当て物とは?
当て物とはお客さんに当てがう(見せる)物件のこと主に不動産業者が成約したい物件をお客さんに紹介する前に、その物件に似た条件で見劣りする物件を先に見せておいて本命の物件が見栄え良くする為の噛ませ犬的物件である事が多いこの場合、本命の物件は両直の物件だったり売り主の物件だったりで紹介する業者の実入りが多い事が多いつまり不動産業者が成績を上げる為にお客さんに対して仕掛ける営業テクニックの中の材料しかしながら広告の観点に置いては若干違った様相を呈する広告において見せ物は…客寄せの為に見せる物件の事であるこの場合見せ物は2つの特性を持つ●見栄えがして魅力的な物件●情報量のボリュームを増す為の数合わせの物件広告を積極的に行っている業者は常時ご新規のお客さんを呼び込む為に様々な仕掛けを繰り出している後者はお客さんに紹介出来る情報を他社から借りてでも掻き集めてきて自社をお問い合わせ窓口として一般消費者に対して発信しているその背景にはたとえ大手と言えども売り主から直接売却依頼を受けている物件の情報量はたかが知れていると言う事実があるからだだから他社が売り主から売却依頼を受けた物件でも、元付け業者に了解を得て広告活動に使用させてもらう物件情報を大量に発信すればそのうちのどれかは市場のニーズに引っ掛かって反響を得られると言う仕組みだ下手な鉄砲数撃ちゃ当たると言っちゃ言い方が悪いが、不特定多数の業者がそれぞれ有している物件情報を集めてきてデータベース化して消費者にとって見易いフォーマットに落とし込んで公開して行く点ではお客さんに利便性を提供していると言える前者は広告をする際に1発でインパクトを与える物件で、不動産に掘り出し物は無いと言う人もいるがきちんと地場の相場を把握していれば実際に割安の物件は存在するそう言う情報を広告することで客引きをするのだが、総じてそう言った掘り出し物物件は足成約してしまうものだ問題は当て物が成約してしまっても客引きが出来るから引き続き広告掲載されていることがあると言う事実である折り込みチラシや新聞広告や情報誌など紙媒体の広告においてはあくまで印刷発行時の情報なのでやむを得ないこともあるが、路面店の店頭掲示物件やネット公開&自社ホームページに置いて成約してしまった後も客引き出来るのであえて掲載を落とさない事が少なくない賃貸物件の場合には実際には存在しない架空の物件をでっち上げて客引きをしている業者もいると言うから恐ろしい当て物で契約する事はまず無いだろうが、ホントに満足出来る不動産契約に関しては信頼して何でも相談出来る業者をパートナーにして、話し合って物件を見極める事が大切だろう