだけど、これも「何気ない」ワンショットということで…(画像の下の方が頭。地面の匂いをかいでるところです。…説明しなきゃ分からないような写真、やっぱ出しちゃだめ!?)
図書館で、高橋健司さんの「空の名前」という本を借りてきた。美しい写真に目を奪われて手に取ったはよかったけれど、家に帰って開いてみると 序章ー気象学による雲の分類法 うっひゃー。思わず本を閉じたくなるような固い言葉が書いてある。巻頭に戻って注を読めば、 「本書は、空や天候、季節の移ろいに関する日本語を、それをイメージした写真と共に紹介する歳時記風天気図鑑です」とのこと。 え。これ、ただの写真集じゃなかったの?いやいや、写真集なんだけど、随所に細かい字で、難解そうな言葉が説明されているから、気になってしょうがない。うう…なんだか、しちめんどくさい本を借りちゃったのかもしれない。 でも、これも何かのご縁だ。空を見ない日はないのだし、どーせヒマなのだから、この本で調べながら、いろんな雲の名前を覚えてみようか。というわけで、本をバッグにつめこんで、散歩へ行く。 本日の天気は、晴れ。早速空を見上げれば…おおっ。羊雲!(だよね?) でも、羊雲ってのは、俗称で、気象観測上の分類によると、高積雲というのが正しいらしい。へえ〜。なんでも、気象観測では、雲を基本形によって十の「類」に分類し、空にある雲はすべてその十類のどれかにあてはまるのだとか。さらに、「類」は、雲の形や塊の組織により「種」に細分され、雲塊の配列や雲の透明度の違いで分類したものが「変種」で…って、なんのこっちゃわからんからやめませう。 とにかく。この天気図鑑に掲載されている100枚を超す雲の写真の中から、その日の雲と似た一枚を探し出し、名称・俗称を知る。これを日々のゆる〜い楽しみにしてゆけばそれでよい。むずかしいことは、あと、あと。 さて、楽しみは空ばかりではないぞ。地上に目を向ければ、いつも遊ぶ緑地帯も、この数日で、紅葉がぐっと進んでいる。 この一帯は、常緑樹が多いので、イワユル「錦綾なす…」とはいかないが、それでも、緑の中に赤や黄の微妙な色合いが加わると、いくらか絢爛な感じがする。 こないだ、たまたま読んでいた本で、紅葉のしくみ(?)について知った。ああ、葉っぱって、そういうふうに色づくのか…と、いたく感動し、ひとつ賢くなったつもりで喜んでいたら、後日、同じことが、子供の百科辞典に載っているのを発見。ちょっとショックを受けてしまった。 なぜ紅葉するのか、考えてみれば、子供だって知りたくなるような不思議な現象なのに、いつしか、そうゆうもんだと思って見るようになっていたから、これまでン十年ともみじの下を歩いていても何の疑問も起こらなかったのだ。子供のようなまっさらな目で見れば、世界は不思議なことだらけなのにねえ。知らないってことより、知らないこと、不思議なことに出会っているのに、まったく好奇心が騒がなくなっていることが、ショックだった。 さてさて。帰りがけに再び空を見上げると、遠くに、さっきとは違う空模様が広がっている。高橋さんの図鑑を広げて…えーっとこれは多分…層積雲(類)の波状雲(変種)…俗称でいうなら畝雲ってやつ? 調べるって、楽しいな。まあ、私の「調べる」なんて、子供の自由研究みたいなものだけど、それでも、ちょっと知っただけで、世界が開けて見えるもんね。それに、知識や経験は、あればあるほどひとを謙虚にしてくれるような気がする。知る瞬間は、今日まで自分がそれを知らなかったことに気付く瞬間でもあるから…。 (追記。雲の名称は、間違っているかもしれないので、くれぐれも信用しないように!by管理人)
腸の掃除&血液サラサラ効果があるという小豆。犬の健康にもいいそうなので、早速今日の晩ごはんに入れてみた。 小豆の“和”なイメージから連想して、大根、にんじん、水菜、さつまいも、めかぶ、まいたけ、トーフ、サバを使った和素材おじやにする。(あと、発酵食品であるお味噌も少々) あずきを炊いていると、なんだかノスタルジアな気分になってきたので、昭和のお袋さんなテンションで、トーフも手作りしてみた。(写真の黒い器に入ってるのがそうです)といっても、市販の有機豆乳ににがりを混ぜてレンジにかけただけの簡単トーフ。誰でも出来る。 ところで、マイキーはトーフがあまりお好みではない。単品だけでは、絶対に口をつけないのだけれど、作りたてならもしかして…とあげてみた。 結果はやっぱり×。最初は警戒なく食いついてきたのに、口に入れるや否や、「なんじゃこれ、いらん。」と、ぺっぺっと吐き出す。 ふーんだ。嫌いでも、おじやに混ぜたら食べるの知ってるもんねー。 で、完成したのがこちら。大根は、食べる直前におろしにして、生で。生大根は、体にいい酵素を効果的に摂れるそうです。 食べる時は、鍋ごと豪快に。あ、行儀悪いっスか。
早朝、トイレに行きたくて目を覚ました私。いつもの起床時間にはまだ早く、マイキーはすやすや夢の中。起こさぬように、そっと寝床を抜け出し、爪先立ちで足音を忍ばせて洗面所に向かった。 と、しばらく行ったところで、背後からドドドドドドドと地響きが迫ってくる。振り返ると、マイキーが悲壮な顔で追いかけてきていて、立ち止まった私に飛びつきながら、ぴぃーぴぃーぴーぴーぴいーいーと、笛のようなピーピー声を浴びせてきた。 どこへ行くの?なんでボクを負いてくの?とでも訴えているのだろうか。狭い我が家、こんな朝早くに一人でいくところといったら、トイレぐらいしかないでしょ。 そう言いつつ、私は、べったり甘えっ子なマイキーがかわいくてならない。 日中や夜中なら、私がトイレに立っても気にせず寝ているのに、朝方だけは、必ず飛び起き、追いすがってくるマイキー。一日の始まりには、出会えた喜びを新たな気持ちで伝え合いたいんだよね。きっと。 いつも一緒だワン 街で見つけた秋の色彩 |一覧| |