|
カテゴリ:音楽
秋の潮風のような爽やかなサウンドをお楽しみください。 ……というPRがまるやさんのHPにあったので、行ってきました。10月に入り、一度は島へ行きたい(というか気持ち的には「帰りたい」という感じ)と思っていたところだったので、ぴったりのタイミング。一緒に行きましょということになっていた音楽好きF氏は仕事でご一緒できず、KAIと私は急行バスで宇野へ。そこから本村港行きの小型船でまるやへ(通常、直島行きは宮浦港行きのフェリーを使うのですが、家プロやまるやへ行くのならこれが便利。ただし乗り場はチケット売り場と離れているのでご注意!!)。 到着早々に白装束の人たちがうろうろしているのを発見。ああ、なんという偶然。今日、本村はお祭りだったのですね!! お昼のまるやはいつものごとく満席。それでも夏場に比べると観光客は幾分か少なく(といっても夏と比べてのことですよ。8月は平日でも多かったですもん)、割合すんなりと店内へ。 ちょうどいらっしゃってたブーゲンビレーアのお二人や主催のハタジさんにもお目にかかれ、その場で似顔絵描いたりして、初っぱなからKAIは大盛り上がり。なんだか今日は楽しくなりそう!! ライブでまたお目にかかりましょうとご一行とは一旦お別れ。昼食をとり、ゆったりしているところへ今度はなにやら笛の音が。おおっ、祭りですな。もうウズウズの私は荷物をそのまま放ったらかしに「ちょっと行ってきます」と外へピュー。古い風情が残るこの地では、まだ獅子舞は健在なのね。家々の前を獅子舞が回っているところで、聞こえていたのはそのお囃子(←んっ、お囃子っていうの?)らしい。祭りには当たり前の光景だからなのか、周囲には特に近所の人が集まっているわけでなく、観光客もいないから写真なんか撮って物珍しそうにしているのは私たち母子だけだ。あんまりジーッと見続けるのもきまり悪くてまた走ってまるやに戻る。 ライブまでにはあと1時間。今日はスケッチをしたいというので、また後で来ますと二人で神社への階段をのぼる。家プロのひとつ「護王神社」ではなくて古い方のお社を訪ね、そこで狛犬を描くKAI。境内はお祭りの世話役の人が二人いただけで静かなものだ。2対の狛犬を描いたところで、下の方から太鼓の音が大きく響いてきた。ライブまではあと20分ぐらいだし、そろそろ下へ降りようかと音のする方向へ。 わー。山車が出ているよ。みこしが3つ。そのうち2つには子供が4人ずつ乗っていて、太鼓を叩いている。白塗りの稚児さんがなにやら意味不明の声をあげながら不思議なリズムを刻んでいるのだ。2つのみこしはそれぞれに違う旋律があるらしく、なんともいえない神秘的なハーモニーになっていた(4人一組でピシッと息を合わせている、それはお見事!!)。ああ、いいもん見ちゃったわ。ずっと見ていたい気もしたけれど、時間に合わせてその場を離れた。 まるやではブーゲンビレーアさんのライブ準備が整い始めていた。ヴォーカルのYOKOさんは懐かしい香りのするロングドレス。ショートヘアとよく似合っている。お客様は店内いっぱい。庭にも空席を待つ人、ライブを楽しむ人でにぎわった。 ボサノヴァ…でいいのかな。二人の音楽はとても心地よくて、“昼下がりのカフェ”気分も盛り上がる。素敵素敵。すごくいい。KAIはギターTATSUYAさんのお母様にほめられるまま、調子に乗ってスケッチしまくる(笑)。大がかりな音響でなく、実にシンプルなスタイルながらそれは本当に心地よくて、体が自然に揺れました。店内のお客様もみんなそうだったんじゃないかなあ。みんな幸せそうな顔していたもの。 あっという間にライブが終わり(ハタジさーん、もうちょい聴いていたかったわ~)、その場でKAIを紹介くださったこともあって今度は似顔絵が大忙しに。夏の再来か、また今日もたくさんの方と出会って、たくさん絵を描いてきましたよ(笑)。 高速バスで今日東京に帰られるという方、仕事さぼって来てますという方、テレビでKAIのこと見ましたよという方、もしかしたら仕事つながってるかもーという方…。 のんびりしすぎて岡山着は6時半でした。 あー、楽しかった。 岡山から直島に行かれる方。JRもいいけど、宇野までは急行バスがおすすめですわ。内装が観光バス仕様で、プチ旅行気分が味わえます。ダンナの車がなくても二人でふらっと行けることをKAIも私も気づいてしまったので、またお出かけしちゃうかも。誰か一緒に行く? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月16日 22時20分00秒
[音楽] カテゴリの最新記事
|