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カテゴリ:この本読んだ!!
★【しゃばけ】
★畠中恵 ★新潮文庫…平成16年4月1日発行 ★頃は江戸時代。 廻船問屋の一人息子《一太郎》は17歳。 “薬種部門”で一応働く若旦那の身分だ。 幼少より体が弱く、近所に出かけるんでも親からして大騒ぎ。 2人の手代が子供の頃より護衛に付いているといった按配だ。 しかもその《佐助》と《仁吉》は、《犬神》《白沢》と呼ばれる実は妖(あやかし)。 その他、鈴彦姫(鈴の付喪神)、鳴家(小鬼)、屏風覗き、と周囲は妖怪だらけ。 大棚の坊ちゃんはおっとりと世間知らずだが、案外と芯は強い? やがて、抜け出した夜に殺人事件に遭遇して……。 ★登場人物紹介編のような要素も大きいけれど、話の次が楽しみで、ドンドン読んでしまった。 江戸時代はお江戸の中心地が舞台だが、電気もない暗い闇の中で生き生きと跳梁跋扈する《あやかし》と、実はホントに恐いのはいつの世でも“人間的恨み・憎しみ”と言ったテーマで、ミステリーが進行。 人物の個性が立っているので話の続きが楽しみだし、テレビドラマ化も面白そう……けど、どうなるのかなぁ? 下手なアイドルキャストはやめて欲しいんだけど、ね。 ……サイトを覗いて見たら、脇を固めているのが結構豪華キャストだ。 主人公クンはよく知らないのだけれど、これなら面白いかも♪ さて《一太郎》、実はとんでもない《あやかし王子》の血筋であったよ!!! それも今後どう展開するのか楽しみ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.09 19:14:54
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