老圃洞駅(ノポドン)を出発したバスは高速道路に入り慶州へ。距離は70km。所要時間は50分から1時間。老圃洞を発車して10分ぐらいすると、人気(ひとけ)のある建物らしきものを見かけない。山の中を走行している感じ。40分ぐらいで、田園風景が広がる。というか田畑ではなく、手入れされた草原みたいな感じ。ここら当たりが慶州(キョンジュ)なのか。バスはインターチェンジを降りる。今回の慶州は、行き当たりばったりでツアーなども予約していない。とりあえず、仏国寺(プルグクサ)だけでも観れればというつもりだった。
事前の調査では、現地に日本語サービスのあるツアーがあり、慶州バスターミナルの高速バス乗り場と市バス乗り場の間に観光案内所があり、そこに天馬(チョンマ)観光をいう会社が行っているので、そこにまずは行ってみるかというつもりだった。料金も15000ウォン(1200円)(各施設入場料は別)とあるが、案内には10時発とあり、もうとっくに時間は過ぎている。といううちに慶州バスターミナルへ。到着したのは11時半ぐらい。最悪を鉄道のローカル線で慶州駅から仏国寺駅まで2駅ということなので、鉄道でもと。。。
ターミナルから出ると、いきなり、日本語でタクシーで観光しないか話しかけられる。もう観光バスもないし、市バスでは一箇所か二箇所しか観れないし、タクシーなら4箇所は見れるというし、料金は15万ウォン(12000円)といわれたが、ちょっと高いので迷って、観光案内所に行ってみてからと答えたら14万ウォンでいいとなり、午後4時台の釜山行きのバスに乗りたいんだけどと言ったら、短い時間だから「じゃ13万ウォンで」いいということになった。昼食をとってからと答えたら、知り合いの店で食べてくれるなら12万ウォンでいいよ。と。昼ごはん代はひとり1万ウォン(800円)だというので、ちょっと損した気分だが、料金は昼食代込みで先払いして、まずはタクシーへ乗り込む。乗り込むと携帯電話で、1時ごろお客さん連れて行くとお店に連絡していたみたいだ。
バスターミナルにはこうした人たちが何人もいた。きっと競争なのだろうか。
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