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カテゴリ:音楽
いつもは見ない番組をつけたら、ちょうど上原ひろみが話をしているところだった。
若いジャズピアニスト。演奏しているところがそのままCMにもなったし、注目度も年々上がっているから、ジャズファンでなくても知っている人は多いはず。だって、私が知ってるぐらいだもん。 ボストンのバークリー音楽大学をスタート地点に、学生時代から彼女の活躍は注目を集めて、今やジャズ界の大御所たちと競演するまでになった。 フジコヘミングは母親の音楽教育の元で育ってきたけれど、彼女の場合、育ったお宅はごく一般的なものだったらしく、ピアノを始めたのはヤマハ音楽教室っていうから、至って平凡。ただし、そこで出会った先生が違っていたのね。 ずっと前に見たテレビで彼女が語っていた(ちょっと私の記憶場曖昧だけど)ところによると、その先生は楽譜通りの技術を教えるのではなくて、感覚やイメージで音楽を楽しむ教え方をなさってる。それが彼女の感性を育てて、早くから作曲をすることにも目覚めさせたに違いない。 そして、彼女の努力とユニークで幅の広い考え方。いったんは日本の普通の大学(名門大学だったよあ、どこか忘れたけど)に入ったのは、いろんな人に出会ってさまざまなことを吸収して、芸の肥やしにするため。そこをステップにして、彼女は単身アメリカに行く。当時、英語ができなかったと言うけれど、なかなか頭の良さそうな人だ。できなかったと言っても、私の「できない」とは明らかに違いそう(笑)。 バークレーでは校内に自分でポスターを貼って、自分のコンサートに人を集めてきた。ひろみはすごいと噂が噂を呼び、最後には大勢の人が押し掛ける人気のステージになったのだと。同じ土俵に立つ人からすごいと言われるのは、やはり才能。…と、自分は努力をしてきたと堂々と言えるだけの勤勉さだろうかな。 ちょっと我が身を振り返ったりして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月05日 18時55分17秒
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