|
カテゴリ:舞台の記録
(ややネタバレ)
初キャラメルボックスです。 【キャスト】 弦次郎:岡田達也 山岡/月真:篠田剛 鏡吾:上川隆也 初音:小川江利子 英之助:大内厚雄 ふじ:岡田さつき 隼助:細見大輔 みお:岡内美喜子 三郎太:畑中智行 帆平:川原和久(客演) 虎太郎:筒井俊作 【ストーリー】 大政奉還が近づく江戸。上田藩士たちは藩の行く末を案じ、議論を戦わせながらも、和気藹々と武術の腕を磨いていた。そこへ大阪詰めだった英之助が戻ってくる。弦次郎と英之助は幼いときからのライバルでもあり親友でもあり、初音への想いも同じ。 しかし、ふとしたことで銃が暴発し、弦次郎は聴力を失う。この事故の責任を強く感じる隼助と虎太郎。折から藩上層部への不満が高まり、藩士たちの間には緊張が。こうした中、英之助を弦次郎が斬殺した。これを見ていた鏡吾が弦次郎の処罰に向かうが・・・。 【感想】 ●前半、集中力を失ってました● クニの行く末を案じる若者たち・・・ってまるで先週みた・・とか、TVの「新撰組!」で観た展開がでてくると、おお~~!!とか。 しかし、これはあくまで個人的な事情!! 開演後、すぐに音響トラブルが発生し、数十分ぐらいかな?断続的にノイズが発生したのです。周波数の合ってないラジオをONしながら舞台をみてるような感じ。セリフが聞き取れないことも。あーーーん!散々前説でお静かに!っていっておいて、これってあり??。でもその後やっとおさまり、ようやく幕末に旅立てたのでした。 ●きれいな殺陣● あの舞台にあれだけの人数でぶんぶん刀を振り回していても、すごくきれいでした。 あまりにきれいすぎて殺気とかみたいなのは薄かったかも。みなさん、立ち姿に藩士の凛々しさがあっていいです!! 体を張ったお笑いどころもぴっちりでした。 ●今回のストライク● ・人: 大内厚雄さんです。しょっぱなにちらっとででてくるときから存在感あって、声がすっごくきれいでした。 ・シーン: やっぱり英之助が死んでいても弦次郎と通じ合っているところでしょう。 弦次郎が(なぜ殺した?)ときかれて(わからない)と答えた場面は結構うるっときました。 ●その他● ・鏡吾: (鏡吾っていったいどうしてそうなったのか、何をしたかったのかよくわかんなかった~~~)と思ってました。しかし、翌朝になってじわじわときましたね。私、この「一夜明けてじわじわ」ってタマにあるんですけど、鏡吾もこれでした。へぇ、鈍いタチなもんでスンマセン。 彼の抱えてきたものの重さ・抱えてきた時間の長さ・英之助と弦次郎や他の藩士への屈託・・・。そして最後に鏡吾を斬らない・斬れない弦次郎の心中を思うとつらいです。 ・ワンセット: SHIROHやレミゼでセットがごろごろ変わる舞台になれたせいか、新鮮でした。時間も場所もどんどん変わっているのに。やっぱりご出演者のお力ですね。 ************** 【カテコ~上川さんおもしろすぎ!】 ・小川さん(多分・まちがってたらごめんなさい)から「本日のすばらしいスペシャルゲストを紹介します」とご紹介があると、なにげなく上川さんが(オレだな~)的に数歩前進!川原さんがふにゃふにゃ~にへたり込んでしまいました。 ・岡田さんから、(本日の音響トラブルごめんなさい)というご挨拶があり、「お詫びのしるしに」というと上川さんが 「踊れ!」 場内大爆笑で、岡田さんが袴じゃムリですよ~みたいに返して「それはともかく・・」というと今度は上川さん 「歌え!」 岡田さんは「SHIROHで散々歌ったじゃないですか!!」と逆切れ。場内大拍手。結局「お詫びのしるし」は、オリジナル葉書と、「タオルと手ぬぐいのどちらかひとつ」。この手ぬぐいを出した時に上川さんは 「タモリ倶楽部か!」 ・この日は大内さんの33歳のお誕生日だったそうで、ケーキ(ろうそくの絵1本付)でみんなでお歌でお祝いでした。ふ~~って火を消す代わりに、絵のろうそくを抜いて。 これからも波乱万丈な役者人生なのかな~みたいなコメントがありました。おめでとうございます。 *********** なんだか「劇団」っていう手作り感いっぱいの雰囲気をもらってきました。予期せぬおみやげとカテコでオトクな感じ(・・・おいおい)。また別の作品も観てみたいです。 私は手ぬぐいを頂きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[舞台の記録] カテゴリの最新記事
|