宮古馬
宮古島には宮古馬という在来馬がいます。宮古独特の土が浅い畑でのサトウキビ栽培に重宝されてきたそうです。しかしサトウキビ栽培の機械化により頭数が減ってきて、現在では日本の在来馬8馬種のなかで、もっとも少ない頭数となっているそうです。(ネットで調べてみると、一番多かった昭和31年には約12,000頭もいましたが、今では20頭程度しかいないとありました。)性格は温厚で、粗食でも耐久力に富み、小柄ながら力が大きいそうです。本土の馬のようにスマートではありません。でもこんなに愛らしい。この写真、狩俣にある小さな牧場で撮ったものですが、目をとじて大人しく草をはむ姿がとてもいじらしく感じられました。君や、君のお父さん、おじいさんは、ずっと宮古のために頑張ってきたんだね、と。 (ぐーぐー)