美竹姫のひとりごと・・・

April 18 2012 at Philadelphia
Pittsburgh Penguins 10-3 Philadelphia Flyers
Philadelphia Flyers lead 3-1

第1ピリオド
01:14 C.Giroux (PP) Ast. J.Jagr , W.Simmonds (0-1)
03:37 E.Malkin Ast. P.Dupuis , R.Park (1-1)
08:05 M.Niskanen (PP) Ast. S.Crosby , S.Sullivan (2-1)
15:06 K.Timonen (PP) Ast. C.Giroux , D.Briere (2-2)
15:52 J.Voracek (PP) Ast. W.Simmonds , S.Hartnell (2-3)
16:19 S.Crosby Ast. M.Niskanen , E.Malkin (3-3)
17:29 J.Staal Ast. E.Tangradi , M.Cooke (4-3)

第2ピリオド
03:07 K.Letang (PP) Ast. S.Crosby , S.Sullivan (5-3)
07:21 J.Staal (PP) Ast. T.Kennedy , K.Letang (6-3)
10:55 S.Sullivan (PP) Ast. M-A.Fleury (7-3)
14:59 P.Dupuis Ast. C.Kunitz (8-3)
16:03 J.Staal Ast. D.Engelland (9-3)

第3ピリオド
04:04 E.Malkin Ast. C.Kunitz , T.Kennedy (10-3)

Pittsburgh M-A.Fleury 22/25SV
Philadelphia I.Bryzgalov 13/18SV - S.Bobrovsky 13/18SV

ここまで3勝0敗のPhiladelphia Flyers
ホームで一気に決めてしまうのか･･･

対する後の無いPenguins
1979年のBoston Bruins 戦を最後に、Playoff でスぃープ負けを喫した事が無いが、その記録がここで潰えてしまうのか、それとも踏ん張りを見せられるのか・・・

ここまでの3試合では、試合開始から2分内にてPenguins の先制ゴールで幕を挙げているが、今日は勢いに乗っているFlyers の先制ゴールで幕開け･･･

第1ピリオド 00:17 Penguins S.Sullivan が、ハイスティックのマイナーペナルティを取られ、Flyers にいきなりの得点チャンスが・・・

ゴール脇での攻防からJ.Jagr のパスが、Penguins 選手のスケートに当たり角度が変わると逆サイドにいた好調のC.Giroux の目前に･･･
一度はセーブされたもののすぐさまリバウンドを叩き先制ゴール。

先制を許したPenguins
01:29　E.Malkin がフッキングの反則を取られ、Flyers に2度目のパワープレーが・・・
しかし、Penguins Flyers のパワープレーを凌ぐと、ペナルティー明けのMalkinへ・・・
そのMalkin が持ち込んでP.Dupuis にドロップパス
そのP.Dupuis からのリターンパスを受けたMalkin がシュートを放つもFlyers GK I.Bryzgalov がセーブ。
しかし、抑え切れなかったパックがMalkin の足元に･･･
I..Bryzgalov のグローブを交わしてバックハンドでリバウンドを叩き、Malkin がこのシリーズ初ゴールを記録。
試合を同点に引戻す。

06:42 今度は、Flyers のB.Coburn のホールディングの反則で、Penguins にこの試合最初のパワープレーチャンスが・・・

このチャンスを活かしたいPenguins
08:05 M.Niskanen が、Crosby からのクロスパスをダイレクトシュート
Penguins が、逆転に成功する。

しかし、Penguins が　13:02 C.Kunitz がインターフェアランス、13:28 B.Orpik がクロスチェック、13:52 M.Cooke がハイスティッキングと立て続けに3つのペナルティを取られると、15:06 K.Timonen 、15:52 J.Voracek の連続ゴールで、Flyers があっさりと逆転に成功する。

後の無いPenguins
16:19 コーナーで粘ったMalkin が一旦アタッキングゾーンのM.Niskanen に戻すと、Niskanenはややセンター方向へ移動してからスラップショット。
低いシュートを、S.Crosbyがゴーリーの目の前で合わせて同点に・・・

更にルーズパック争いに勝ったJ.Staal から出たパックをM.Cooke , E.Tangradi がシュート
共にセーブされるが、Tangradi のシュートセーブされたパックがセンターのオープンに。
17:29 J.Staal がそのパックを無人となったゴールに叩き込み、Penguins が1点をリードして第1ピリオドを終了。

先制こそFlyers となったが、これまでの3試合同様Flyers が追い駆ける展開に･･･

第2ピリオド
予期せぬ展開となるとは、誰が考えただろうか・・・

第2ピリオド　02:51　C.Giroux がハイスティックのペナルティを取られ、Penguins がパワープレーチャンスを得ると、03:07 K.Letang が　S.Crosby からワンフェイクを入れた後のクロスパスを右サークル上で振りぬき2点差に・・・5-3とPenguins がリードを広げると、Flyers はここで先発GK　I.Bryzgalovを諦め S.Bobrovskyを投入。

その S.Bobrovsky。
05:32 N.Grossmann のトリッピングの反則で、交代早々ペナルティキリングを迎える。
そのパワープレーで、07:21 第1ピリオド終盤に勝ち越しゴールを決めたJ.Staalが、T.Kennedy からのパスを受け、S.Crosby ばりの片膝付きシュートで、今日2本目のゴール。
6-3とFlyers との差を広げると、 10:55 ゴール裏でFluery からパックを受けた S.Sullivan が、自陣ゴール裏から1人で持ち込み、真正面からスラップショット。
これがFlyers ネットに突き刺さり、7-3とリードが更に広がった。

この後、14:59 P.Dupuis 、16:03 J.Staal がこの日ハットトリックとなる3本目のゴールが飛び出し、第2ピリオドだけで5ゴールを挙げるビッグ・ピリオドに･･

第3ピリオド 04:04 E.Malkin のゴールで更にもう1点加点したPenguins

08:48 Penguins M.Cooke , J.Vitale. Flyers P.Kubina , W.Simmonds が、乱闘により退場するも、

1990年4月10日at Los Angeles Calgary Flames 4-12 Los Angeles Kings
以来初の10得点を挙げたPenguins が、Flyers を破り、今シリーズ初勝利を挙げると共に、スィープヲをま逃れた。

Penguins としても、1989年4月25日at Pittsburgh
Philadelphia Flyers 7-10 Pittsburgh Penguins 以来プレイオフでは、2度目となる1試合10得点で、アウェイとしての記録では、
1991年5月25日at Minnesota
Pittsburgh Penguins 8-0 Minnesora North Stars
Stanley Cup Finals Game 7
で記録した1試合8得点を更新してチーム新記録となった。

個人成績では、Jordan Staal が、プレイオフでのキャリア初のハットトリックを記録。
2009年5月21日ホームでのCarolina Hurricanes 戦でEvgeni Malkin が達成して以来Penguins としては、プレイオフ10回目、8人目の記録。

Pittsburgh Penguins Playoff Hat Trick

04.25.1989 vs. Philadelphia Flyers
Mario Lemieux 5 Goals

04.23.1992 vs. Washington Capitals
Mario Lemieux

05.09.1992 vs. New York Rangers
Ron Francis

05.21.1992 at. Boston Bruins
Keven Stevens 4 Goals

05.11.1996 vs. New York Rangers
Mario Lemieux

05.11.1996 vs. New York Rangers
Jaronir Jagr

04.25.1999 at. New Jersey Devils
Martin Straka

05.04.2009 at. Washington Capitals
Sidney Crosby

05.21.2009 vs. Carolina Hurricanes
Evgeni Malkin

04.18.2012 at. Philadelphia Flyers
Jordan Staal

2ゴールを挙げたEvgeni Malkin にも、ハットトリックのチャンスがあったが、残念ながらならなかった。
もし、Malkin もハットトリックを記録していれば、05.11.1996 vs. New York Rangers で、Mario Lemieux と Jaromir Jagr で記録して以来、チーム2度目となるところだった。

この日、S.Crosby もゴールを挙げ、S.Crosby & E.Malkin & J.Staal のプレイオフでの通算3度目のトリプルゴールとなった。

次戦は、ホームPittsburgh での対戦。
レギュラーシーズンを初め、ホーム　Consol Energy Center では、Flyers から1勝しか挙げられていないPenguins （8敗)
不利なデーターを吹き飛ばして欲しいものだ・・・