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みなみ*
舞台、映画、読書など。 思うがままに書いています。
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デビット・ルヴォー演出 舞台監督:瀧原寿子 プロデユーサー:北村明子
ノラ:宮沢りえ ヘルメル:堤真一 クロクスタ:山崎一 ドクター・ランク:千葉哲也 クリスティーネ・リンデ夫人:神野美鈴 乳母:松浦佐知子 メイド:明星真由美 シアターコクーン劇場
3幕の舞台は初めて。 1時間弱 × 3回。 緊張感が続くので、2回休憩は私にはちょうどよかった。 お金と体力さえあれば、また観たいですが 立ち見もいっぱいだったなので、チケットはもう入手困難かな? ネタバレ注意です
100年以上も前の外国のお話を、今の日本で(それも渋谷で)演じるということ。 プログラムは面白かったので、買ってよかったです りえちゃんのノラは最初から最後まで、ずーーっときれいでした。 一幕は輝くような満ち足りたかわいい人妻。 ばん!舞台に出たときから、あーー、もーー、きれい 一瞬で【人形の家】というタイトルにぴったりのポーズを決められるのは、華のある女優さんだからなのでしょう。 堤さんのヘルメルも誠実そうで、絵に描いたような幸せな家庭。 ノラはもっと硬い感じかなと思っていたら、おきゃんで、意外にけなげで、自然体で。 ノラの変化を表す衣装もツボ。 一幕はピンクで 二幕はブルー 三幕は タランテラのドレス ⇒ モノクロ カテコはモード系カジュアル ピンクとブルーのときは靴を脱いで裸足 モノクロは理知的で カテコのときは バレエシューズで普段着みたいにナチュラル。 舞台は四角で回転するもの。 一幕では、ノラがオルゴールの上にいるお人形のようだけど 三幕では(ヘルメルが手紙を燃やした後)、回る舞台の上をヘルメルがノラに「大きな羽で守ってあげる」「許してあげる」とか、勘違い発言乱発しながら歩いてる。 ああ、ヘルメルも解放されてないのね、と。 ここはご本人もプログラムで書いてるけど、ちょっとコメディだーー 堤さんは、なーんか人の好いヘルメルで、憎めないなぁ。 きっとね、あれから一生懸命になって、ノラに認めなおしてもらおうと努力しそう。 この先に苦労はあるけど、希望もあるかも・・と思わせる終わり方。音楽も面白かった 本ではさらっと読み流してしまってたけど、クリスティーネとクロクスタの関係はすごーーく大事だったのだ。 再会のところは、情感たっぷり。 今後のヘルメル夫妻への道筋にもなるかな?と思わせるに十分。
終わってから、出てきたコ達が 「なーんでさ、言っちゃわなかったのかな」 「そうそう、さっさと言っちゃえばいいのにね、よくわかんない」 「本読まなきゃわかんないかもね」 うーーん、そぉぉゆぅぅ見方もあるんだねぇぇ ・・・世代の違いってヤツを感じました、ひしひし
マシュー・ボーンのロミオとジュリエット 2024.04.20
東京シティフィル/小林愛実 2023.01.28
モンテカルロバレエ「じゃじゃ馬ならし」 2022.11.13
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