|
カテゴリ:悩んじゃう!困っちゃう!
昼下がり、一本の電話が掛かって来た。
シラトリ受話器を取りましたとも。 「はい。○○○でございます」 「あ~ミケネコ商事だけど、カタダさんおられますか?」 「カタダですね、お待ち下さい」 えーと、カタダ、カタダ。 電話に内蔵されている電話帳を繰る。 ありゃ。カタダは4人もいるじゃん! ミケネコ商事に行ってる人と言えば・・ ミケネコ商事のデーターベースを開くが、カタダさんの名前は載ってない。 「お待たせして申し訳ございません、カタダの下の名前はおわかりになりますでしょうか。」 「ツトム。」 この時点で、ちょっと怒ってるかな・・・って思ってはいたのだが カタダツトム氏(顔もわからん)、内線が鳴っているが、出ない! しゃ~ないなあ・・ 「申し訳ございません、カタダはただ今外出しているようでございますので、如何致しましょう、こちらからお電話致しましょうか?」 「おらんのケ。ケータイに掛けてもええんケ。」 は!? おらんの・・・ケ? ええん・・・ケ? お、怒ってるの・・? 「ケータイ番号聞いとるんやけどな。090・・・」 「事務所貸与の携帯はございませんので、(マネージャー以上のみ貸与)番号がわかりかねます」 「そうケ!」 ケ! またかい! 「ケータイに掛けたらあかんのケ?」 きょえ~~ また ケ! 怖いよ~ 受話器落としたフリして切ろうかな・・ と思ったら 「メールを戴いた件で、お聞きしたいことがあるんですよ~」→柔らかい口調 あれれ? 怒ってないの? しかしその後も柔らかい口調と「ケ!」の繰り返しで 「怒ってない?」 「やっぱり怒ってんの~?ひえ~」 と応対し続け、やっと電話を切るところまで辿り付く。 「電話番号聞かんのケ!」 「あ、(知ってるけど)お願いします!」→逆らわない や、やっと終わった・・ ケ!ケ!ケ!って きょわいだよっ! はっ! こ、これはもしや・・・ そういやミケネコ商事は・・ 播州赤穂にある! つまりこの「ケ!」って播州弁? 私が聞いたことあるのは 「ちゃうやんケ」 とか言う岸和田弁寄りのものだけだったので、同じ「ケ」でも驚きましたわ~ あ~怖かった。 怖かったけど、どうやら怒ってたワケじゃないらしい。 後で担当の事務の人に聞いたら、 「あ、カタダさん、今席を外してるけど・・マネージャーですよ」 ありゃ、マネージャー!(貸与携帯あるやん・・) しかも、こげなとこに座って(意外と近い)はったわ。。 職員が多すぎ、出入りも激しいので覚えられへんねん。 「カタダさんってミケネコ商事担当してる?」 「してますよ~」 ま、間違いなかった。 ヘナヘナ~ 「あ。。シラトリさん、しっかりしてください!」 「だ、大丈夫だよ、ここにメモ置いとくよ」 と置いたメモには時間もシラトリの名前も未記入。 「あら~慌ててますね。クスッ」 「だって~怖かったんだもん~まだ震えてるよ~」 播州人でも岸和田人でもない我が家族が「ケ」と使うと罰金!(大抵言うのはオット) と意気揚々としている私だが、 播州弁はちゃんと心構えをしてから聞きたいと思う事務員、シラトリmiyuであった。 すみませんが、これからは「播州弁です、行きます!」とかゆうてね、ミケネコ商事さん。 ・・・いや、よ~考えるとミケネコ商事さんからの電話、よく取るけど、播州弁使う人初めてやわ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[悩んじゃう!困っちゃう!] カテゴリの最新記事
|