中高年の過ごし方

春って、健康診断の季節ですよね。

ウチの患者さんたちも、年に２回の、検査の時期です。

ピークを迎えております。


採血、検尿、心電図、レントゲン。

患者さんによっては、ホルター心電図、エコーなどが、

組まれます。


この季節。だから忙しいのに、

予約外の方もみえて、そういう方々は、時間を要するので、

また、更に外来が、混んでしまいます。



昨日は、朝から、

予約外１号さん。

「横になっていいですか？」待合室で言われて、困ってしまいました。


まだ、先生も来ていません。

診察開始まで、３０分以上あります。

確かに、その時間は、長椅子が空いていたのですが、

検査室のベッドに、ご案内しました。

「昨日から、死にそうに苦しいの」って言います。


苦しかったら、夜間診療所に行けばいいのに。って情報提供しましたら、

「苦しくて歩けないの」

だったら、救急車を呼べばいいのに。ってお教えしましたら、

「ここは、評判がいいから」と。


評判だけで来られちゃ、困るんです。


ウチは、先生が優しいだけじゃなくて、受付さんも優しいから、

評判がいいみたいですけど、

ナースは最悪ですよ。

血圧測定に厳しい、ダークな小波ですから。

（もっと評判、落としてあげようかしら・・・）







ウチは、心臓が専門なんですよ。

出来るのは、心電図と胸のレントゲンくらいですから。


「何番に診てもらえるの？」

え～、予約じゃないので、待つと思いますが・・・


「もう、苦しくて・・・」





この方、数ヶ月前も、その手を使って、

１０人以上、飛ばして、速攻で、診た患者さんでした。

確信犯とは思いましたが、

万が一、ということもありますから、

心電図をとってくれた技師が、大丈夫みたいです、と言っても

酸素濃度が９８％でも、

もしかして、何かあってはいけないと、


１番に先生に相談しました。


レントゲン撮影の指示が出て、

支えてレントゲン室に連れて行き、

撮影しました。


また、ベッドに横になるのかな～と、見ていましたら、

レントゲンが出来るまで、ちょこんと診察室の横の椅子に、

座ってました。


ええーーーーー

死にそうじゃ、なかったのーーーーーー




先生に、紹介状をお願いしたそうです。

しかし、前回も書いてましたから、かかりつけの病院に行くよう

勧めたそうですの。

そしたら、

「紹介状が無いと、何時間も待たされるんです～」って、泣きついたみたいで。


は～～


やっぱり、確信犯。

どこに行けば、どういう態度をとれば、

早く診てもらえるか、よ～くご存じのようです。

最終的には、

「先生のお顔を見てたら、治ってきました」と言って、

歩いて帰って行かれました。


先生すごーーーー