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カテゴリ:がん闘病
私の外来での仕事のひとつに、「検便検査の説明」があります。
洋式トイレが多くなった今では、検便検査がなかなかむずかしい状況になりました。 便を水に落とさずに、採取するのがむずかしいのです。 新しい洋式トイレほど、便座内のたまった水が多いからです。 この検査、2本行うのですが、一回以上プラス(陽性)になった場合、ウチの先生は消化器科を紹介しています。 ポリープなどが見つかることが多く、昨年だけで3人以上の方に大腸がんも見つかりました。 その方たちは手術をし、抗がん剤治療を受け、またウチに通院されています。みなさんお元気で、まだ亡くなった方がいない、というのが、父についても期待を持っています。 大腸がんの早期発見のためには、まず、検便検査を年1回は受けましょう、というお話でした。 ちなみに父は、自己申告での発見でした。 外科に通院していても見つけてはもらえなかったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.02 12:55:04
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