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カテゴリ:書評
高橋伸夫(たかはし・のぶお)「虚妄の成果主義 -日本型年功制復活のススメ」(日経BP社、2004.1)を読んだ。今の時代は揺り戻しがあるが、人事制度としては成果主義が絶頂期の時のずいぶん前の本であるが、今更ですが非常に良書であることがよく分かった。要は、「日本型年功制のどこが悪いのか・良さではないか」という主張であり、東大教授だけあって感情的でもなく、経営学的な学術研究経緯を踏まえてはいるものの理屈っぽくなくとても好感が持てる内容である。 「人は金では動かない」ということだろう。とても内容が濃く、城繁幸「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」とは違った面でとても面白い本でした。もっと前に読んでいたらとも思った。(評価:星五つ ★★★★★) 【中古】【古本】虚妄の成果主義 日本型年功制復活のススメ/高橋伸夫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.11 11:01:15
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