NO DAY BUT TODAY

でしかみれなかった島地くんの「その後」 が気になって行ってきました

会場は六本木ヒルズのすぐ近くの「Super　Ｄｅｌｕｘ」
ライブハウスみたいなちっちゃいところで　私にはハードル高め・・・と　びびってたけど　ガイジンさん含め　会場の人がいい感じで応対してくれて　和みました
飲み物も　おいしかった

　The Forsythe Companyにてワールドワイドに活躍する島地保武、
  待望のソロ公演！
　彼の人生におけるカルチャーの歩みが集約され・・・

・・・・という内容なので　エンタメ色はほとんどないし
私（初心者）には　ダンスというより　パフォーマンス
客席とステージは近いし　緊張感ある１時間だったけど

実は結構笑いがあって

でも　コミカルというより　シニカルだったり　
笑いながらとか笑った後で　「これって　・・・笑っていいの？？」という内容だったり

能楽師の津村禮次郎さんとのアフタートークが30分ぐらいあって（これがなかなか面白かった）
島地くんが
　「笑いは大好きだけど　どっかーーんと笑われると　自分の狙ってたところと違うなと
　　昨日は客席爆笑だったけど　今日はそうじゃなくて（「クレバーな笑いね」/津村さん）
　　なかなかよかったかな。。。」

　　・・・・ほっ

島地くんは　ある日池袋の会場（芸劇？）で　津村さんに　「能を教えてください！」と突撃して　弟子にしてもらって、　「身体が柔らかくて動きすぎるので　そこをちょっと締めるというか・・」という動きを習得しているらしい

津村先生いわく　「能も出てきたときは　コンテだった」と　
ふーーーん

全身もじゃもじゃの着ぐるみで出てきたときは　「２００１年宇宙の旅」みたいだったけど
それを裏返して　裏の自分を表に出すみたいな。。。
脱いじゃった自分は　自分でキスしていったり・・・
黒い袋の中にはいって歌う「今日もショータイム」は　ずっと帰るときぐるぐる・・・
夢の話は　日替わりなのかな　「鳥居の上に・・・・」イッセー尾形みたいで　面白かった

「西へ行って・・・・　西へ～～!!!」　から　がんがん踊るところは　音楽もよくて

最後のピンポンも　くっきり余韻が残りました

フォーサイスカンパニーはドイツにあるけど　ダンサーにはドイツ人がいなくて会話は全部英語　


そんななかで
　「自分に無いものは表現できなくてもいい　あるものを掘り下げていけば」
　と　さりげなく言えた島地くんは　
ジャージでヒゲ面だったけど（それでもキレイだったし・・・って　こらこら・・・　）　たくましくて自信があって　ものすごくかっこよかった


来年も夏休みにはまた帰国して　公演するみたいです


会場には　ＮＯＩＳＭのチラシがあって　これも観てみたくなりました