A plus tard !　フランス生活日記

我が家にやってきたお客様。
私は仕事があったので、帰って来た頃にはみんなほとんど食べ終わっていた。
あいかわらず、父は飲みすぎてベラベラとしぇべりまくっているし・・・。
全く恥ずかしい。

みんな日本の家を訪問するのは初めてだった。
留学生にとっては一般家庭にお邪魔する機会ってそうそうない。
だから畳の部屋、障子やふすま、床の間など日本独特の家の作りに感激していた様子。
日本でホームステイを受け入れする家庭ってまだまだ少ないと思う。
家の狭さはもちろんのこと、なかなか余裕が無ければできないことだ。
うちでは何泊かさせてことはあるけれど、何ヶ月も一緒の生活はきっと難しいだろうな。

今回、モロッコの人がいたのでお肉は一切出さなかった。
イスラム教徒の彼はお酒ももちろんダメ。
それなのに、父は酔っ払って「少しぐらいいいじゃないか。」と馬鹿げた発言をしている。
モロッコ人の彼と二人の韓国人（女性）は１９、２１、２２歳だった。
食事中、携帯電話をいじってメールを打っている姿を見て、どこの国の若者も同じだなと思った。
いまや日本だけの現象ではないのだろうか。
それとも日本に来て、最新機種を安価で手にして、触りたくて仕方ないのか。
モロッコ人の彼はソニーの立派なPDAを持っていた。
まだ若いってことか。（私が年とった証拠？）

もう一人の韓国人（男性）は結婚し、３人の子供がいるパパさん。
彼は企業から日本語を勉強するようにと派遣され、単身で来ている。
朝から午後３時まで授業があるようだ。
会社が授業料も、生活費も出してくれて、おまけに給料までもらえるらしい。
太っ腹だ。
それだけ優秀な社員ってことなのだろう。
そんなわけで、彼は３６歳。
やっぱり落ち着いていて、しっかりしている人だった。

女のこ達は交換留学生なので１年の滞在、会社員の彼も一年の予定。
モロッコ人の彼は秋の大学入試テストに向けて日本語を勉強中。
その成績で通う大学が決まる。
４年後、日本語がぺらぺらになっていることだろう。
もっと大人にもなっているかな。