カテゴリ:この世界のあらゆるものは、教科書である
わたしは通勤のときにiPodを聴いています。 最近のお気に入りは、ミスチルのアルバム「Home」です。 いつもは何気なく聴いているだけでしたが、今日はなかなかいいフレーズがあるなぁと思いました。 「彩り」より引用します。 「 僕のした単純作業が この世界をまわりまわって まだ出会ったことのない人の 笑い声を作っていく」 いま自分がしている仕事が、目の前で誰かの笑顔に変わる職業は、そんなにないのではないでしょうか? 書類を作成したり、会社の同僚のサポートをしたり、はたまたイベント会場の椅子の準備だったり、お客さんが目の前にいることは稀だと思います。 少なくとも、わたしはお客様に直接接することはありません。 そんなわたしは、自分がしている仕事がまわりまわって誰かの笑顔を作っていると考えることはありませんでした。 目には見えないけれど、自分がしている仕事はきっと誰かを喜ばせていると感じること、信じることは大切なことではないかと気付かされました。 見えているものの先にあるものを「観る」ことって、ステキです。 般若心経の「空即是色 色即是空」も、これを教えてくれているようにも思います。 桜の木々は、いま緑の葉をつけて青々としています。 秋がくれば、葉が散って寒々とすることでしょう。 その枯れ木を見て、ある人は「味気ない木だなぁ」と感じるのかもしれません。 しかし、春になれば目に痛いくらいに美しい花を咲かせます。 枯れ木を見て「ただの枯れ木」と観るか、 それとも「いづれ美しい花を咲かせる木」と観るかで、人の心のありようが異なってくるでしょう。 見えているものの先にあるものを、観る人になりたいと思いました。 今日もステキことを学ぶことができました。 ありがとうございました!! ●今日の天気 晴れ。 ●今日の運動 エアロバイク30分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/30 07:42:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[この世界のあらゆるものは、教科書である] カテゴリの最新記事
|
|