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カテゴリ:TV
脚本を書いたダルトン・トランボはレッド・パージに遭っていた。
だから、公開当初、この作品のスタッフにトランボの名前はクレジットされてない。 番組のゲストは中村うさぎ先生と斉藤由貴さん。 二人ともいいコメンテイターでした。 「ハリウッド10」。赤狩りは、わかりやすく、効果的な映画関係者も狙った。 トランボは、公聴会でもユーモアを交えながら筋を通し、偽名で作品を発表し続ける。 自由の国.アメリカなのに、正義という 大義の下、結構なことをやらかしていたのね。 ウィリアム・ワイラー監督がスゴ腕なのだ。 キャストをエリザベス・テイラーとケーリー・グラントから変更。レジスタンスシンパのオードリーを発掘し、赤狩りに抗議するグレゴリー・ペックを起用。 カラーフィルムを諦め白黒撮影でガマンする代わりに、全編ローマロケにして、パージされていたプロデューサーやスタッフと、現地で作業する。 こうしたことを知ると、作品がまた違った意味を持ってみえる。 ほろ苦いおとぎ話も、逆境のトランボの不屈のエンタメ魂と、クリエイター達の秘密の信頼関係の上に立ったものなのね。 何十年過ぎても愛される作品に、こんな裏話があったとは… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.04 11:13:25
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