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輪番休業も今月一杯。10月からはまた土日休みに戻ります。
どうやら15日、16日と好天が続く模様。静かな平日の山を楽しむ最後のチャンス!と思い、行ってきました。 コースは上高地~槍ヶ岳~北穂高~奥穂高~前穂~岳沢~上高地というオーソドックスな槍穂高縦走ルート。超人気の山域だけに今まで混雑や渋滞を嫌い避けて来ました。 自宅を3時過ぎに出発、7時頃沢渡の駐車場に到着、7時44分発のシャトルバスで上高地入り。登山スタートは8時20分。 上高地から槍に登るのは私の29歳の誕生日以来二十数年ぶり(笑)。当時の日記を見返すと、「槍沢からが地獄だった」とあるが、今回は終始天国(笑)。20代の私より3時間半早く槍ヶ岳山荘に到着しました。 槍ヶ岳山荘に荷を下ろし槍の頂上まで往復。日没前に東側にガスが湧きその中に虹色の光輪に囲まれた自分の影が浮き出ました。ブロッケン現象でした。夜が更けると満点の星空に天の川もはっきり見る事が出来ました。 翌日は日の出前の5時過ぎに出発、途中の稜線上でご来光を拝みました。 8時前に南岳小屋に到着。小休止後、いよいよ今回最大の難所大キレットへ。急なガレた岩場の下りでしたが意外にすんなりキレット底部に降り立ち、下りの苦手な私はホッと一息。 ところが本番はここからでした。「長谷川ピーク」、「飛騨泣き」と冷や汗ものの悪場の連続でした。しっかりとしたホールドとスタンスを確保し3点支持で移動しないと・・奈落の底です(苦笑)。適当なホールドやスタンスが見つからず進退きわまり茫然とした事も。 思惑よりかなり遅れて北穂小屋に到達したときには一安心でしたが、その後の涸沢岳の通過もキレットと同様の難所で気を抜けず、穂高山荘に到着した時には心身ともグッタリでした。 眼下に見下ろせる涸沢に下りたい!という衝動にかられながらも、それを振り切り本日の最高点奥穂高へ。既に出発から6時間半経過。奥穂高頂上から南に目をやるとジャンダルムと西穂への稜線が。いつかはチャレンジしてみたいコースです。北に目をやると今朝出発した槍ヶ岳が遥かかなたに・・・ではなく結構近くに望めます。コースの険しさと行程のはかどりは反比例です(苦笑)。行程最後のピーク前穂高へのピストンはパスし上高地に下山しました。 2日間好天に恵まれ平日の槍穂高を満喫できました。何より無傷で下山できてホッとしています。結局2日間一歩も走りませんでした(笑)。 コースタイム等はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年09月18日 21時40分49秒
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